「心身の神癒」より。

2014-02-18 03:59:57 | 日記

              ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~M/FONT>

          第一話

四十二、 一切の空間に充ち満ち、過去、未来を知らず、久遠の現在にして、
        昨日も今日もそして永久に変わらぬ『遍在者』を、あなたたちは
        把握するようにならなければならない。

四十三、 一切の時間が現在であることを知り始めた時、いわゆる切願はしなくなる、
        アレコレの物事が実現するようにとの切願はしなくなるから、
        大きな緊張があなたたちから消える。〔現に〕
        今日というこの日でもあなたたちの中どんなに多くの者が
        心を張り詰めていることか。それは、ましまさぬところなき『遍在者』
        の中に住まわぬからである。
        あなたたちは過去と未来との中に住んで、今の今神の生命が栄光に
        輝いて示現(あらわ)れてい給うのを逸しているのである。 

   
                 ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2014-02-17 06:37:56 | 日記

              ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

四十、 あらゆる機会を利用してあなたたちの知るところのものを現わすがよい。
       あなたたちの愛を注ぎ、すべての兄弟姉妹を祝福せよ、
       そうすれば、人の胸(ハート)と生命との中に湧き上がる愛の洋(わだつみ)
       の濤(なみ)によってすべての距(へだた)りが洗い流されるであろう。
       このような愛をもって一人の兄弟一人の姉妹を祝福するならば、
       あなたたちの実存の中へ、そして又実存の中より外へ、神我の生命と
       愛とが流れるであろう。

四十一、 新約聖書に録(しる)されているかずかずの真理を仮初(かりそめ)にも
        軽んじてはならぬ。もしあなたたちが真実なるものを現わせば、
        あなたたちは真実なるものとなる。
        あなたたちの本性は神性なのである。
        この本性を今の今、自分のものとせよ、なぜならば今こそが久遠であり、
        生命の一瞬々々が今であるからである。
        故に過去を思わず未来を憂うるな。
        未来は、今を生きることによって自ずと現成(な)るからである。

  
                   ~ 感謝・合掌 ~






「心身の神癒」より。

2014-02-16 02:08:43 | 日記

            ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

三十七、 もろもろの河が流れては大地に生気を与えるようにも、
       あなたたちはかの永遠の生命の流れを外部へと放流することが
       できるのである。
       見えざる霊的質料のみが本質であり、かつ又あなたたちの
       めいめいの今の生活の中において現わし得る唯一の実在である。

三十八、 あなたたちの意識はその反映である。
       物質界すなわち形而下の世界におけるあなたたちの意識は、
       御自身を表現しつつあるこの久遠生命の反映である。
       この生命を自覚すればする程それはあなたたちにとって
       より一層現実的なものとなってくる。

三十九、 かくて頭脳、神経系統及び肉体がそれで満たされる。
       それは心の波動を地上に於ける生存を越えた域にまで高める。
       然り、やがてそれは体を変質して完全な器とならしめるのである。
       本来「聖なるもの」こそが唯一の実在であるからである。

    
               ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2014-02-15 02:38:53 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


        第一話

三十四、 『わたしはアルファにしてオメガ、始めにして終わりである。
        わたしは渇く者に生ける水の泉を惜しみなく与える。
        わたしは自ら始めにして終わりである。
        わたしはもろもろの預言者が語った者であり、
        あなたたち一人々々の中に在る神我(キリスト)である。
        わたしたちの間には何らの分離はないのである。
        しかるにあなたたちはわたしをあなたたちの届かない遙か彼方に
        祭りあげてしまった。

三十五、 あなたたちは心の中でわたしを及ぶべからざるものと考えてきた。
        しかし、わたしはあなたたちの胸(ハート)の密室の中に生きており、
        そのわたしに気付くように絶えず促してきているのである。

三十六、 これこそが人間家族の中に宿された神我、
        すべての嬰児(みどりご)の中に宿された神我である。
        それが久遠にして、いわゆる「死」の後も生きている神我である。
        それが久遠に生きるあなたたちの裡なる神我なのである。

     
                 ~ 感謝・合掌 ~




「心身の神癒」より。

2014-02-14 02:42:19 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


      第一話

三十一、 全宇宙の中一粒子たりとも死んでいるものはない。
       一切の粒子は神の中に在って生きているのである。
       あらゆる粒子が移り変わりつつあっても、
       それさえ大生命の生きた表現なのである。
       これらはすべて〔現象の〕下にある基本原理が、中心なる愛の泉より
       最微の被造物に至るまで流れてやまぬ愛の力なのである。

三十二、 あなたたちの感官に支配された心は真理像(ビジョン)、すなわち本来
       神性なるものは又完全無欠であるとの真理像を、
       これまで兎角曇らし或いは蔽うてきたものである。

三十三、 しかし今やあなたたちは至高者の秘所にあり、
       至高者はあなたたちの目よりすべての涙を拭い去り給うであろう。
       その故に、もはや死はなく、何らの苦しみもないであろう。
       これらのものは過ぎ逝くからである。

    
               ~ 感謝・合掌 ~