神浜急行電鉄車両部日報

国電大好き大学生が綴る模型メインの鉄道系ブログです。
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マイクロのEF70をどうにかする その4

2016-04-03 20:19:18 | 模型(N)
こんばんは神急です。

ではいよいよ最後の仕上げ工程の紹介を行っていきます。

まずは、車高の調整以来加工をしていなかった足回りです。いつもどおり台車は解体後につや消し黒で塗装しました。

つづいてスカートに加工を行います。具体的にはカプラー交換のための加工、バリの除去、再塗装です。

まずは板ばねを飛ばさないよう気をつけながらカプラーポケットとカプラーをスカートから取り外します。今回はKAT○のナックルカプラーへ交換したのですが、その際カプラーポケットの一部が干渉しますので加工を行いました。


↓左がオリジナルのカプラーポケット、右が一部切断後のカプラーポケット




この作業と同時並行でスカートのバリの除去と開放てこの取り外しをおこない、塗装の準備をします。なおこのEF70のスカートはスノープローやステップと一体整形とされているのでマスキングする必要があります。


↓整形後、マスキングしたスカート



この後、スカート本体はライトグレイで塗装してからケーブルなどに色差しをしています。また連結器と開放てこはつや消し黒で塗装しています。


↓左が加工前、右が加工後のスカート




これらの加工によって少々おもちゃっぽい見た目だったスカートも大分ましになったと思います。(本気で加工するならモールドとなっているジャンパケーブルやブレーキ管を別パーツにしたりするべきなんでしょうがそこまでのやる気はなかったので再塗装と色指しのみでお茶を濁すことにしています)


これでで一通りの加工が終わりさぁ完成と思ったのですが、線路に乗せて試運転をしたときある問題に気がついてしまいます・・・。


↓通電試験中(撮影のためわざと車止め側へ走らせています。基本的にはこのようなことはしないほうがいいです)




通電してみて始めて気がついた問題、それは前照灯があまりに残念な出来だったということです。通電してない状態ではそれなりの見た目に見えた銀の豚鼻ライトなのですが、通電させてみると光が透けて非常に残念な状態に・・・。LEDの色もそうですがライトの枠が透けてしまっているというのはどうにも許容しがたい問題です。(余談ですが、私はシールドビーム改造車などのゲテモノが好きなので原型に戻す気はありません)

というわけで急遽、ライト周りの改修が追加となりました。

まずはじめについていたLEDを取り外してチップの電球食LED(リード線をはやしておいたもの)に交換しました。普段であれば砲弾型LEDを薄く削って対処するのですが今回はスペースが余りも厳しいことからチップLEDを採用しました。(余談ですがもともとチップLEDではないライト基盤にチップLEDをつけた我が家最初の事例です)


↓交換前




↓交換後




続いて豚鼻ライトなのですが・・・もともとあったパーツの改良は困難で、思ったほどの成果を得ることはできませんでした。結局、豚鼻ライトを銀河モデルのメタルパーツに交換することでお茶を濁すことにしました。

具体的にはEF70のオリジナルのプリズムのうち銀に着色された豚鼻部分を撤去して、その部分に組み立てた銀河モデルの豚鼻パーツを木工用ボンドで固定しています。わずかにパーツのサイズが合ってなかったり、本来はレンズをはめ込む部分にかぶせるような格好でパーツを貼り付けているので強度が不足気味になってしまっているなど問題もありますが、とりあえずはいいということにしておきます。

ちなみに今回は銀河モデルのパーツがひとつしか手元になかったということと、予想以上にチップLED化が面倒であったということ、もとの豚鼻ライトのままチップLEDに変更すると(今回用意したチップLEDのほうが輝度が大きいので)透け方がとんでもないレベルになるということ、片方のスカートの取り付け部が破損しており牽引に不安が残ることなどから、第二エンドを常に先頭として運転するという方針を立てました。このため第二エンドはライトユニットをちゃんと改修したのですが、先頭に出ない予定の第一エンドのライトは製品のままという手抜き仕様だったりします(笑)。


↓無事にすべての工事を終了しました




結構むちゃくちゃな改造となってしまいましたがLED交換と豚鼻パーツ交換の効果は大きいのではないかと思います。
(スカートの加工やら屋根上機器の加工やらをぶち壊すぐらい残念な出来だったライトをかなり改善できたとおもいます)


ちなみにことあと荷重をかけて(客車を引かせて)試運転を行ったのですが我が家の劣悪な線路状況では時折空転してしまうことが発覚しました…。どうも車高を下げた影響で中間台車に荷重がかかりやすくなってしまったらしく、下の図のように中間台車がレールの盛り上がった部分に来ると空転してしまいます。


↓概略図(模型の動力台車がグレーの丸、非動力台車が白丸、また山折に曲がっている線がレール)




まぁ線路状態がよく、レールがこのような形状になっていなければ問題はないので、これで良しとしておきます。



それではまた




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