カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

「和食」無形文化遺産に登録決定! そんなニュースが話題にならない不思議な国・NIPPON。

2013-12-05 | 人間観察
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は
4日深夜、アゼルバイジャンの首都バクーで開いた
《無形文化遺産保護条約》の政府間委員会で、
日本が推薦していた「和食 日本人の伝統的な食文化」を、
無形遺産に登録することを決めた。

日本人にとって、この上ないほどのうれしいニュースであるはずだ。

富士山がどうのこうのと言うのではなく、
今回の登録は
日本人の文化が、
日本人の心が
日本の歴史が認められたのだから。

しかし、どういうわけか、
ニュースで大きく取り上げられないまま時間が過ぎていく。

今こそ、和の心を見直すときがきたというのに。

小学校から、
着付けの授業を取り入れたり、
囃子太鼓の授業があったり、
日本料理を給食に取り入れたり、
もっと日本人らしい教育に目覚めて欲しいと願う。

しかし、日本人はどんどん堕ちている。

福島県でとんでも無い事件が発生した。

除染業者が福島県田村市東部の小さな集落で家主の許可を得ずに、
勝手に放射性廃棄物などを処分していた。

これが発覚したのは除染作業員からの暴露で、
暴露した除染作業員が指示した場所をショベルカーで掘ってみると、
大量の布切れやビニールなどのゴミが出て来た。

作業現場に立ち会った市職員は即座に警察を呼び、
現在は現場検証などを行っている最中である。

しかしこれに関して、
こんな証拠が出ているにもかかわらず、
業者は知らないと言い張り、
監督するはずの行政や国も
《そんな報告書は出されていない》と無視する構えだ。

日本人の心はもう存在しない。

いい加減なことをやり、
言い訳をし、
対処しようなんて考えてはいない。

この地域は避難指示解除準備区域で、
除染は国の予算で行われており、
同市が主体となった、いわば”公共事業”だ。

要するに税金を使って
いい加減な除染をやっているということだ。

問題は、
こんな大きな問題をニュースは大々的に取り上げないことだ。

芸能ニュースや、
野球選手の契約更改はニュースになり、
命にかかわることはニュースにはならないのだ。

日本人が、
日本人の手で
放射能に殺される日がやって来た。

明日の手術を控え、
いやな気分にさせられてしまった。