カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

本当は、時代も人も変わってはいない。教育と政治家が変わったのだと思う。

2013-12-22 | 人間観察
毎日の治療にも少し離れてきた。

スケジュールと言うか
時間の経過に対して
慣れを感じているだけで、
治療のあとの疲労感は
今までのものとはまるで違う。

慣れてきても、
病そのものが回復しているわけでもないし、
時間ばかりが割かれている。

店に顔を出しても、
ランチの手伝いはほとんど出来ない。

他人が準備したものを、
自分が作ったような顔をして
客に提供するだけだ。

いくらレシピや食材を自分の思い通りにしたところで
何かが違っているような気がしてならない。

手術の日が
1月10日に決まった。

それまでは、
僕には自由はない。

術後もこのままなら、
自分の生き方を考える必要がある。

それはそのとき、
そのときの気分で考える。


最近殺人が多い。
王将の社長、
漁協の理事、
そしてコンビニで刺された女子高生。

人が人を簡単に殺す。

命の大切さというよりも、
殺される人の痛さを感じなくなってしまったのだろう。

あるベテランのナースが言った。

「時代が変わっちゃったからね」

本当にそうだろうか?

彼女は、伝達の方法が
直接書いたものを手渡しながら口頭で伝えていたものが、
全てメールになったらしい。

これは時代の問題ではない。

人と人の関係を、
心と心の関係だと考える教育ができてないだけのことだ。

人と人、心と心の関係が築かれてないから、
気に障ったら、
相手が消えることを望んでしまうのだ。

人と人、心と心の関係を教育していけば、
こんなことにはならないと思う。

低所得の人にだけ、
まるで親父狩りのような税金の負担を与えていくなど、
政治家にあるまじき考えだと思うのだが、
寄付をしてくれる高額所得者の見方になることが一番だと考えているからに他ならない。

正義を名乗る偽者政党の公明党や、自民党までもが
猪瀬の進退を要求したのには理由がある。

他の議員に波及することを恐れたのだ。

阿部知子議員と山田元農水相も徳洲会から金を借りていた。

亀井静香も金を借りていた。

もっと大物の名前が出てくるのを怖がって
猪瀬を切って、この問題に決着をつけたかったのだ。

第一、こんな問題に、
徳洲会側への対応があまりにも無さ過ぎる。

徳洲会に取材することも許されていない。

猪瀬だけ叩けばそれで終わると考えたのだ。

これも人間関係を大事にしない教育の賜物だ。

ちなみに亀井氏は、
政治資金収支報告書に記載していなかった。

しかし、追求はされないようだ。

検察も、
猪瀬だけを追及し、
検察はしっかりやっているというジェスチャーをして
幕引きを狙っている。

政治家があらゆる手を打って
人間関係を壊そうとしている。

人の表情や気持ちを読み取ることをされると困る悪人共が、
メール文化を創ってしまったのかもしれない。