午後11時20分過ぎ、
マイクを通して強行採決のニュースが伝わると、
辺りは怒りや嘆き、
失望に包まれた。
法案に反対が77%を占めるというパブリックコメントを無視し、
新聞社の世論調査でも、
特定秘密保護法の廃案、
もしくは慎重審議を望む声が7割を超えている。
国会の質疑でも、
二転三転させて、まともに答弁することもできない担当大臣。
そして、議事録も残っていないのに、いつのまにかの強行採決…。
おかしいと思ったことや、
大きな問いかけをしようと動き出すだけで、
これからは捜査対象になり得るし、
監視や尾行、
時には、対象者の個人情報が丸裸にされる可能性もある。
捜査員が個人の情報を集める姿を見せるだけで
国民の行動を委縮させるには十分だろう。
自分が何の捜査対象なのかもわからない中で、
こうした国民を怯えさせる行為に法的根拠を与えることになる。
いまでさえ、情報開示を請求しても、
核心の部分は黒塗りにされて出てくる。
これからは核心部分が堂々と隠されて、
ますます大きな問いかけをしにくい世の中になるだろう。
しかし、抗うことをあきらめ、
やめてしまった人たちの国の行く末に、
どんな運命が待っているのか。
今回の法律は
秘密を守るためのものではなく、
国民を監視し、処罰を加えるものになっている。
これからは、誰もが理由も知らされず、監視される。
投獄されるかもしれない。
まさに暗黒時代の到来だ。
国民を委縮させ、
手足を縛り、口を封じる「総ひきこもり国家」への道の行く先に、
どんな未来があるというのだろう。
これと同じころ、
経産省は、
原発継続、原発再稼動が最重要と指針を決めた。
消費税のアップと引き換えに実現するはずだった社会福祉は
医療費倍額、
老人の施設入所不能、
年金受給額引き下げ、
年金支給年齢引き上げ、
弱者の必要不可欠の足『軽自動車』の税金を倍にする。
この大嘘つき自民党を助けていたのは公明党だ。
庶民の味方のような振りをしながら
自民党の素案をひとつとして拒否しない。
秘密保護法も最初は懸念を示すとしながらも、
原案のまま賛成した。
維新やみんなの党も反対せず、
退席という卑怯な戦略をとった。
忙しかった金曜日の夜、
誰もこの話題には触れない。
みんな無知な国民に成り下がった。
土曜日から、畑に行く。
足を引きずってでも行く。
いっそ山の中に籠りたい気分だ。
病院の検査は
予想通り思わしいものではなかった。
この先どうなることやら、
社会の恐怖と心の恐怖が
何となく重なった。
マイクを通して強行採決のニュースが伝わると、
辺りは怒りや嘆き、
失望に包まれた。
法案に反対が77%を占めるというパブリックコメントを無視し、
新聞社の世論調査でも、
特定秘密保護法の廃案、
もしくは慎重審議を望む声が7割を超えている。
国会の質疑でも、
二転三転させて、まともに答弁することもできない担当大臣。
そして、議事録も残っていないのに、いつのまにかの強行採決…。
おかしいと思ったことや、
大きな問いかけをしようと動き出すだけで、
これからは捜査対象になり得るし、
監視や尾行、
時には、対象者の個人情報が丸裸にされる可能性もある。
捜査員が個人の情報を集める姿を見せるだけで
国民の行動を委縮させるには十分だろう。
自分が何の捜査対象なのかもわからない中で、
こうした国民を怯えさせる行為に法的根拠を与えることになる。
いまでさえ、情報開示を請求しても、
核心の部分は黒塗りにされて出てくる。
これからは核心部分が堂々と隠されて、
ますます大きな問いかけをしにくい世の中になるだろう。
しかし、抗うことをあきらめ、
やめてしまった人たちの国の行く末に、
どんな運命が待っているのか。
今回の法律は
秘密を守るためのものではなく、
国民を監視し、処罰を加えるものになっている。
これからは、誰もが理由も知らされず、監視される。
投獄されるかもしれない。
まさに暗黒時代の到来だ。
国民を委縮させ、
手足を縛り、口を封じる「総ひきこもり国家」への道の行く先に、
どんな未来があるというのだろう。
これと同じころ、
経産省は、
原発継続、原発再稼動が最重要と指針を決めた。
消費税のアップと引き換えに実現するはずだった社会福祉は
医療費倍額、
老人の施設入所不能、
年金受給額引き下げ、
年金支給年齢引き上げ、
弱者の必要不可欠の足『軽自動車』の税金を倍にする。
この大嘘つき自民党を助けていたのは公明党だ。
庶民の味方のような振りをしながら
自民党の素案をひとつとして拒否しない。
秘密保護法も最初は懸念を示すとしながらも、
原案のまま賛成した。
維新やみんなの党も反対せず、
退席という卑怯な戦略をとった。
忙しかった金曜日の夜、
誰もこの話題には触れない。
みんな無知な国民に成り下がった。
土曜日から、畑に行く。
足を引きずってでも行く。
いっそ山の中に籠りたい気分だ。
病院の検査は
予想通り思わしいものではなかった。
この先どうなることやら、
社会の恐怖と心の恐怖が
何となく重なった。