カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

日の出がまぶしい。日本武尊がほんの少し微笑んでくれたのかもしれない。

2013-02-24 | 人間観察
土曜の午前5時過ぎ、畑に向かうため、東名阪に乗った。

後片付けが終わったのが2時を過ぎていたので、ほとんど寝ていない。

それでも今回はいろいろな用事が待っている。

雑草が伸びないうちに庭師に入ってもらわねばならないから、
土曜日の10時半に打ち合わせをすることになっている。

脚さえ悪くなければ、自分で出来るのに、
なんてケチなことを考えてしまう。

ガス器具の取替えの打ち合わせも11時にしなくてはならない。

津市の家の家賃回収と、コーヒー豆を買う。

松菱と言う百貨店には、登記を予約してある。

スケジュールは目一杯だ。

少し眠さを感じたので、桑名で降りて少し休憩した。

そして思いついたように、海に向かう。

日の出の時間だと思いついた。

ほんの少しばかり明るくなりかけている。

そして海に向かう小高い丘で日の出を見た。

真っ赤な大きな太陽がまぶしい。

一人で見るのがもったいない感じさえする。

そして四日市のデニーズでモーニング珈琲を飲みながら休憩。

7時半を回っている。

ゆっくり国道1号線を走り、亀山に向かう。

井田川の交差点を右に折れ、のぼの神社に向かう。

日本武尊の古墳がある神社だ。

僕はこの神社のことにはよく触れるが、本当に素敵なところだ。

日本神話の重要な部分を占める日本の歴史の要だ。

古墳に参拝したあと、御神殿を参拝する。

そのとき、宮司の奥さんが顔を出した。

「中に入って参拝してください」

こんなことは初めてだ。

宮司が毎朝【神拝詞】を詠みあげる座布団に座らせていただいた。

神を目の前にして参拝することが出来た。

さらに奥さんは、氏子にしか渡さない記念の手ぬぐいをプレゼントしてくれた。

神が少しばかり微笑んでくれた気がした。

そして、また古墳に戻る。

ここでまた神の微笑を感じた。

柵の中の古墳の頂上が光った。

長さ90メートル、高さ9メートルの古墳の頂上が光った。

本当に日本武尊が微笑んでくれた。

癌の転移、右腕の痛み、ステロイドによる顔や体のむくみ、再び襲う脚の痛み、
K子ちゃんの自殺、アキちゃんのいたずらメール。

嫌なことばかりの2013年に、少しばかり光が見えた気がした。

さぁ、畑に急ごう。

今日は忙しくなるだろうから・・・・。