ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

痛みが伴わなければ

2007年10月30日 02時06分15秒 | 糞音関係
人であれば誰もが幸せになりたいと願うはず。

でもそれって誤解があると思います。

いわゆる「幸せ」って言葉が持つほんわかしたイメージのために。

僕は幸せな家族、幸せな結婚、幸せな老後、幸せな人生、そんな言葉には少しも憧れない。

そういうふうに思うこと自体が、貧困も飢餓も戦争も病気も悲惨もない幸せの証拠なのか。

いや、それでも幸せなんて言葉は信じない。

幸せなんぞでは犯罪や自殺、麻薬、変態などの説明がまったくつかないではないか。

幸せになりたいのではなく、生きてるってことを感じていたいのだ。

右も左も死に挟まれた頼りない生の細道を歩いてこそ、それこそが幸せだ。

これまでどれだけのものを犠牲にしたと思っている。

お陰で心身ともにボロボロだ。

これだ。

この痛みこそがだ。

痛みが伴わなければ、給料もらって暮らす真っ当な生活も、狂気染みた表現も、すべて嘘だ。












これは狂気のステージを見せてくれたカッコイイバンドの直後にアイドルバンドのライブを見て思ったことです。

自分でも意外なのですが、僕は後者の方により痛みを感じ、価値を見出してしまった。

別に全然好きじゃないんだけどさ。

でも、狂ったふりして自分の世界に入り込むやり方は、自分に課してるハードルが余りに低いと思うし、今の自分はそんなものに負ける気がしない。
一般的に真っ当なアイドルになる方がよっぽど難しいではないか。

やる方が痛みを感じていないのならば、俺も痛くも痒くもない。

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