ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

アニメホールデンと呼んでくれ

2007年11月22日 01時49分13秒 | 糞オタク関係
今、ネットで自分が見ていたものから生まれるずっと前にやっていたものまで、色々とアニメやヒーロー物の動画を見ていました。


月曜から金曜までの六時代のテレ東アニメ、
水曜にはドラゴンボール、
朝学校に行く前に見てた再放送アニメ(今ならコナンとキテレツしかやんないもんな~)、物凄く早起きすれば、アストロガンガーやタイガーマスクという超超超激アツのレトロアニメに触れることができた。
金曜と土曜の夕方にはガンダムや勇者ロボットシリーズ、戦隊シリーズも始めはこの時間だった。
土曜の夜には鬼太郎三期、鉄拳チンミ、おぼっちゃまくん、好物目白押し。
日曜の朝は特撮と女の子アニメ、ビックリマン・・・この時間は未だにけっこう見る。


そういうのがいまだに好きなんです。

特にそれらの主題歌を聞くと、その当時のことを昨日の事のように思い出します。

テストで悪い点をとって初めて母さんに勉強のことで怒られたとき、「テッカマンブレード」の歌が流れていた。

ある日曜の朝に飼っていた猫が死んだとき、テレビからは「デジモンアドベンチャー」のエンディングテーマが流れてた。

ハウス名作劇場の「七つの海のティコ」の歌が流れていたとき、家族で食事を終えて僕は英語塾の宿題をやっていた。
日曜日は一週間で唯一家族が全員家に揃い食事をとり、お風呂にお湯を溜めていた。父さんはお風呂に入ったらすぐにソファで寝てしまっていたっけ。


あぁノスタルジア。

本当に昨日の事みたいです。
時々こうやって思い出すのですが、すぐにそれはもうどうしようもなく遠く離れてしまったものなんだって気付きます。


エヴァやアキラ、サウスパークとかかっこいいアニメも良いけれど、僕が本当に一番好きなのは少年時代にそこにあった子供向けのなんてことない作品でした。

僕の少年時代がいつ終わったのかは分からないけれど、きっと初めて違和感を感じたのは、友達みんなが「信長の野望」に大はまりした時でした。
その頃は紛れもなく少年時代と呼べたはずですが、少しずつ壊れていくものの始まりはきっとそこだ。
中学生になると、もうなにもかもが生々しくなっていた。
これはきっとみんなそうだと思います。


金もセックスも死も夢さえもなかったあの頃が何物よりも輝いていたように思えます。
バンド活動もクラブカルチャーもグラスを合わせる音も電話番号を交換することも、全て汚いことに思えてしまう。



僕もいつかは日曜日には家族で家でゆっくりするようになるのでしょうか。
もし僕の子供がアニメを見たがったら、僕は野球中継なんて見ないで一緒に見るのにな。



アニメでディープになれる俺は安上がり。