テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

大阪→東京

2006年09月10日 | お笑い
『爆笑オンエアバトル』
なすなかにし・アジアン、
オフエアー。

賞レース常連の2組がオフエアーに驚く。

アジアンはボール数個の差でオフエアー。
なすなかにしはタイムオーバーで失格。
計量もさせてもらえない。


『金曜JUNK交流戦』
バッファロー吾郎ファミリー、笑い飯と友近。
東京に引越した友近と、大阪で活躍する笑い飯で生放送。


自称「芸人界のセックスシンボル」友近に
同じ職業・事務所
近い女芸人には興味がないと語る笑い飯。
笑い飯哲夫は、梅小鉢高田をデートに誘いオムライスを食べた経験を語る。
そんな哲夫に対し
「全然かわいくなかったけどな~」
と語る笑い飯 西田。

そして、友近は笑い飯の二人とセックスをした
というノリでずっと振る舞う。


友近は語る。
「きっと、これから東京吉本興業所属になると思う」

そこそこ売れている大阪吉本所属の芸人が、東京吉本所属になったのは
最近ではレイザーラモン??

次長課長・FUJIWARA・ほっしゃん・博多華丸大吉…は
東京吉本所属後、しばらくしてからテレビに出るようになった。

イシバシハザマ・ババリア・バッドボーイズ
大山英雄・タカアンドトシ・二丁拳銃…
東京吉本所属になっても
超大スターにはなっていない。

大阪で売れた後、全国区で売れるのは
難しいのか??

最近では関西出身であっても
はじめから全国区で売れようと
東京NSCに入学する芸人志望者
東京でライブやオーディションに挑戦する者が多いという。

ココリコやDonDokoDonは関西出身でありながら
はじめから東京で活動をして成功している。

笑い飯 哲夫が東京で活動後、関西に戻っていたり
チーモンが関東出身でありながら
大阪のNSCに通い、現在はルミネで活動していたり。
イレギュラーはあるものの
現在の基本は、はじめから東京。または
大阪でそこそこ下積みを経験してから東京へ
というパターン。

東京で活動をしていれば
全国区のテレビ出演の機会は多い。
テレビで活躍する芸人や作家に
自分達を知ってもらえる機会が多い。


大阪には若手の常設劇場があり
同じ境遇の若手同士切磋琢磨できる。
売れない芸人仲間が、どんどん売れていく様子を
すぐ近くで感じることができる。
自分も同じようにスターへの階段を駆け上がることができる、
とモチベーションを上げることができる。


何を目指すか。
テレビタレントとして成功したいなら、東京。
体を張ったり、レポーターをしたり、ひな壇に座って盛り上げたり…
行き着く先は司会とか、
ベテラン扱い。


その頃には、どんなすべらない話をしようが
どんなつまらない話をしようが
後輩達が、まんきんでリアクション。
手を叩いて笑ってくれる。

中堅、ベテランとポジションに比例して
どんどんつまらなくなっていく。

どんな気持ちだろう??
周りはイエスマンだけ。

舞台に立ち続ける芸人ならば
大御所になってトリを務めるようになる。
作家の作った漫才を何年もし続ける。


お笑い芸人の成功って何だろう??
ずっと『おもしろい』でい続けるのは、とても難しい。

1番おもしろくなってはいけない。
メインになってはいけない。
おもしろいと思う事を
人を笑わせる仕事を続けたいなら。


メディアに出続けていると
同じことをしていたら、飽きられてしまう。


大御所やお決まりのギャグが出ると、拍手。
笑い声ではなくて、拍手。

おもしろいネタやキャラクターがあったから
大御所、ベテランになったのだろうけど
その頃を知らない世代からすれば
「全然おもしろくないのに、偉そう。
崇め奉られて、もっと年上の人が見ればおもしろいのか??」
と思うばかり。



レイザーラモンのパワーダウンが
東京での売り方に全責任があるとは言えないが

次長課長・FUJIWARAが
ある程度長い期間、東京でくすぶっていたり
COWCOW・二丁拳銃・ルート33・ハリガネロック…
東京進出後の静寂と言ったら…
文化の違いと解釈されてしまうのか??

それでも
COWCOW・ルート33・ハリガネロックのマネージャーが同一人物
という事実は
売り込み方にもっと改善の余地があるはず。
超若手芸人のマネージャーのように
一人で50組以上を担当しているのではないはず。

大阪→東京で成功したのは、恵方巻くらい。
(むしゃむしゃ)


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