テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

キング

2012年10月29日 | 単独ライブ
■『バイきんぐ~ベストネタ収録ライブ ~「King」』を観に行きました(19時30分~21時15分 新宿シアターモリエール)

出演
バイきんぐ・ハリウッドザコシショウ・錦鯉


チャンピオンのバイきんぐの、DVD収録ネタライブ。
バイきんぐ小峠の喉が潰れるのが先か、客席が笑死するのが先か
怒涛のコント10連発、贅沢なライブだった。

夙川アトム、アルピー、野田クリスタルと、ソニーを辞めたら売れると言われ
伊集院氏も、同じ事務所ではない自分が応援コメントをするのは違うと思ったが
SMAの芸人だと、ザコシショウコウメ太夫キャプテン渡辺になると聞き引き受けたという。
バイきんぐは、仮設??と思わざるを得ない絶対的負のオーラ漂う鉄骨むき出しの地下劇場の期待を、一身に背負っている。

今でこそチャンピオンとして忙しいバイきんぐ
なんで今まで地中深くにめり込んでいたのかとも言われるが
ザコシショウ達が話す、バイきんぐの昔のネタを聞くとそれにも納得する。
逆に、よくぞそんなエキセントリックなコントをしていたコンビがオーバー900点の地鳴りのような笑いを起こすまでのコント師になったものだ。

部活勉強恋の進研ゼミイズムと並び、努力友情勝利のジャンプイズムで育った私達にとって
人気も出ず後輩ばかりが売れて行きバイトだけでは生活がままならず親に仕送りをしてもらっている食えない生活だが、芸人を辞めない
苦節10数年お互いの才能を信じ人生を委ねた結果大きな舞台で認められる姿は、ジャンプイズムに重なって見える。
だからこそ惹きつけてやまないし、賞レースではベテランの若手芸人が光を浴びる事にドラマ性を強く感じる。

個人的に気に入っている訪問販売、懐かしのふんわり名人、一時期ヘビロテしていた処方箋…
どのコントも、本当に全部おもしろかった。

今日のライブの出演者にザコシショウの名前があり、一体何をするつもりなのだろうかと思っていたら
普通に、中MCで次のコントまでの間を繋いでいた。

ザコシショウ達によると、バイきんぐ小峠はキレイ好きで弁当男子で(白飯と、おかずは茹でたブロッコリーのみ)運動神経が悪い
バイきんぐ西村は部屋が汚くて、マンガを200冊持っていると豪語するもラインナップはこち亀と蒼天の拳だけ、がさつな性格
だそう。

楽しいバイきんぐのコントの時間はあっという間で、もう終わりの時間になってしまった。
小峠「住所教えるんで、DVDを5枚買ってくれたらウチに見せに来てください」

帰り道の新宿駅近くでストロベビーを見かけたが
ストロベビーもいつか報われるといいね、と思った。


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