大人から子供まで、嫌いな人はいない「カレーライス」。 カレーライスは言わずと知れたインドを故郷とする食べ物で、18~19世紀頃にイギリスを経て、明治初期に日本に渡って来ました。 様々な肉や野菜の入ったカレーがありますが、なぜ日本のカレーにはジャガイモが入っているのでしょうか? 「それは当たり前」という人もいるかもしれませんが、本場インドのカレーには、あんなボコボコのジャガイモは入っていません。 ではなぜジャガイモを入れるようになったのか? 日本にカレーが伝わった頃は、ジャガイモも量産段階になかった事もあり用いられませんでした。 それが現代にどうして至ったかというと、ご存知の通り横須賀海軍の「軍艦カレー」のレシピが日本人に合っていたからだそうです。 人間の味覚は、だれしも同じではありません。 辛いのが好きな人もいれば、少しの辛さにもお手上げの人もいます。 ジャガイモは、そういった好みをある程度調節する事ができます。 辛すぎると思った人は、まずライスとカレーを混ぜて調節、それでもまだ辛いと思ったならば、ジャガイモをスプーンで潰してカレーに混ぜれば辛さが弱まります。 「カレーのジャガイモは形が残っていた方がいい。」というのはこの為だったんですね。
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