「ドリス・サルセド展」
会場:広島市現代美術館
会期:2014年7月19日~10月13日
昨日の「ムーミン展」とは全く別のベクトルの展示会。昨日は美術館まで徒歩20分、今日は自転車で20分。刺激的な立地条件の我が家だなあ。
さて、これだけ大胆な展覧会も珍しいような気がする。実質、展示作品はインスタレーション2点。やるなあ、現代美術館。(途中、映像解説があるが、時間も短いので見ておくと理解が深まる。)
それだけメッセージ性が強烈。
「ア・フロール・デ・ピエル」では花びら1枚1枚に死者が透けて見える。広大な平原に延々と広がる骸、そして積み上げられた死体が築く死者の山脈。そこから想起される地獄絵図。
解説がないと素人のワタシにはわからなかったが、理解できると何度となく見直してしまう作品。
「プレガリア・ムーダ」も予想を上回る作品。これだけのスケールのインスタレーション作品を広島で見ることは少ないので、それだけで一見の価値がある。
無造作に並べられた机はまさに広大な墓地。美術作品の中にあって、名もなき死者に対する敬虔な気持ちが引き出される。そして、私的には「続・夕陽のガンマン」のクライマックス、サッドヒル墓地の再現である。思わず2周してしまったが、可能なら走ってしまうところだった。
そして、正直な感情を付け加えよう。
広大な墓地に、サディステックで過度な暴力の成果を見い出し、興奮を覚えそうになったことを。
会場:広島市現代美術館
会期:2014年7月19日~10月13日
昨日の「ムーミン展」とは全く別のベクトルの展示会。昨日は美術館まで徒歩20分、今日は自転車で20分。刺激的な立地条件の我が家だなあ。
さて、これだけ大胆な展覧会も珍しいような気がする。実質、展示作品はインスタレーション2点。やるなあ、現代美術館。(途中、映像解説があるが、時間も短いので見ておくと理解が深まる。)
それだけメッセージ性が強烈。
「ア・フロール・デ・ピエル」では花びら1枚1枚に死者が透けて見える。広大な平原に延々と広がる骸、そして積み上げられた死体が築く死者の山脈。そこから想起される地獄絵図。
解説がないと素人のワタシにはわからなかったが、理解できると何度となく見直してしまう作品。
「プレガリア・ムーダ」も予想を上回る作品。これだけのスケールのインスタレーション作品を広島で見ることは少ないので、それだけで一見の価値がある。
無造作に並べられた机はまさに広大な墓地。美術作品の中にあって、名もなき死者に対する敬虔な気持ちが引き出される。そして、私的には「続・夕陽のガンマン」のクライマックス、サッドヒル墓地の再現である。思わず2周してしまったが、可能なら走ってしまうところだった。
そして、正直な感情を付け加えよう。
広大な墓地に、サディステックで過度な暴力の成果を見い出し、興奮を覚えそうになったことを。
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