kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ゲゲゲの鬼太郎

2007年05月08日 | 邦画
日時:5月7日
映画館:TOHOシネマズ
その他:親子3人で鑑賞

13時の回を見ようと12時に劇場に行ったら、すでに13時はおろか15時の回まで満席。結局、17時30分の回にしたけど、なんでこんなに人気があるんだ?

オープニングタイトルはなかなか雰囲気があってよろしい。が、良いのはそこまで。

まずウェンツくんの演技が全然×なんだけど、鬼太郎はどうしてもアニメ版の印象があるわけで、その声を吹き替えた野沢雅子とか戸田恵子とか高山みなみといった芸達者な大先輩の演技と彼の演技を比較すること自体、かわいそう。

しかも周りがこれまたテレビ・映画だけでなく舞台でも活躍するような人たちとあっては、なんだか演技の上手い下手のサンプル図鑑を見ているかのようだ。中村獅童なんて、身のこなし方からして違う。

また、脚本が乱暴なのか、語り口がヘタなのか、話があっちへ行ったり、こっちへ行ったりで、ストーリーに安定感がない。大量のゲスト出演とそれにあわせた話の展開も意味があるのかないのか・・・。

ウチの奥さんに言わせると、「アニメ版っていつもこんな感じよ。」そうだったけ?

ところで、ラスト、再会する親子を見て涙ぐむ西田敏行と、その傍らに立つ間寛平。この構図って、「探偵ナイトスクープ!」と一緒じゃないか。ってことは、妖怪ポストに入れられた最初の手紙はマリちゃんが読むべきだった!?

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