映画「異次元~」の感想です。基本的にネタバレばかりな上にツッコミ多いです。読まれる方はご注意を。
今年は世良ちゃん押しと原作タイアップという例年には無い方向性だったので、連休明けくらいまで静観しようかと思っていたのですが、とにかくtwitter上で見てこられた方の感想がとてつもなく熱いのに感化され、早々に行ってまいりました!!そしてまずは19段製作決定おめでとうございます。ひまわりつまり「ダンデライオン」比護さんの好きな曲は「ダンディライオン」ということで来年は比護さん登場で比護哀映画ということで良いんですね?勝手にそのように理解して一年楽しみにしたいと思います。
面白かったです。普通に映画としてすごく面白かった。最初から最後まで中だるみもないし、「おいおいおい!!」というツッコミどころもほとんどなく、萎えることも覚めることもなく楽しく見ることができました。「原作のあの秘密に!!」というようなアオリについては相変わらず誇大広告ではあったわけですが、まあそれはともかくとして純粋に「名探偵コナンの映画」として面白い作品だったと思います。
特に何が良かったというやはり無理やりなお約束の展開が無かったという点です。コナンがチートすぎることもなく(スケボーアクションなどは別として、です(笑))、無理やり新蘭を押しこんでくることもなく、それぞれのキャラが本来のキャラ通りの個性を出して全てあるべきところに収まったという作品で安心して楽しむことができたというのは大きいと思います。
今回は完全に原作のサイドストーリーという感じの映画で、正直公式がこっちへ舵を切るとは思っていなかったので少々驚いてはいますが、私はこういう形の映画は十分アリだと思っています。今まで対象を絞りきれずに迷走していた公式ですが、どうやらメインターゲットを絞る方向に出たようです。そうすると観る人を選ぶ映画になりますが、アニメの二時間スペシャルもなくなっちゃった今では映画でというのは今後も選択肢の一つになるんでしょう。
さてそれでは以下はいつもの様に順を追って哀ちゃんに視点は偏りつつ、ツッコんで感想を書いていきます。
どこからどう見てもスカイツリーなベルツリータワーの公開イベントに園子に招待してもらった毛利家+探偵団の面々、すでに哀ちゃんとコナンが探偵団の引率ポジションです。どうやら時期は夏休み設定らしく、ベルツリータワーの周辺の立体模型を自由研究をすることを提案する光彦。この間のアニオリでのプラモ好きといい、今回の模型作成といい、最近の光彦は私の身近な某モデラーと同じ匂いがするので、彼の将来が心配で仕方ありません。
その案に積極的に乗る哀ちゃんと対照的に腰が引けているコナン。「どうせ手伝わなきゃいけないし、自分も何かしなきゃいけないんだから」と達観しているあたり、哀ちゃんが日常に馴染んでいるというか、自然に探偵団の中に自分の居場所を見つけているのが嬉しかったです。
そしてそんな一行の側にどう考えても殺されそうなゲスいおっさんと、そのおっさんを尾行する世良ちゃん。まさかこんなに冒頭から世良ちゃんが登場すると思わなかったので、ちょっと驚きましたよ。そして案の定殺されるおっさん。で、はい!ここで一つ重要なポイント来ましたね~。狙撃手から哀ちゃんを庇って転がるコナン君。ここはこの映画の重要ポイントですからしっかり脳髄に刻み付けておきたいと思います。そして探偵団の子供たちを庇う阿笠博士が素敵です。この人はもう本当に出来た人だと思います。さすが哀ちゃんのお父さんです。
「狙撃手だ!」と注意喚起したは良いものの当然ベルツリータワーは大パニック。その中をスケボーを取にいくコナンですが、深く考えずに脊髄反射で行動しては周りを巻き込みえらいことになる、という今回のコナンは終始この調子でしたね。でもなぜだか全てを理解してる全知全能の誰様オレ様江戸川様よりはこっちの方が好感があります。
ここ数年は原作も含めて特にコナンがチートすぎて、他のキャラの脇役度が酷くてそれが作品を面白く無くしていたのですが、今年のコナンはきちんと失敗して、足りない所はちゃんと仲間や他のキャラが補っていてそこがすごく良かったと思います。
どうやって人ごみをかき分けたのか見事スケボーを手にして犯人の追跡に向かうわけですが、もうねとにかく東京の平和を考えるならコナンにスケボーを渡しちゃいけません。(ここはもう大事な事なので強調しておきます)本当にtwitterでも呟きましたが、スナイパーに銃を与えるより、江戸川にスケボーを与える方が大惨事だよね。都市機能マヒするね。ってことですよ。この犯人追跡よりも江戸川の暴走による交通事故処理の方が絶対大変だったと思います。
そんな浅草を大混乱に陥れながらもスケボーでの追尾が困難になったコナンの元についに今回の映画の真打登場ですよ!世良ちゃんキター!!!!今回の映画の探偵役は世良ちゃんでしたね。ついでにヒロインも世良ちゃんでした。恋愛的な意味じゃないけど世良コは十分アリだと思いました。アクションのコナンと探偵役としての世良ちゃん、二人で役割分担をしながら一緒に真実に辿りつくのは良い相棒だったと思います。最近の平次はすっかり「工藤の助手」役になっちゃってますから、こうやってコナンと対等に推理をしていくキャラは良いですね。あと今回通してなんですけど世良ちゃん本当に可愛いですよね。本当に可愛い。GODが「究極のぼくっ娘」とか変なキャッチフレーズを付けるからじゃっかん際物っぽく扱われていた感があったんですが、そんな可笑しな属性は全く無くても良いキャラだと思います。「男に間違える~」とか「ボクっ娘」とかとんでもないです。めっちゃ女の子でめっちゃ可愛いじゃないですか。(これだけは声を大にして言いたい!!)
そして犯人を追いつめたら反撃される世良コ。ここできっちり追っ手を消そうとする判断ができるちゃんとした犯人って久しぶりなので、このあたりから今回の映画は意外と本気でFBIなどの設定を使う気なんだろうなと期待してみることができました。そんな二人を身を挺して庇うキャメル。ちゃんと防弾チョッキを着ているからということで自分の仕事をきちんとこなすという最近の原作では組織に騙され、ランニングに出ては容疑者にされるというお茶目キャラだったのですが、今回は出来る捜査官なことに驚きつつ、一気に好感度アップです。
で、いろいろあって場所を阿笠邸に移してベルツリータワー見学がすっかり台無しになって落ち込む探偵団に新発明で励ます博士。この人本当に良い人ですよね。今回はひたすら博士の優しさに癒されましたよ。にしても今回も博士の技術力は本当にすごかったです。まずは年々多機能高性能になっていく眼鏡。暗視機能付きな上ライフルのスコープより高性能なズーム機能とかしかもそこに発信器と盗聴器の受信機能までついてるってそれこそ普通に米軍の装備に採用されてもおかしくないと思います。しかもあれほど見事な花火を作る職人技まで身に付けているとか、スマフォを落とすという自分の失態を棚に上げて「オンボロ」と勝手な文句を言っている江戸川君はこの人類の宝とでもいうべき天才発明家にもっと敬意を払うべきだと思います。
あと近所迷惑、ツッコむ哀ちゃんに泣きつく博士が可愛すぎます。毎度のことですが阿笠親子万歳!!それから博士のダジャレが不発だからとダジャレクイズを出すという絶妙なフォロー。もう哀ちゃんと博士仲良く幸せに暮らしてるシーン本当に大好きです。阿笠親子万歳!!!!
そして物語は進み順調に増える被害者と江戸川のスケボー暴走による交通混乱。でも周りを見えていないコナンの猪突猛進でついに世良ちゃんが凶弾に倒れるという大変なことが起きてしまいます。で、そのあたりから急にウロウロし始める沖やん登場。いや~今回は沖やんカッコ良かったですね。本当に色んな意味で良い役回りでした。頭がキレる凄腕のスナイパーというこれまたチートなキャラながら表だって動けないという弱点が上手く効いていて美味しいキャラでした。アレがシャア赤井だったらイラっとしただろうけど、沖やんだったから許せるという部分は大きい気がします。
いろいろと在日米軍当たりの意向も絡んでそうな展開があってついに犯人が明らかになっていくところで、ついにFBIのボスことジェイムズさんが事件の概要を全て告げたうえで沖やんに支援を求めるという切り札を用意します。今回のジェイムズさんは本当に良い役でしたね。この後詰めの手配を一存でジョディ先生やキャメルに知らせないでしたというのが、またカッコいいですよ。部下や警視庁に見せる表の顔と沖やんを使う冷酷な裏の顔、これをきちんと使い分けるというスパイ映画には無くてはならないキャラ、しかもヒゲ&眼鏡&ダンディー!!!もうこれに萌えずして何に萌えろというんですか!!!!!(落ち着け)
まあそれはともかく真面目な話、今回の映画でもっとも大きなポイントは沖やんとジェイムズさんが連絡を取り合う関係だったということだったと思います。沖やんの正体、それから組織やシャア赤井の狙いを考える時、これはとても大きなことだと思います。
そして物語は一気にクライマックスに。狙撃を阻止したものの相変わらずの猪突猛進で、犯人が逆切れして歩美ちゃんが大ピンチ、そしてその場に駆けつけられるない江戸川というこういう展開は珍しいかったです。いろいろ考えるんですが、どれもなかなか思い通りに行かない展開は本当にハラハラさせられました。うん、でもこういう映画が見たかったんですよね。
人質の歩美ちゃんを一生懸命助けようとする哀ちゃんと、助かって哀ちゃんに抱き着く歩美ちゃんがそれはもう可愛かったです。歩哀万歳!!!
あと暗視ゴーグルをつけた犯人に狙われ無防備なジョディ先生を助けたり最後に犯人を生かして確保したキャメルは仕事人という感じでいつものドジっ子感は全くなく、頼りなさそうに見えても結構やる時はやるまさにFBIの高木刑事の称号に相応しいはたらきでしたね。
そしてクライマックスの沖やんとジェイムズさんの会話はアメリカのスパイものっぽくて良かったですね。ああいうハードボイルド本当に大好きです。しかもさりげなくシャア赤井の声音とかこういうネタばらしの仕方をするか!というのは賛否両論だとは思いますが、今後の原作の展開次第では良い仕込になるかもしれないと思いました。※後ほどサンデーの感想に書くつもりですが、今回の映画とサンデーを合わせて読んで私は単純に沖やん=シャア赤井はじゃないかもと思ったりしてます。
というわけで、長々と書いてきましたが今回の映画、コナンが活躍しすぎ無かったのが面白かった一番の原因な気がしますが、でも本当に良い作品だったと思います。
ところで最後に素朴な疑問なんですが、世良ちゃんのベッドの隣が膨らんでたのは「領域外の妹さん」がいたって解釈で良いんでしょうか?
今年は世良ちゃん押しと原作タイアップという例年には無い方向性だったので、連休明けくらいまで静観しようかと思っていたのですが、とにかくtwitter上で見てこられた方の感想がとてつもなく熱いのに感化され、早々に行ってまいりました!!そしてまずは19段製作決定おめでとうございます。ひまわりつまり「ダンデライオン」比護さんの好きな曲は「ダンディライオン」ということで来年は比護さん登場で比護哀映画ということで良いんですね?勝手にそのように理解して一年楽しみにしたいと思います。
面白かったです。普通に映画としてすごく面白かった。最初から最後まで中だるみもないし、「おいおいおい!!」というツッコミどころもほとんどなく、萎えることも覚めることもなく楽しく見ることができました。「原作のあの秘密に!!」というようなアオリについては相変わらず誇大広告ではあったわけですが、まあそれはともかくとして純粋に「名探偵コナンの映画」として面白い作品だったと思います。
特に何が良かったというやはり無理やりなお約束の展開が無かったという点です。コナンがチートすぎることもなく(スケボーアクションなどは別として、です(笑))、無理やり新蘭を押しこんでくることもなく、それぞれのキャラが本来のキャラ通りの個性を出して全てあるべきところに収まったという作品で安心して楽しむことができたというのは大きいと思います。
今回は完全に原作のサイドストーリーという感じの映画で、正直公式がこっちへ舵を切るとは思っていなかったので少々驚いてはいますが、私はこういう形の映画は十分アリだと思っています。今まで対象を絞りきれずに迷走していた公式ですが、どうやらメインターゲットを絞る方向に出たようです。そうすると観る人を選ぶ映画になりますが、アニメの二時間スペシャルもなくなっちゃった今では映画でというのは今後も選択肢の一つになるんでしょう。
さてそれでは以下はいつもの様に順を追って哀ちゃんに視点は偏りつつ、
どこからどう見てもスカイツリーなベルツリータワーの公開イベントに園子に招待してもらった毛利家+探偵団の面々、すでに哀ちゃんとコナンが探偵団の引率ポジションです。どうやら時期は夏休み設定らしく、ベルツリータワーの周辺の立体模型を自由研究をすることを提案する光彦。この間のアニオリでのプラモ好きといい、今回の模型作成といい、最近の光彦は私の身近な某モデラーと同じ匂いがするので、彼の将来が心配で仕方ありません。
その案に積極的に乗る哀ちゃんと対照的に腰が引けているコナン。「どうせ手伝わなきゃいけないし、自分も何かしなきゃいけないんだから」と達観しているあたり、哀ちゃんが日常に馴染んでいるというか、自然に探偵団の中に自分の居場所を見つけているのが嬉しかったです。
そしてそんな一行の側にどう考えても殺されそうなゲスいおっさんと、そのおっさんを尾行する世良ちゃん。まさかこんなに冒頭から世良ちゃんが登場すると思わなかったので、ちょっと驚きましたよ。そして案の定殺されるおっさん。で、はい!ここで一つ重要なポイント来ましたね~。狙撃手から哀ちゃんを庇って転がるコナン君。ここはこの映画の重要ポイントですからしっかり脳髄に刻み付けておきたいと思います。そして探偵団の子供たちを庇う阿笠博士が素敵です。この人はもう本当に出来た人だと思います。さすが哀ちゃんのお父さんです。
「狙撃手だ!」と注意喚起したは良いものの当然ベルツリータワーは大パニック。その中をスケボーを取にいくコナンですが、深く考えずに脊髄反射で行動しては周りを巻き込みえらいことになる、という今回のコナンは終始この調子でしたね。でもなぜだか全てを理解してる全知全能の誰様オレ様江戸川様よりはこっちの方が好感があります。
ここ数年は原作も含めて特にコナンがチートすぎて、他のキャラの脇役度が酷くてそれが作品を面白く無くしていたのですが、今年のコナンはきちんと失敗して、足りない所はちゃんと仲間や他のキャラが補っていてそこがすごく良かったと思います。
どうやって人ごみをかき分けたのか見事スケボーを手にして犯人の追跡に向かうわけですが、もうねとにかく東京の平和を考えるならコナンにスケボーを渡しちゃいけません。(ここはもう大事な事なので強調しておきます)本当にtwitterでも呟きましたが、スナイパーに銃を与えるより、江戸川にスケボーを与える方が大惨事だよね。都市機能マヒするね。ってことですよ。この犯人追跡よりも江戸川の暴走による交通事故処理の方が絶対大変だったと思います。
そんな浅草を大混乱に陥れながらもスケボーでの追尾が困難になったコナンの元についに今回の映画の真打登場ですよ!世良ちゃんキター!!!!今回の映画の探偵役は世良ちゃんでしたね。ついでにヒロインも世良ちゃんでした。恋愛的な意味じゃないけど世良コは十分アリだと思いました。アクションのコナンと探偵役としての世良ちゃん、二人で役割分担をしながら一緒に真実に辿りつくのは良い相棒だったと思います。最近の平次はすっかり「工藤の助手」役になっちゃってますから、こうやってコナンと対等に推理をしていくキャラは良いですね。あと今回通してなんですけど世良ちゃん本当に可愛いですよね。本当に可愛い。GODが「究極のぼくっ娘」とか変なキャッチフレーズを付けるからじゃっかん際物っぽく扱われていた感があったんですが、そんな可笑しな属性は全く無くても良いキャラだと思います。「男に間違える~」とか「ボクっ娘」とかとんでもないです。めっちゃ女の子でめっちゃ可愛いじゃないですか。(これだけは声を大にして言いたい!!)
そして犯人を追いつめたら反撃される世良コ。ここできっちり追っ手を消そうとする判断ができるちゃんとした犯人って久しぶりなので、このあたりから今回の映画は意外と本気でFBIなどの設定を使う気なんだろうなと期待してみることができました。そんな二人を身を挺して庇うキャメル。ちゃんと防弾チョッキを着ているからということで自分の仕事をきちんとこなすという最近の原作では組織に騙され、ランニングに出ては容疑者にされるというお茶目キャラだったのですが、今回は出来る捜査官なことに驚きつつ、一気に好感度アップです。
で、いろいろあって場所を阿笠邸に移してベルツリータワー見学がすっかり台無しになって落ち込む探偵団に新発明で励ます博士。この人本当に良い人ですよね。今回はひたすら博士の優しさに癒されましたよ。にしても今回も博士の技術力は本当にすごかったです。まずは年々多機能高性能になっていく眼鏡。暗視機能付きな上ライフルのスコープより高性能なズーム機能とかしかもそこに発信器と盗聴器の受信機能までついてるってそれこそ普通に米軍の装備に採用されてもおかしくないと思います。しかもあれほど見事な花火を作る職人技まで身に付けているとか、スマフォを落とすという自分の失態を棚に上げて「オンボロ」と勝手な文句を言っている江戸川君はこの人類の宝とでもいうべき天才発明家にもっと敬意を払うべきだと思います。
あと近所迷惑、ツッコむ哀ちゃんに泣きつく博士が可愛すぎます。毎度のことですが阿笠親子万歳!!それから博士のダジャレが不発だからとダジャレクイズを出すという絶妙なフォロー。もう哀ちゃんと博士仲良く幸せに暮らしてるシーン本当に大好きです。阿笠親子万歳!!!!
そして物語は進み順調に増える被害者と江戸川のスケボー暴走による交通混乱。でも周りを見えていないコナンの猪突猛進でついに世良ちゃんが凶弾に倒れるという大変なことが起きてしまいます。で、そのあたりから急にウロウロし始める沖やん登場。いや~今回は沖やんカッコ良かったですね。本当に色んな意味で良い役回りでした。頭がキレる凄腕のスナイパーというこれまたチートなキャラながら表だって動けないという弱点が上手く効いていて美味しいキャラでした。アレがシャア赤井だったらイラっとしただろうけど、沖やんだったから許せるという部分は大きい気がします。
いろいろと在日米軍当たりの意向も絡んでそうな展開があってついに犯人が明らかになっていくところで、ついにFBIのボスことジェイムズさんが事件の概要を全て告げたうえで沖やんに支援を求めるという切り札を用意します。今回のジェイムズさんは本当に良い役でしたね。この後詰めの手配を一存でジョディ先生やキャメルに知らせないでしたというのが、またカッコいいですよ。部下や警視庁に見せる表の顔と沖やんを使う冷酷な裏の顔、これをきちんと使い分けるというスパイ映画には無くてはならないキャラ、しかもヒゲ&眼鏡&ダンディー!!!もうこれに萌えずして何に萌えろというんですか!!!!!(落ち着け)
まあそれはともかく真面目な話、今回の映画でもっとも大きなポイントは沖やんとジェイムズさんが連絡を取り合う関係だったということだったと思います。沖やんの正体、それから組織やシャア赤井の狙いを考える時、これはとても大きなことだと思います。
そして物語は一気にクライマックスに。狙撃を阻止したものの相変わらずの猪突猛進で、犯人が逆切れして歩美ちゃんが大ピンチ、そしてその場に駆けつけられるない江戸川というこういう展開は珍しいかったです。いろいろ考えるんですが、どれもなかなか思い通りに行かない展開は本当にハラハラさせられました。うん、でもこういう映画が見たかったんですよね。
人質の歩美ちゃんを一生懸命助けようとする哀ちゃんと、助かって哀ちゃんに抱き着く歩美ちゃんがそれはもう可愛かったです。歩哀万歳!!!
あと暗視ゴーグルをつけた犯人に狙われ無防備なジョディ先生を助けたり最後に犯人を生かして確保したキャメルは仕事人という感じでいつものドジっ子感は全くなく、頼りなさそうに見えても結構やる時はやるまさにFBIの高木刑事の称号に相応しいはたらきでしたね。
そしてクライマックスの沖やんとジェイムズさんの会話はアメリカのスパイものっぽくて良かったですね。ああいうハードボイルド本当に大好きです。しかもさりげなくシャア赤井の声音とかこういうネタばらしの仕方をするか!というのは賛否両論だとは思いますが、今後の原作の展開次第では良い仕込になるかもしれないと思いました。※後ほどサンデーの感想に書くつもりですが、今回の映画とサンデーを合わせて読んで私は単純に沖やん=シャア赤井はじゃないかもと思ったりしてます。
というわけで、長々と書いてきましたが今回の映画、コナンが活躍しすぎ無かったのが面白かった一番の原因な気がしますが、でも本当に良い作品だったと思います。
ところで最後に素朴な疑問なんですが、世良ちゃんのベッドの隣が膨らんでたのは「領域外の妹さん」がいたって解釈で良いんでしょうか?
とにかく最初の狙撃で、何より哀ちゃんを。←守るって約束、忘れてなかったんだね…と。コナン君を褒めてあげたい心境でした。そして何気に花火のシーン。探偵団+コ哀好きの私にはたまりませんでした。
『哀君どうしよう。』に博士素敵…と。
最後の『吉田さん』呼びに、あれ?っとかなりの違和感を感じて。終了後気付きました。ここのサイトが公式の私は、脳内『歩美』呼びが公式だったって事に。本当の公式忘れてました(^-^;
キャメル捜査官のジョディ先生の心情を汲みつつ、サポートする姿にグッと来て、やられてました。
大人だなぁ…日本警察の男性も見習った方が…
色々あったけど、もう言葉にする必要がなくなりました。覚蓮常サマの感想に、激しく同意でした。
とりあえずコナン君は人間じゃない…と。(笑)
急降下するシーンで、医療に少し携わってる夫が、『普通は失神だけど』と呟いてたのが笑えました(^-^;
素敵な感想ありがとうございました!
コメントありがとうございました。返事が遅くなってすみません。
今年も偏ったテンション高めの感想で失礼しましたが、喜んでいただけると嬉しいです。
コ哀的な見せ場少なかったですが、ちょこちょこ良い描写がありましたね。私は哀ちゃんの楽しそうな日常が垣間見られて良かったです。博士と仲良し、探偵団と仲良しは素晴らしいです。
本当にいつか公式で「歩美ちゃん」呼びを実現してい欲しいです。
キャメル捜査官もカッコいいですよね。もう「ダメル」とか言わないようにしようと決心しました(笑)
とにかく米花町の平和のためにコナン君からはスケボーを取り上げる方向がいいと思います(笑)。