あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

マクロスF ギャラクシーライブ2021[リベンジ]に行ってきましたよ

2021-11-26 21:31:13 | 感想(その他)
マクロスF ギャラクシーライブ2021[リベンジ]の神戸公演に行ってきました。
以前からマクロスFのシェリル・ノームの大ファンな私ですが、神戸での追加公演にまさかのチケット当選いたしまして張り切っていってきました。もちろんライブ前には三宮駅前でたい焼きを食べて気合は十分でございます。

会場に入ると正面のモニターでマクロスFで出てきた企業のCMが流れて、グレースが挨拶してて「ここは!!マクロス・フロンティアだ!」とテンションは上がりまくります。(とは言いながら、途中で挟まるマクロスΔのASMRのCMに「カナメさんんんんんんんん!!!!」と急に公式から投げられた爆弾に心を抉られたりしてましたけども)

最初はTV版のOP、「トライアングラー」。そしてスクリーンは映像そのままで「ああ、マクロスF始まる!」というワクワク感がたまりません。
からの劇場版のシェリルライブのOP映像が流れて、これは来る!!という期待どおりのWelcome To My Fanclub's Night!、禁断のエリクシア、射手座、とシェリルのライブパート。最初からシェリルが全開です。もうね、シェリルがいましたよね、ここに。ええ。

否応なく盛り上がる会場、そして私。

射手座を受けて始まるランカちゃんパートは当然、星間飛行からスタートですよ。やっぱ可愛いな。最近、身近でランカからまめぐにハマった人の影響でちょいちょい中島愛さんの歌は聞いてはいたんですが、いやあれは間違いなくランカちゃんですね。可愛い。
で、日替わりのパートはまさかのランカCMソング集。あれもこれも聞いたことがある耳に残るあの曲たちですよ。意外とちゃんと全部覚えてる自分に驚きつつ、センターステージで歌う所も営業時代のランカのようで、こういうランカがデビューしてからの下積み時代に歌ってた曲もちゃんと拾い上げてくれて歌ってくれるところは予想外で、でも嬉しかったです。
そこからさらに可愛さマシマシの虹色クマクマ、先日オンラインスナックで安野希世乃ママが歌ってたけど、本当にこの曲は可愛いですよね。

前半のシェリルパートがカッコいいに全振りして、ランカパートは可愛いに全振りしていた、そんな印象でした。シェリル・ノームとランカ・リーのアーティストイメージが前面に出ていて、とても良かったと思います。

いや、もうね、すでにこれだけでも感無量だったんですが、ここからなんですよ。センターステージに立つランカが歌い始めたのはWhat 'bout my star?もとはシェリルの曲であるこの曲をランカが歌うということは、TV版の初めの方でショッピングモールで観衆の前で歌うWhat 'bout my star?@Formo、まさにランカ・リー初めの歌じゃないですか!私、このシーンすごい好きなんですよ。
で、この曲はフルになるとシェリルが入ってきて、TV版中盤の病院でアルトを取り合う様に歌う、バージョンになっていくんですが、当然期待していたら、反対側のメインステージに立つのはシェリル。そこから二人が歌いながら近づいていき、通路上で向かい合いながら歌い始めた時は、感動で胸が熱くてたまりませんでした。

前半でランカのCMパートもあったからデビューからずっとシェリルに憧れて追いかけていたランカがシェリルと対等になっていく様であり、シェリルは一緒に歌うライバルであり、相棒を見つけていく道を見ていたような、そんな気がしました。

そこからさらに追い打ちをかけるようにライオンがきます。これは盛り上がらないはずがない。シェリルとランカの二人のライオン、生で聞いたのはたぶん犬フェス以来ですが、何度聞いても最高でした。May‘n部長のライブで何度か部長のライオンは聞いてますが、やっぱり二人のライオンは全く別物ですね。

MCを挟んで二人でしか歌えない曲を、ということで始まったのはタブレット。ライブで聞いたのは初めてたっだと思います。まさにシェリルとランカの関係性の曲。まさかライブでやるとは思わなかったので、懐かしく思いながらも、二人の曲が染み入りました。

前半の構成やこのタブレットもそうですが、今回の映画はしぇりる・アルト・ランカのトライアングラーというよりも「シェリルとランカの関係性」が中心に作られていたように思いました。直近で放映していた『時の迷宮』でランカのシェリルへの感情を劇場で浴びていたということもあったんでしょうが、孤独なシェリルが共に同じ夢を見られるランカに出会って、「一人じゃない」という感情を知るし、ランカもシェリルがいるから走り続けられる、そういう表現がたくさんあったと感じました。

二人をつなぐFのメインテーマ、アイモからのランカのそうだよ。実は私はこの曲とかホシキラとか、ランカちゃんは可愛さマシマシな曲よりもバラードの方が好きなんですよ。優しいけど強い声が良いんですよね。

で、シェリルのバラードパートは天使になっちゃった。先日May‘n部長がブログで書いていたけど、歌姫シェリルじゃなくて、女の子シェリルの曲ですよね。強いけどカッコいいけど、本当は脆くて弱いシェリルの本音が出てる。シェリルの誕生日だからこその、最高の選曲でした。

冒頭がアーティストイメージでのカッコいいシェリル、可愛いランカということを書きましたけど、この二人、本当はランカちゃんの方が強くて、シェリルは脆いんですよね。そういう本音の二人が垣間見えるところがとても良かったです。

工夫を凝らした換気タイムがあって

永遠、そしてダイヤモンド・クレバス。いや、ダイクレはね、だめですよ。何回も聞いてて、そして聞くたびごとに最高値を越えてくるのほんと、もうダメです。最高です。シェリルの本音や弱さの中から、それでも立ち上がるのがダイクレじゃないですか。絶対に負けない希望の歌姫がランカちゃんならば、「絶望の中で歌って見せる」のがシェリルのダイクレな訳ですよ。

そんな銀河の妖精シェリル・ノームの声に浸っていたらアニメパートが始まって、希望の歌姫ランカ・リーが歌うのは放課後オーバーフロウ。ランカの曲の中で一番好きなんですよこれ。マクロスFがトライアングラーと言いつつもはっきりと正攻法で全力の告白をしたのはTV版、劇場版を通してランカのこのシーンだけですよ。で、そこからの放課後オーバーフロウ、神がかってないわけがない!

そしてここからは真空のノーザンクロスから始まる怒涛の映画サヨナラノツバサのクライマックスにあわせてのラストバトル歌姫タイム。歌、映像、全てが圧巻でした。普通ならちょっと笑っちゃうはずのフォーメーションビッグウエンズデーすらカッコいいい!あとイサム・ダイソンの錐もみはほんと外連味の塊!途中から映画見てるのか、ライブ見ているのか、わからなくなる感覚から気が付けば私はあの時、絶対マクロスクオーターにいましたよね。ブリッジで二人の歌聞きいてるモブでした。あそこは地球の神戸じゃなくて、銀河の彼方だったに違いありません。

もちろん歌姫たちも最高です。いや、もう最高とかそういう形容詞じゃ追いつかないですよ。広辞苑探したってあの空間の歌姫を讃えるのにふさわしい言葉なんてないと思います。サヨナラノツバサを生で聞ける日が来るなんて、生きててよかった!!!

ホシキラからdジュディスタbまでの映画を再現した完璧流れで本編は終了。終わった時には凄すぎて魂が抜けてました。夢みたいな時間でした。

アンコール後の二人のMCはマクロスFから15年の二人の時間がそのまま感じられるような空気でした。部長とまめぐでありながら間違いなくシェリルとランカな二人でもあり、いろんな意味でそういうライブ空間を作れるようになった二人の歌姫に感謝しかありません。
あとまめぐの言葉に隣のお兄さんがめちゃくちゃすすり泣いていたんですが、彼の涙はあの瞬間あそこにいたフロンティア市民みんなの涙だったと思います。ぜったい、いつかまた次の夢を実現するまで、みんな頑張ろうね。

本当のラストは時の迷宮。ライブVer.これも良いですね。今回のライブのラストに相応しい曲だと思いました。


今回のライブは本当に何物でもなく「マクロスF」のライブでした。ライブが始まる前は当然ながらマクロスFの曲は歌うだろうとは思ってはいたんですが、ここまでマクロスFの物語のライブをしてくれるとは思ってなくて、どこかでシェリルとランカの曲を歌うMay‘nと中島愛みたいなライブだと思っていました。もちろんそれでもいいと思ってましたけど、だけど全然そうじゃなかった。二人はシェリルとランカとして歌ってくれたし、間違いなくシェリルとランカでした。それが本当に嬉しかったし感動したし、あの空間に入れたことがただただ幸せだと感じさせてくれました。

マクロスFで大きく世に出た二人だったけど、それぞれにそれが大変だったりしんどかったりした部分はあったと思うし、それが伝わることもある15年でした。だからマクロスFライブをしてくれるだけで嬉しかったんですけど、でも今あれだけのライブをしてくれてマクロスFを大切に思ってくれて大好きでいてくれて、私たちファンと思いを共有してくれた、最高の歌姫たちに心から感謝したいです。


今回のライブは前回のマクロスFライブから11年ということもあったり、そして直近の映画がその後の物語ということもあって、ランカもシェリルの少しだけ大人になったそんな設定だったのかな、という気もします。劇場版でこれからも二人は歌っていく、ということがわかって、そしてそれを目の前で見せてくれたことも良かったです。

二人が約束してくれたから、いつか、またきっと。二人はまだまだこれから!なんだろうと信じることができます。

やっぱりマクロスFは最高だし、銀河の妖精シェリル・ノームと超時空シンデレラランカ・リーはさいこうです。



















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2 コメント

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フロンティアの彼方 (ハル イズミ)
2021-11-26 22:12:06
そう、あの時の会場のみんなはマクロスフロンティアの住民でしたね。断言できます。

なんとも表現し難い体験でしたが、例えるならマクロスの世界が現実の3次元に浸み出して辺りに充満したかのような、そんなマクロスフロンティアな空間だったと思います。
May'n部長とまめぐは紛うことなきシェリルとランカの二人でした。

そう思います。

いつかまたシェリルとランカな二人の歌姫のライブに参加できる日が来ますように。
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全てのプロトカルチャーの子らよ (覚蓮常)
2021-12-30 22:36:39
>ハルさん

そうですよね!
あの時、あそこは間違いなく銀河の彼方でした。銀河の妖精と超時空シンデレラは存在しました。

いつかまたきっと、再びマクロスフロンティアの住人になれることを信じてます。
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