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かこがわ歴史探検2~浜手の歴史探検教室

2008-08-23 16:35:29 | 講座&検定、イベント情報
 8月23日(土)、あいにくの雨の中、9時に加古川海洋文化センターに集合。テキストの昭和30年代の写真と照らし合わせつつ、「別府灯台はあの辺にあったんやろう」と写真をパチリ。
 多木化学本社前では、別府在住の松本さん(かこがわ学会)から多木化学の歴史や周辺の昔の様子をうかがいました。宝蔵寺の前にある別府対潮橋で、テキストの昭和初期の写真と対比しながら、同じアングルから写真を撮影、「このあたりに"CAFE YORO"があったのかな?」と昭和初期に思いを馳せ、別府在住の中村さんから、このあたりの昔の様子をうかがいました。



 そして、宝蔵寺の境内にある日本最古のオリーブの木を見学。ご住職よりていねいな説明を受けました。1879年(明治12年)、フランスから輸入されたもので、神戸オリーブ園から多木化学の創業者多木久米次郎が苗木の分譲を受け、1886年に宝蔵寺へ栽植されたものだそうです。
 別府住吉神社では多木久米次郎翁の銅像の台座を見学。「台座がこんなに大きいなら、銅像はどれほど大きかったんだろう」と、子供たちも感嘆していました。
 そして、いよいよ"あかがね御殿"。"あかがね御殿"こと多木浜洋館は、多木化学の創業者・多木久米次郎氏が来賓を迎えるために建築し、大正の中頃に着工、昭和8年に完成した4階建ての洋館です。屋根・外壁に銅版を張りめぐらせていることからこの呼び名がつきました。平成14年には国の登録文化財に指定されています。この建物を管理する学校法人・多木学園の多木理事長から、詳しい説明をうかがった後、藤森照信(建築家/建築史家・東京大学教授)解説のビデオを鑑賞。2班に分かれてゆっくりと館内を見学させていただきました。昭和初期のものとは思えない豪華な内装、立派なシャンデリアにビックリ。
 ホールの中を見回していると、多木久米次郎翁の銅像の除幕式(?)の写真を発見。そこには想像以上の大きな銅像が写っていました。


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