>衝動
歌手を夢見て都会に出てきた少女が、スナックで歌うことで修業する――80年代半ば、すなわち昭和末期には、まだそういうのあったんだよな~。で、スナックのママも面倒見よくて、大して金になるわけでもないのに歌わせてあげて、ってか、人気が出て歌手デビューなんてことになったら損失になるにもかかわらず、快く送り出してあげたり。
ただ、一方で、「そんな女の子に変な虫がついちゃって、今回の話のように」ってことも、あったようですからね。まあ、必ずしも「あの頃はよかった」とも言い切れない、ってことですかね。
このエピソードは、ラストが最終回っぽい演出なんですよね(笑)。
前述の少女の父親で、でも少女はそのことを知らず、本人もあえて「足長おじさん」を演じていたゲストキャラ野島(苅谷俊介)が、娘を殺した黒幕に復讐しようとするのですが、そんな彼の罪を重くしないように、タカとユージが動きます。
タカは、先に野島をパクることで、彼の復讐を阻止しようとするんだけど、でもそれが叶わず、野島が黒幕――というのはもったいないくらいの小悪党を射殺する寸前までいってしまいます。ただ、寸でのところで、ユージが野島を撃ち(殺してはいない)、それを阻止。
で、その小悪党に対し、その足元に向けて銃を乱射するユージ。
その後、ラストで、
タカ「古いな、おまえも。流行らないんだよ、ああいうの」
ユージ「なにいってんだよ、おまえだって、同じ思いだったんだろ」
タカ「おまえがやると浪花節」
ユージ「じゃあ、おまえはなんなんだ」
タカ「ハードボイルド」
ユージ「どうやって食うんだよ、それ~」
このやりとりのあと、新たな事件が起こり、「あぶない刑事」(OPテーマ)がちょっと流れてエンディングへ。
まあ、放送期間は元々半年を予定していたものの(結果としては1年続きましたが)、場合によっては打ち切りもあり得ますからね。この「衝撃」はちょうど12話で、1クール打ち切りも想定していたものなのかも。
>追跡
ゲストは、
エースのジョー(笑)。
宍戸錠が元刑事(近藤課長の元部下)・沢村という役を演じてます。
第10話の「激突」同様、タカとユージが、今回もまた松山へ飛びます。ってか、今回は近藤課長も松山へいきます。
これ、スポンサーの太陽石油(SOLATO)の本拠が松山だからだそうですね。
それはそうと、ユージのエセ松山弁(笑)。この人はエセ大阪弁もおもろかったよな~(笑)。
あと、タカとユージがやたら俳句(っつーか川柳)読んでたのは、やっぱ正岡子規の故郷だからでしょうか(笑)。
中条静夫と宍戸錠のやりとりがカッコよかったですね~。
ロートル刑事と元刑事の執念と哀愁
って感じで、見応えばっちりでした。
で、最後に、沢村が元女房に対し、「もう一度・・・やり直してくれるか、オレと」――宍戸錠、渋い! もちろん、元女房の答えは「……ええ」でした(笑)。
映像特典の「またまたあぶない刑事スペシャルダイジェスト」のナレーションは、ナカさん役のベンガルですかね? クレジットはなかったけど、声がそれっぽい。
ってか、同時上映が「ふたりぼっち」だったんですね。懐かしいー! (笑)
バービーボーイズのコンタが主演した映画です。ヒロインは古村比呂かな。まあ、私は見たことないんですが(笑)。
歌手を夢見て都会に出てきた少女が、スナックで歌うことで修業する――80年代半ば、すなわち昭和末期には、まだそういうのあったんだよな~。で、スナックのママも面倒見よくて、大して金になるわけでもないのに歌わせてあげて、ってか、人気が出て歌手デビューなんてことになったら損失になるにもかかわらず、快く送り出してあげたり。
ただ、一方で、「そんな女の子に変な虫がついちゃって、今回の話のように」ってことも、あったようですからね。まあ、必ずしも「あの頃はよかった」とも言い切れない、ってことですかね。
このエピソードは、ラストが最終回っぽい演出なんですよね(笑)。
前述の少女の父親で、でも少女はそのことを知らず、本人もあえて「足長おじさん」を演じていたゲストキャラ野島(苅谷俊介)が、娘を殺した黒幕に復讐しようとするのですが、そんな彼の罪を重くしないように、タカとユージが動きます。
タカは、先に野島をパクることで、彼の復讐を阻止しようとするんだけど、でもそれが叶わず、野島が黒幕――というのはもったいないくらいの小悪党を射殺する寸前までいってしまいます。ただ、寸でのところで、ユージが野島を撃ち(殺してはいない)、それを阻止。
で、その小悪党に対し、その足元に向けて銃を乱射するユージ。
その後、ラストで、
タカ「古いな、おまえも。流行らないんだよ、ああいうの」
ユージ「なにいってんだよ、おまえだって、同じ思いだったんだろ」
タカ「おまえがやると浪花節」
ユージ「じゃあ、おまえはなんなんだ」
タカ「ハードボイルド」
ユージ「どうやって食うんだよ、それ~」
このやりとりのあと、新たな事件が起こり、「あぶない刑事」(OPテーマ)がちょっと流れてエンディングへ。
まあ、放送期間は元々半年を予定していたものの(結果としては1年続きましたが)、場合によっては打ち切りもあり得ますからね。この「衝撃」はちょうど12話で、1クール打ち切りも想定していたものなのかも。
>追跡
ゲストは、
エースのジョー(笑)。
宍戸錠が元刑事(近藤課長の元部下)・沢村という役を演じてます。
第10話の「激突」同様、タカとユージが、今回もまた松山へ飛びます。ってか、今回は近藤課長も松山へいきます。
これ、スポンサーの太陽石油(SOLATO)の本拠が松山だからだそうですね。
それはそうと、ユージのエセ松山弁(笑)。この人はエセ大阪弁もおもろかったよな~(笑)。
あと、タカとユージがやたら俳句(っつーか川柳)読んでたのは、やっぱ正岡子規の故郷だからでしょうか(笑)。
中条静夫と宍戸錠のやりとりがカッコよかったですね~。
ロートル刑事と元刑事の執念と哀愁
って感じで、見応えばっちりでした。
で、最後に、沢村が元女房に対し、「もう一度・・・やり直してくれるか、オレと」――宍戸錠、渋い! もちろん、元女房の答えは「……ええ」でした(笑)。
映像特典の「またまたあぶない刑事スペシャルダイジェスト」のナレーションは、ナカさん役のベンガルですかね? クレジットはなかったけど、声がそれっぽい。
ってか、同時上映が「ふたりぼっち」だったんですね。懐かしいー! (笑)
バービーボーイズのコンタが主演した映画です。ヒロインは古村比呂かな。まあ、私は見たことないんですが(笑)。
6月に某wo○owの劇場版一挙放送を見て“あぶ刑事”再燃となったところへDVDマガジン発売…
完全にいろんな組織のいろんな商売に、まんまと嵌ってしまって散財気味の数ヶ月w
「衝動」いいですね~
本放送時は中学生で、頻繁にあった再放送の頃もまだ学生だった自分
みっちゃんの曲は残ってるけど、それほど強い印象はなかったこの回
ところがいい歳になり、久々に改めて観たら… ラスト、うずくまりながら泣く野島(刈谷俊介さん)のところでは堪らずグッと来て泣いてしまいました
洒落た会話やアドリブ、キャスティングの妙など魅力いっぱいの作品だけど
『あぶない刑事』の本質って、まさに“ハードボイルドと浪花節”だったんだなぁとしみじみ思ったといいますか…
近藤課長の薫の慰め(諭し?)方や鷹山評、懸命に疾走する大下など
ホント、いい回だったなぁ
すみません。はじめてなのに長々と… 失礼いたしました
(明日発売のVol.7が届いた! 「死闘」と「説得」もじっくり鑑賞しなければw)
某wo○owでもやってたみたいですね(笑)。
私も当時は中学生でした。ってか、番組終わってすぐに再放送されてた気も(笑)。
ともかく、当時は正直、おもしろくは感じなかったかもしれませんね。やっぱタカとユージの派手なアクションや、粋なジョークにばっか目が行っちゃってたのが正直な所だったかと(笑)。
でも、おっしゃるとおり、野島の足長おじさんぶりやそのラスト、あるいは近藤課長と沢村の渋いやりとりなんかは、年取ったいま見ると、そのよさが倍増した感じでした。
そうだ! Vol7今日だ! 明日、絶対買うつもりです(笑)。
もちろん自分もそうですよ! シューティングポーズも決まってて銃がおもちゃに見えないところがいいんです !!
(うまく言えないんですけど、わかります?)
二回りほど年上のお二人にキャーキャー言うとりました! 実際アイドル誌とかに普通に載ってたしw
当時のお二人の年齢を少し超えた今、舘さんと恭兵さんのカッコよさは凄かったんだと痛感すると言いますか…
あの居住まい、所作、仕草、そしてもう拝見できない煙草を燻らすお姿!
36歳と35歳ですよ! 纏ってるオーラと存在感、そしてあの色気にショックすら受けるw
余談ですが、現在発売中の『pen』12/1号 “男が惚れる男たちの肖像。”
‘俺にも語らせろ! 男が男に惚れた瞬間’ に仲村トオルさんのインタビューがありまして
「僕はどちらの(舘さん&恭兵さん)の遺伝子も正しく半分ずつブレンドされて受け継いでいるんです(笑)。
60歳を過ぎてもお2人のように、心身ともに贅肉のない男でいられたらいいなと思います」
と現在47歳の仲村さん(トロイ動物!)が当時のエピソードとともに語られてました。
やっぱり『あぶない刑事』って凄い作品だったんだと思うし、やっぱり今でも大好きです!
トロイ動物w でも、トオルさんもかっこいいですよね。当時も、そして年取っても。
タカとユージはホント憧れましたw
ユージの髪型真似して、タカが着てそうなロングコートをお年玉はたいて買って、二人に憧れてグラサンかけてみたり、タバコ吸い始めたりw
あぶない刑事は、ホント青春でしたw