おまえにはハマは似合っても、デカは似合わねぇよ――
ってわけで、まずはvol1から。
DVDはTVシリーズ1,2話を収録してます。どーせなら、TVシリーズのブルーレイを出してほしいんだが・・・(笑)
まあ、でも、マガジンのほうでね、
舘ひろしと柴田恭兵を交えた座談会! (ほかに、監督、脚本家も)
恭様(柴田恭兵)のアドリブに笑って芝居ができなかった。
エプロン姿になっただけで笑える舘さんはずるい。
いまでも仲いいのが微笑ましいし、うらやましい(笑)。
もちろん、あぶ刑事やってほしいけど、ほかの企画でもいいから、またこのふたりの共演が見たいな。
ほかには、タカの拳銃Smith&WessonM586のちょっとした解説なんかも。
DVDのほうはですね、第1話「暴走」と第2話「救出」が収録されてます。
序盤だけあって、
まだユージがグラサンかけてません。
vol2に収録されてる第3話「挑発」からかけ始めるんですよね。
ただ、ユージはあんまりグラサンかけないほうがいいかも(笑)。
ユージってキャラは、表情が目まぐるしく変わるのが魅力であって、それがおもしろいしカッコいいと思うんですよ。それが、グラサンかけちゃうと、そのさまがあまり見られなくなっちゃう気がしてね・・・
タカはどっちかっていうとクールだから、グラサンはアリなんですけどね。
まあ、でも、ユージのグラサン姿もカッコいいといえばカッコいいんですが(笑)。
で、vol2は、第3話「挑発」、第4話「逆転」、第5話「襲撃」が収録されてます。
マガジンのほうは、vol1から引き続き、舘ひろしと柴田恭兵を交えた座談会。
恭兵さん曰く、
女子高の近くで撮影してたとき、
舘さんが投げキッスとかするから、「ぎゃあーーっ」て。もうパニック。
なんか、めちゃめちゃ舘さんらしいです(笑)。
他には、やっぱりユージの拳銃・コルトローマンの解説と、「逆転」のゲスト河合美智子のインタビュー。
河合さんは、いまでも面影残ってます(笑)。
で、DVDのほう。
まずは第3話「挑発」を見てて抱いた印象なんですが・・・
これはあぶ刑事という作品全体にいえることではあるんだけどさ、このころの横浜の街って、ホント、汚ねぇ汚ねぇ(笑)。
ガード下の弁当屋とか、住宅街の中にあるスナックとか(笑)。
いまでこそ、おしゃれできれいな街並みのほうが割合としては大きくなっちゃった印象があるけどさ、元々は横浜って、おしゃれできれいな街並みと、終戦直後の、瓦礫や廃材でおっ立てたような店の延長線みたいな造りの、きったねぇ建物が立ち並んだ地域とが同居したような街なんだよね~(まあ、いまでもあることはあるけどね、そういうトコ)。
だから、あぶ刑事に出てくる横浜が懐かしい懐かしい(笑)。
特筆すべきは、第五話の「逆転」。
デビュー直後の河合美智子がゲストヒロインです。
後の、オーロラ輝子です(笑)。
この回は、ユージのモテ回ではありますが、何気に女性陣がいい感じです。
薫と美由紀(河合美智子)が食事してるシーンなんかよかったですね。
美由紀、くしゃみをする。
薫「風邪引いてるの?」
美由紀「アレルギー性のくしゃみ」
薫(あくまでしれっとした口調で)「よっぽど嫌われてるのね、私」
美由紀「・・・美人ね」
薫「ありがとう」
美由紀「刑事にしておくにはもったいない」
薫「そういわれたいから刑事になったの。
――食べれば?」
美由紀「ダイエット中なの」
薫「そんなにスタイルいいのに?」
美由紀「そういわれてみたいから、言ってみただけ」
まだ少女であり、それゆえに薫の美貌とセンスに軽く嫉妬している美由紀と、「大人の女」というほどではないにせよ、年上の女の余裕を見せる薫って感じで。
それと、瞳ちゃん。この人はホントにかわいい(もういいって?/笑)。
不良少女「だって、あの人、お尻を噛むんです。変態ですよね」
鈴江「まあ、それだけで変態とはねぇ」
瞳ちゃん(お茶を出しながら)
「変態です」
薫「・・・
鈴江さん、噛むんですか?」
このとき、瞳ちゃんが珍しく語気を強めてね(笑)。それもまたかわいい。
まあ、そのあとの薫の冷めた物言いにも笑っちゃいましたが(笑)。
それと、今回、瞳ちゃんがユージに気がある素振りを見せます(笑)。
近藤課長「おい! おい、大下!
――鉄砲玉みたいな奴だな・・・」
松村課長「でも、そこが素敵なトコなのよね~」
瞳ちゃん(明るい微笑を浮かべながら)「ええ」
両課長「・・・あらぁ~?」
まあ、ここは瞳ちゃんもかわいいけど、両課長のお茶目ぶりがね。とくに、近藤課長(笑)。この人がそんな物言いするとは(笑)。
で、この回は前述のとおり、ユージ回です。
もう、まさに、
ユージ、かっけー! すっげ、かっけぇー!
って感じです(笑)。
港署内の捜査課で、くわえタバコでニヒルに笑う彼、めちゃめちゃカッコいいです(笑)。松村課長がパパをからかってるシーンね。
これはタカにもいえることだけど、やっぱスーツ(上着)脱いで、ホルスターと拳銃剥き出しにして、タバコくわえながら部屋の中をうろつくサマって、カッコいいですよね~。いまは、もう、刑事ドラマの中でも禁煙が進んじゃって(笑)。
で、第5話「襲撃」。
近藤課長が粋です。
勝手に動ことうするタカとユージら捜査課連中に対し、立場的にも当初はやめさせようとするんだけど、最後には、
「吉井、今日の課長の出勤時間は10時だ」
いって、自分はいないことにして黙認するんですよ。ホントに粋です(笑)。
で、
薫「課長」
近藤課長「だから、課長は来てないよ」
薫「・・・素敵♪」
近藤課長(軽く咳払いし)「・・・年寄りをからかわんでください」
――これもまた、いいやりとりですよね~(笑)。薫の言い方もかわいいし、照れる課長もまた(笑)。
それと、タカ。やっぱこの人も、物言いや佇まいがいちいちカッコいい! (笑)
あぶないマネするからデカなんだよ。
酒飲みながら本読んでるヤクザの幹部の隣に、断りなく座り、ふんぞり返りながらの台詞。ホンット、タカはクールでワイルドです(笑)。
この台詞以外にも、
みっともなくていえるか。おまえらとシャブのパーティーで盛り上がったなんて。
――予告でのこの台詞もまた、クールでした。
と、まあ、そんな感じで書いてみましたが・・・この「あぶ刑事DVDマガジン」のレビュー、毎回やる予定はいまんトコありません(あくまで気が向いたら/笑)。
でも、やっぱこの作品は大好きです(笑)。またなんかの機会で取り上げることになるかと。
ってわけで、まずはvol1から。
DVDはTVシリーズ1,2話を収録してます。どーせなら、TVシリーズのブルーレイを出してほしいんだが・・・(笑)
まあ、でも、マガジンのほうでね、
舘ひろしと柴田恭兵を交えた座談会! (ほかに、監督、脚本家も)
恭様(柴田恭兵)のアドリブに笑って芝居ができなかった。
エプロン姿になっただけで笑える舘さんはずるい。
いまでも仲いいのが微笑ましいし、うらやましい(笑)。
もちろん、あぶ刑事やってほしいけど、ほかの企画でもいいから、またこのふたりの共演が見たいな。
ほかには、タカの拳銃Smith&WessonM586のちょっとした解説なんかも。
DVDのほうはですね、第1話「暴走」と第2話「救出」が収録されてます。
序盤だけあって、
まだユージがグラサンかけてません。
vol2に収録されてる第3話「挑発」からかけ始めるんですよね。
ただ、ユージはあんまりグラサンかけないほうがいいかも(笑)。
ユージってキャラは、表情が目まぐるしく変わるのが魅力であって、それがおもしろいしカッコいいと思うんですよ。それが、グラサンかけちゃうと、そのさまがあまり見られなくなっちゃう気がしてね・・・
タカはどっちかっていうとクールだから、グラサンはアリなんですけどね。
まあ、でも、ユージのグラサン姿もカッコいいといえばカッコいいんですが(笑)。
で、vol2は、第3話「挑発」、第4話「逆転」、第5話「襲撃」が収録されてます。
マガジンのほうは、vol1から引き続き、舘ひろしと柴田恭兵を交えた座談会。
恭兵さん曰く、
女子高の近くで撮影してたとき、
舘さんが投げキッスとかするから、「ぎゃあーーっ」て。もうパニック。
なんか、めちゃめちゃ舘さんらしいです(笑)。
他には、やっぱりユージの拳銃・コルトローマンの解説と、「逆転」のゲスト河合美智子のインタビュー。
河合さんは、いまでも面影残ってます(笑)。
で、DVDのほう。
まずは第3話「挑発」を見てて抱いた印象なんですが・・・
これはあぶ刑事という作品全体にいえることではあるんだけどさ、このころの横浜の街って、ホント、汚ねぇ汚ねぇ(笑)。
ガード下の弁当屋とか、住宅街の中にあるスナックとか(笑)。
いまでこそ、おしゃれできれいな街並みのほうが割合としては大きくなっちゃった印象があるけどさ、元々は横浜って、おしゃれできれいな街並みと、終戦直後の、瓦礫や廃材でおっ立てたような店の延長線みたいな造りの、きったねぇ建物が立ち並んだ地域とが同居したような街なんだよね~(まあ、いまでもあることはあるけどね、そういうトコ)。
だから、あぶ刑事に出てくる横浜が懐かしい懐かしい(笑)。
特筆すべきは、第五話の「逆転」。
デビュー直後の河合美智子がゲストヒロインです。
後の、オーロラ輝子です(笑)。
この回は、ユージのモテ回ではありますが、何気に女性陣がいい感じです。
薫と美由紀(河合美智子)が食事してるシーンなんかよかったですね。
美由紀、くしゃみをする。
薫「風邪引いてるの?」
美由紀「アレルギー性のくしゃみ」
薫(あくまでしれっとした口調で)「よっぽど嫌われてるのね、私」
美由紀「・・・美人ね」
薫「ありがとう」
美由紀「刑事にしておくにはもったいない」
薫「そういわれたいから刑事になったの。
――食べれば?」
美由紀「ダイエット中なの」
薫「そんなにスタイルいいのに?」
美由紀「そういわれてみたいから、言ってみただけ」
まだ少女であり、それゆえに薫の美貌とセンスに軽く嫉妬している美由紀と、「大人の女」というほどではないにせよ、年上の女の余裕を見せる薫って感じで。
それと、瞳ちゃん。この人はホントにかわいい(もういいって?/笑)。
不良少女「だって、あの人、お尻を噛むんです。変態ですよね」
鈴江「まあ、それだけで変態とはねぇ」
瞳ちゃん(お茶を出しながら)
「変態です」
薫「・・・
鈴江さん、噛むんですか?」
このとき、瞳ちゃんが珍しく語気を強めてね(笑)。それもまたかわいい。
まあ、そのあとの薫の冷めた物言いにも笑っちゃいましたが(笑)。
それと、今回、瞳ちゃんがユージに気がある素振りを見せます(笑)。
近藤課長「おい! おい、大下!
――鉄砲玉みたいな奴だな・・・」
松村課長「でも、そこが素敵なトコなのよね~」
瞳ちゃん(明るい微笑を浮かべながら)「ええ」
両課長「・・・あらぁ~?」
まあ、ここは瞳ちゃんもかわいいけど、両課長のお茶目ぶりがね。とくに、近藤課長(笑)。この人がそんな物言いするとは(笑)。
で、この回は前述のとおり、ユージ回です。
もう、まさに、
ユージ、かっけー! すっげ、かっけぇー!
って感じです(笑)。
港署内の捜査課で、くわえタバコでニヒルに笑う彼、めちゃめちゃカッコいいです(笑)。松村課長がパパをからかってるシーンね。
これはタカにもいえることだけど、やっぱスーツ(上着)脱いで、ホルスターと拳銃剥き出しにして、タバコくわえながら部屋の中をうろつくサマって、カッコいいですよね~。いまは、もう、刑事ドラマの中でも禁煙が進んじゃって(笑)。
で、第5話「襲撃」。
近藤課長が粋です。
勝手に動ことうするタカとユージら捜査課連中に対し、立場的にも当初はやめさせようとするんだけど、最後には、
「吉井、今日の課長の出勤時間は10時だ」
いって、自分はいないことにして黙認するんですよ。ホントに粋です(笑)。
で、
薫「課長」
近藤課長「だから、課長は来てないよ」
薫「・・・素敵♪」
近藤課長(軽く咳払いし)「・・・年寄りをからかわんでください」
――これもまた、いいやりとりですよね~(笑)。薫の言い方もかわいいし、照れる課長もまた(笑)。
それと、タカ。やっぱこの人も、物言いや佇まいがいちいちカッコいい! (笑)
あぶないマネするからデカなんだよ。
酒飲みながら本読んでるヤクザの幹部の隣に、断りなく座り、ふんぞり返りながらの台詞。ホンット、タカはクールでワイルドです(笑)。
この台詞以外にも、
みっともなくていえるか。おまえらとシャブのパーティーで盛り上がったなんて。
――予告でのこの台詞もまた、クールでした。
と、まあ、そんな感じで書いてみましたが・・・この「あぶ刑事DVDマガジン」のレビュー、毎回やる予定はいまんトコありません(あくまで気が向いたら/笑)。
でも、やっぱこの作品は大好きです(笑)。またなんかの機会で取り上げることになるかと。
あの御二人、30代半ばにして物言いや佇まいが本当に渋くてカッコ良くて、大人の男性の色気がハンパじゃないです。
巷で「リメイク・・・」って話もありましたが、今の俳優さん達でそれを持ってる人がいないと思いますね。
私も 最近またまたドンハマり・・になっています(笑)
ありがとうございます。
あの当時、ふたりともまだ30代半ばだったんですよね(笑)。タカとユージというキャラクターの設定は30前後でしょうが。
いずれにせよ、30代であれほどの色気・・・ってか、いまどきあそこまで「男の色気」を出せる人、そうそういませんよね(笑)。
それは俳優さんにも同じことがいえて、それでも「クールでワイルド」なタカはまだ何とかなるかもしれないけど、「クールでお調子者(そしてギャグや言葉のセンスに嫌味がない)」なユージは、演じるのが難しいでしょうね。