マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

Plan Bee (BARBEE BOYS 新譜)

2020-01-13 20:32:58 | 音楽

約30年ぶりですかね? バービーボーイズの新譜(オリジナルアルバム)です。
まあ、全5曲なんで、昔でいえばミニアルバムですかね。
ちょっとだけ、感想みたいなものを。

ぼくらのバックナンバー
無敵のヴァレりー
CRAZY BLUE
カリビアンライフ
翔んでみせろ


上が収録曲です。
元々、バービーというのは、





おしゃれでHなラブソング



を得意としているバンドではあるんですが、





ヴォーカルふたりの歌唱法や、サウンドに関しては結構、パンキッシュです。



ってか、80年代組は結構、そういうスタイルだったりします。バービー同様、おしゃれでHなんだけど、パンキッシュなほうにより寄せているのがBOφWY辺り、やはりおしゃれでHなんだけど、よりおしゃれなほうに寄せているのが(初期の、まだロックやってたころの)米米CLUB辺り――そんな感じがしてます。あくまで個人的な見解ですが。
ともかく、この「Plan Bee」というアルバムは、やはり「適度にパンキッシュ」って感じがしますね。「ぼくらのバックナンバー」や「無敵のヴァレりー」は、なかなかノレます(笑)。
ただね、彼らも、そしてファンだった私らも、年取ってます。エロかっこいい魅力はいまでも好きですが、ちょっと照れくさくもあります(笑)。
作詞してるイマサ(ギター)が、そういった心境で書いたのかはわかりませんが(今回、作詞作曲は全曲、イマサによるもの)、往年のバービーのエロさは影を潜めているかもしれません。って、昔がエロすぎたのか? (笑)
まあ、その分、「肩の力が抜けている」気もしますかね。「いま現在の、年取ったイマサが、書きたいことを書いている。そしてメンバーの演奏も、いま現在の彼らによる自然体なもの」って雰囲気が感じ取れる、っていうか。
「CRAZY BLUE」と「カリビアンライフ」なんかは、とくにそういう雰囲気がある気がします。
って、「CRAZY BLUE」はイントロのコンタ(ヴォーカル&サックス)のサックスがね、昔のバービーの楽曲にありそうなアレンジだったので、ニヤリとさせられました(笑)。ってか、この曲は雰囲気からして、コンタ作詞作曲かと思った。
「カリビアンライフ」は、イマサが歌ってます。「クラリネット」のころと比べると、歌上手くなってますね(笑)。
「翔んでみせろ」は、昔からやってる楽曲で、ライブ音源はCD化してんですよね。ただ、スタジオ盤は今回が初めて。
イントロの「イマサのギター→エンリケのベース&コンタのシャウト」で、懐かしさのあまり、やはりニヤリと(笑)。

ってわけで、バービーの新譜でした。これを機に本格的に再結成、活動してほしいですね。いままでも、散発的な再結成はありましたが。
メンバー中でも、杏子さん(ヴォーカル)は熱望してたと思うし(笑)。
ってか、「Plan Bee」のほうに話を戻すと、欲を言えば、「10曲くらいはほしかった」「『はちあわせのメッカ』のような、わかりやすいビートロックも欲しかった(この曲のイントロ、コイソのドラムとエンリケのベース、そしてイマサのギターという流れは、マジでかっこいい!)」「1曲くらいは、コンタ作詞作曲の楽曲が欲しかった」ってのはあります。
とくに、コンタ曲。彼の曲って、リアルタイムで聴いたころは「なんだ、これ?」って感じだったんですが、2007,8年ごろに出た「蜂」というベスト盤に入ってる「瞳の奥でまばたくな」「11:50」(いちいち困る、と読みます)なんかは、結構、癖になるんだよね。
まあ、彼のソロ曲はわかりませんが、少なくともバービーのころは、コンタも優秀なメロディメーカーだったんだな、と。解散から20年くらいして、ようやく気づきました(笑)。



メンバー全員の笑顔が素敵です(笑)。

そういえば、今日は代々木でバービーのライブがあったんですよね。「お惚け」でなしに、これを書いてる時点では、ホントに忘れてた(笑)。
オレも体調がよければ、参戦したんですが。

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