マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

沢井美空ライブ・レポ

2015-05-30 21:45:06 | 音楽
4/4の記事で紹介した沢井美空というミュージシャンがライブをやったので、観に行ってきました。
渋谷の「Last Waltz by shiosai」ってトコでね。ただ、ここ、ライブハウスかと思ってたら、バーっぽいトコでした。ハコとしてはめちゃめちゃちっちゃいトコです。
ですんで、当然、ステージもちっちゃいです。どんなにがんばっても、4人が精一杯でしょうね、面積的に。
で、ステージ中央奥には、トラムセットではなく、パーカッション。そんなステージだったんで、「おとなしめの曲限定かな」とは思いました。





「ごめんね、いいコじゃいられない」「Lost Generation」や、アルバム「憂鬱日和。」の10曲目のような、ギターサウンドっぽい曲はやんないかな、と。



案の定、登場したのは沢井さん本人と、ギターの兄ちゃん、パーカッションの姉ちゃんだけでした(笑)。上のような曲やるには、ドラムとベースは不可欠なんで。やっぱり、おとなしめな曲ばかりでしたけどね。

で、沢井さん、実物は画像や映像よりもかわいいわ(笑)。間近とはいえ、前の人たちの頭で、ほとんど見えなかったけど(オレのポジション的には、沢井さんの顔よりギターの兄ちゃんの顔のほうがよぉく見えた/笑)。
でさ、それでもたまに、間近ということもあって、歌ってる沢井さんと目が合うんだよ。それも何度か。
男性で、女性ミュージシャンのライブいってる人、こういうとき、どうしてます? いや、オレはさ、あんまりじっと見てると、





「なに、このおっさん・・・キモッ!」



なんて、沢井さんに思わせちゃいそうで、なんか申し訳なくってさ(笑)。せっかく目合っても、ゆっくりとそらしてたわ(笑)。
ヒムロックのときは(「Water Aid」なんかは超間近だったんで)、「まあ、男同士だからいいや」なんて、開き直ってたけど。
って、ミュージシャンも、あるいは舞台俳優さんなんかも、目が合ったくらいじゃ、全く気にしないのかな? (笑)
それと、沢井さん、思ってたより生歌も上手です。まだ若いから、これからもっと上手くなるでしょうね。

曲のほうにも触れておきましょうか。
まず印象に残ったのは「parallel love」。「憂鬱日和。」の3曲目です。これ、CD音源聴いてたときから思ってたんですが、沢井さんの歌声って、たまにaikoに似てるよね? この曲の「♪ああ~、こんなにも苦しいなんて~」ってトコなんてとくに。
で、この人、大阪出身なんだってね。そのせいか、MCのときの話し方も、aikoっぽかった気も。って、aikoのライブ、いったことありませんが(なんかの番組で、歌う前にちょっと喋ってたのを思い出してね/笑)。
それと、「SAKURA-iro」。これは、CD版より、あえてかわいい声作って歌ってたのかな? 正直、CD版のような声のほうが好きですが、これはこれでありかと。
あと、「I know」も聴けてよかったなぁ。
「こんな世界、知りたくなかった」もよかった。アニメ「アカメが斬る!」のエンディングで、アカメ役の声優さんが歌ってるのもよかったけど(いや、TVでしか聴いたことありませんが)、やっぱ表現力としては、曲や歌詞書いた張本人のほうが、格段に上やね。いや、ユーミンが書いた「まちぶせ」なんかは、本人より提供先の石川ひとみの歌のほうがよかった気もしますが(古いな、おい/笑)。
で、「憂鬱日和。」に入っていない曲。
まずは「ワンダフルデイズ」。これはきっと「盛り上げ曲」なんでしょうね。歌う前に沢井さんからお願いされてね。曲の途中、客全員で軽く手を叩くんですが・・・オレもやったけど、おっさんとしてはちょっと恥ずかしかったです(笑)。
お次は「後輩」。これ、歌詞がまたかわいいやね(笑)。いや、うろ覚えだけど、「これが恋といわれてもピンとこない」とか「こうして、(私は)後輩の彼女になった」みたいなフレーズが印象に残ってます。
「SAKURA-iro」といい、この曲といい・・・今からラブコメ描こうとしてる奴は、沢井さんの作詞能力を見習いましょう(笑)。
そんなこんで、本編ラストに「浮遊旋律」。「憂鬱日和。」の1曲目をラストに持ってくる演出が、さりげなく憎い(笑)。っつーか、この曲、いい曲だよなぁ。
で、アンコールに「カラフル。」。バンド構成が前述のとおりなんで、ボサノババージョンでした。これは正直、ノーマルバージョンを聴きたかった(いや、ボサノババージョンもよかっけど)。

総括すると――
沢井さん、意外と喋ります(笑)。さすが大阪人。時折出る大阪弁がかわいかった(笑)。
っつーか、パーカッションの姉ちゃんもおもろかった(笑)。沢井さんになんか問いかけられて、「・・・いいと思うよ」いったときの、その言い方が妙に笑えた(笑)。
セットリストはね、もちろん、今回やった曲はどれもよかったんですが、





やっぱ前述のギターサウンドっぽい曲も聴きたかったなぁ。



とくに「ごめんね、いいコじゃいられない」は聴きたかった(笑)。ギターサウンドではないけど、「カラフル。」も、ノーマルバージョンも聴きたかったっすね。
そんなわけで、





次はギターサウンド系もできるくらいにはデカいハコでやってください(笑)。



それでもね、やっぱいいライブだったと思います。ってか、やっぱこの人の感受性、表現力はお見事。
もし、このブログをスタッフさんや事務所の方がご覧になっていたら(いや、見てるわけねぇけど/笑)、彼女は大切に育ててやってください。行く行くミリオンセラーになれるほどの派手さがあるかはわかりませんが、まだ21歳でこの才能は貴重だと思います。
そんなわけで、沢井美空のライブ・レポでした。







沢井さんデザインTシャツ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沢井美空 憂鬱日和。

2015-04-04 13:23:09 | 音楽



正直、アニメのエンディング曲が、私にとっての“入口”でした(笑)。
「ごめんね、いいコじゃいられない」という曲で、「キルラキル」というアニメのエンディング曲だったんですが、この曲で沢井美空(さわいみく)というミュージシャンを知ってね。最近になって、やはりアニメのエンディング曲「カラフル。」を聴いて、この曲もよかったんで、とりあえずアルバムも買ってみました。
で、このアルバム「憂鬱日和。」が思ってた以上によかった、全体通しで(笑)。
やっぱね、女性ミュージシャン(ヴォーカリスト)って、





作詞能力だよな。



もちろん、売れた人、売れてる人ってのは、同時に作曲能力も高いことが多いけどね。沢井さんもそうだと思うし。
で、作詞能力ってのは、





聴いてる人間に、情景や世界観、あるいは心情といったものを瞬時にイメージさせる「描写能力」が必要ね。



まあ、これは聴く側の嗜好もあるんだけどさ。
っていうか、沢井さんの場合は、





タイアップした曲は作品の世界観や主人公が、ノンタイアップ曲はその歌詞におけるそれらが、まるで彼女に憑依してるかのような描写なのね。



これは貴重な才能だと思う。そもそも、オレが沢井さんを知ったきっかけである「ごめんね、いいコじゃいられない」にしても、あるいは「カラフル。」にしても、まさにそんな感じ。沢井美空に世界や主人公が憑依して、彼女の体や声帯を借りて訴えてきてるみたいな。
そんな能力、センスを気に入ってね、このアルバムを買ってみました。
それと、ルックス(笑)。本人は「冴えない私は~」なんて謙遜してますが、普通にかわいいと思います。まあ、美人女性ヴォーカリストによく見られるような「女優やモデル的な、あるいはアイドル的な」といったものではないけど、等身大のかわいさみたいなものはあると思う。

で、ここから収録曲について。
1曲目の浮遊旋律。なにもOPナンバーは、必ずしもアップテンポな曲である必要はありません。
この人の歌詞は一人称が「僕」であることが、すなわち少年視点も多いのが、男でも入ってくることができる理由のひとつではあると思います。オレのようなおっさんも、ほんのちょっとだけ少年に戻れる・・・かな?  (笑)
2曲目は「カラフル。」。アニメ「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」のエンディング曲です。
これはポップでややアッパーな曲調でね。なにより歌詞が、作品のヒロインたち(主に加藤さん視点か?)の心情を表してる、いや、加藤さんらが沢井さんに憑依してるかのような描写になっててね、そういうトコ――





沢井さんの感受性、理解力・把握力、そして表現力にたまらなく惹かれますね。



沢井さん本人としては、最も感情移入してたのは、やっぱ加藤さんなのかな? (笑)
4曲目の「I know」もいいですね。これは女の子視点で、彼女がなにいっても「わかってる、わかってる」といった具合に、適当に相槌打つだけの男の子に対してね、「あんまり干渉したくはないけど、もうちょっと・・・」って心情がね、かわいいですよね。
で、5曲目の「Lost Generation」。これ、かなりお気に入りよ(笑)。





ってか、微妙にロック調な曲もやるんだね。



やっぱ、オレら世代の男はギターサウンドなんですよ(笑)。
ホントの話かわからんけど、なんか意識高い系のバンドが「いまどきギターロックなんて」みたいなこといったとかいわないとかって話だけど、





だったら、オレは意識低い人間で結構です(笑)。



それはともかく、ちょっと意外だったかな、ロックテイストな曲については。「ごめんね、~」は、昭和歌謡ロックパロディみたいなコンセプトのある、例外的な曲かと思ってたけど。
やっぱ、普段はポップな曲、メロディアスな曲が多いであろう女の子ヴォーカリストが、ロック調な曲もやるのって、なんかいいやね。





あまりテクニカルなことを考えずに、一生懸命、声を張り上げるような歌い方が、逆にいいですよね。



ってか、シャウトの不慣れなさまが、逆にかわいい
(笑)。



そういえば、miwaなんかも、そういう魅力ありますよね。
まあ、この曲、イントロのギターがKISS辺りで聴いたことのあるフレーズだったりもしますが(笑)。
9曲目の「SAKURA-iro」。これは女の子視点のかわいい曲ですよね。ポップでキャッチーで、いかにも「春の柔らかい日差しの下、カップルになりたてのふたりが」って世界観も好きです。
で、10曲目。





読めんし、書けん(笑)。



タイトルのことなんですがね。書いても字化けする記号を用いてます(笑)。
これも「ロック調の曲」といっていいかな。まあ、「チャラいとまではいわんけど、あまり(少なくとも自分に対しては)誠実ではない男の子にフられ、悪態ついてる」「でも、決して本人にはいえず、あくまで自分の中での悶々としたもの」って感じの歌詞ですかね。
「酔ったふりも嘘もキスも、いまだからいうけど下手よ」――男にとっては「ドキ、グサッ」です(笑)。ただ、前述のとおり、本人にはいえないで、あくまで内に向かって、もう世の中そのものに、人生そのものに絶望しているかのような世界観です。
・・・大丈夫かな? こういう歌詞書ける女の子ミュージシャンって、結構、精神的に・・・まあ、面識もないオレが心配することじゃないでしょうが(沢井さんやスタッフが知ったら、気持ち悪くなるでしょう/笑)。
最後に、11曲目の「ごめんね、いいコじゃいられない」。この曲で、沢井美空というミュージシャンを知りました。
「キルラキル」ってアニメのタイアップ曲でね。この作品が「昭和の大映ドラマにありそうな、スケバン青春グラフィティ」のパロディみたいな作風で、そのエンディングってこともあって、歌詞のほうにもそういう世界観が表れてますよね。曲調も「昭和の歌謡ロック」的な感じだし。
ってか、ホントに沢井美空の理解力、表現力はすごい!





絶対、昭和なんて知らないであろう世代なのに、「それっぽさ」をきっちり表現できてる。



繰り返すようですが、これは貴重な才能です。
この曲はね、やっぱ懐かしい雰囲気もあって、とくにリピートしまくってます(笑)。このアルバム自体がヘビーローテーションなんですが、やっぱこの曲はとくに繰り返し聴いちゃう(笑)。

そういえば、このアルバムにはDVDがついててね。「ごめんね、~」や「カラフル。」のPVなんかが収録されてんですが・・・





やっぱ女は天性の役者(笑)。



沢井さんが演技やってたかは知らんけど、「ごめんね、~」における「堕ちきることはできないんだけど、生き方が不器用、他人とうまく接することができない、陰のある女の子」っぷりに対して、「カラフル。」における「等身大の女の子っぽいかわいさ」――同一人物とは思えません(笑)。

そんなこんなで、沢井美空のアルバム「憂鬱日和。」についてでした。
少なくともこのアルバムを聴いてる限りでは、この人の才能は貴重なものがあると思います。
オタクなオレがいうのも何ですが(笑)、





アニソン歌手、アニソン系歌手で終わらせるにはもったいない。



アニメタイアップもいいけど、ドラマやCMタイアップを狙っていったほうがいいんじゃないかな?
それと、なによりライブ。ライブで地道に力つけたミュージシャンってのは、やっぱ強いですよ。
ま、その辺は本人が決めることであってね、外野がどうこういうことではありませんね(失礼しました/笑)。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BOφWY THE BEST “STORY” 

2013-03-20 17:42:16 | 音楽
ツイッターのほうでの呟きとは裏腹に、買っちゃいました(笑)。

ただし、最後のほうでちょっとだけ毒づいてますので、このアルバムを始めとする最近のBOφWY商法に肯定的な方や何とも思わない方は、この記事、ご覧にならないでください。

また、「LIKE A CHILD」や「DRAMATIC? DRASTIC!」について、私は否定的です。その2曲が好きという方も、ご覧にならないほうがよろしいかと存じます。


今回のアルバム、いままでのベスト盤の中で一番選曲いいんじゃないの?
リストとしては、こんなんです。――

DISC1

1.IMAGE DOWN
2.NO.NEW YORK 
3.ON MY BEAT
4.DAKARA
5.FUNNY BOY
6.DREAMIN’
7.BABY ACTION
8.ホンキー・トンキー・クレイジー
9.BAD FEELING
10.CHU-RU-LU
11.ハイウェイに乗る前に
12.CLOUDY HEART
13.“16”
14.わがままジュリエット
15.JUSTY
16.ミス・ミステリー・レディ(VISUAL VISION)
17.LIKE A CHILD

DISC2

1.B・BLUE
2.ONLY YOU
3.WORKING MAN
4.RAIN IN MY HEART
5.DRAMATIC? DRASTIC!
6.SENSITIVE LOVE
7.LIAR GIRL
8.LONGER THAN FOREVER
9.MARIONETTE
10.PLASTIC BOMB
11.FANTASTIC STORY
12.MEMORY
13.季節が君だけを変える
14.NO.NEW YORK(12inch Version)
15.CLOUDY HEART(Single Version)

青字は氷室作曲作品、赤字は布袋作曲作品です。ホンキー・トンキー・クレイジーは、クレジット上は「words&music:BOφWY」なんで。
まあ、作詞は大抵氷室なんで、布袋曲にも氷室カラーが結構出てますが。
ともかく、意外と氷室曲がチョイスされてたのは驚きです。私としては氷室曲のほうが好きなんでうれしいですが。
氷室曲と布袋曲の違いって、前者のほうがメロディアスというか歌謡曲っぽいんですよね。ゆえにメロディ重視というか。後者はサウンド重視、「ヴォーカルもパートのひとつ」といわんばかりの、速い曲調だったりヴォーカルパートが比較的短い曲が多い気がします。
まだ地元の高崎でアマチュアバンド組んでた学生時代、イケイケのヤンキーだった氷室さんが前者で、氷室さんを含むヤンキーな皆さんにビビッてた布袋さんが後者ってのも意外ですよね(笑)。って、やっぱヤンチャやってた奴は落ち着いていくし、そうでない奴はイケイケぶりに憧れたりするし、まあ、「人は自分にないもの、なかったものを求める」っていいますからね。それと、ヴォーカリストとギタリストのセンスの違いでもあるんでしょうが。
ともかく、氷室曲では、「DAKARA」「CHU-RU-LU」「CLOUDY HEART(アルバムバージョン)」「ミス・ミステリー・レディ」「SENSITIVE LOVE」「FANTASTIC STORY」が入るとは思わなかったなぁ。





とくに「ミス・ミステリー・レディ」「FANTASTIC STORY」は、正直、うれしかった(笑)。


っつーか、この2曲が入るとはねぇ。
まあ、「DAKARA」が入ってたのには、なぜか笑っちゃいましたが(笑)。
「“16”」もレアっちゃレアなんだけど、最近、ヒムロックが自分のライブでプレイしてますからね。その影響でしょう。
ただね、欲をいえば・・・

「DAKARA」→「MORAL」か「RATS」
「CHU-RU-LU」→黒のラプソディ
「CLOUDY HEART(アルバムバージョン)」→唇にジェラシー
「SENSITIVE LOVE」→「DON’T ASK ME」

と、したうえで(「CLOUDY~」はシングルverだけでいい。個人的には)、





「PSYCHOPATH」を入れてほしかった・・・



「PSYCHOPATH」は、曲調もアレンジも、そして歌詞のテーマも、どれを取っても抜群のセンスを放っている名曲だと思うんだけどなぁ。「BOφWY末期からソロ初期のころのヒムロックのセンス全開!」って感じで。
まあ、歌詞の意味については、全編英語詞なんで、ネットの時代になって検索して初めて知りましたが(笑)。この曲、作詞は別人ですが、氷室が「こういうテーマで、こういうワード使ってお願い」って感じで依頼したようです。

布袋曲のほうで「入るのが意外」かつ「入ってうれしかった」のは、





「LIAR GIRL」。



これ好きだったなぁ。あの、多分打ち込みであろうイントロが聞こえてくるだけで、リアルで聴いてたころの思い出が頭の中に流れてきたりします。
って、ヒムロックも布袋さんもあまり思い入れないのかなぁ。氷室はライブで全くやらんし、布袋も多分やってないでしょう。
ただ、「PLASTIC BOMB」入れるなら「GIGOLO & GIGOLET」入れてほしかった・・・ 

リズム隊が作詞した曲にも触れておこうかな。
まあ、「FUNNY BOY」(作詞・氷室、松井、高橋、作曲・氷室)と「WORKING MAN」(作詞・松井、作曲・布袋)と「BAD FEELING」(作詞・氷室、高橋、作曲・布袋)は妥当でしょう。って、「FUNNY」は「氷室(カラー)の曲」、「BAD~」は「布袋(カラー)の曲」っていえると思いますが、センス的に。
ともかく、「LIKE A CHILD」(作詞・松井、作曲・布袋)と「DRAMATIC? DRASTIC!」(作詞・高橋、作曲・布袋)はどうなんでしょうね。ぷっちゃけ、印税配分でしょうね。
いや、「RAIN IN MY HEART」(作詞・松井、作曲・布袋)は好きだよ。ただ、「LIKE~」は「ベスト」にふさわしい曲でもねぇだろ。
それと、「DRAMATIC? ~」はラスギグのバージョンは好きだけど、スタジオ盤は正直、好きになれん。どうせ入れるなら、ラスギグバージョン入れりゃいいのに。

と、まあ、好き勝手書いてきましたが(笑)。
しかし、このBOφWY商法はいつまで続くんですかねぇ。まあ、なんだかんだで買っちまう私のようなファンも悪いんですが(笑)。
どうせなら、今回のこのアルバムの売り上げ、すべてとはいわんが、東日本大震災の被災者の皆様に流れてくれるといいんですが。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BOφWY解散から25年

2012-12-24 21:11:49 | 音楽
今日で丁度、BOφWY解散から25年ですね。
本来なら、「1224」見ながら書くべきだったのかもしれませんが、何となく気が向かないんで(笑)。
ともかく、1987年12月24日――もしその日、いやその前日に戻って、当時の自分に、





「明日BOφWYが解散するよ」



なんていったところで、信じないでしょうね(笑)。
ってか、当時の友達にいっても同じでしょう。
まあ、コアなBOφWYファンだったら、

・セットリストにおいて、キャリアのほぼすべてを網羅した「CASE OF BOφWY」というライブ。
・アルバム「PSYCHOPATH」収録曲の歌詞の世界観(「MEMORY」「季節が君だけを変える」。「FANTASTIC STORY」もある意味)。
・「季節~」のシングルカット。そして、そのカップリングに「CLOUDY HEART」を収録。

これらで何となく察していた人もいたのかもしれませんが、私も含め、周囲にはそこまでコアなファンもいなかったんで。

そういえば、今年はレコードデビューから30周年でもあるんでしたね。
まあ、彼らの活動期間が5年間かといわれると、それはちょっとちがって、81年には結成、ライブ活動、そして1stアルバム「MORAL」のレコーディングまでは済ませてました。
ただ、まあ、リリースが82年になった、ってことです。なんで出なかったのかは・・・





当初、ヒムロックが書いた歌詞が「汚すぎる」とかケチがついたためだったかな? (笑)



まあ、尖ってた頃の氷室さんが、感情に任せて書いたところもあるようですからね。ボツになった曲には、当時の事務所の社長への不平不満が、ほぼストレートに書いてありましたし(♪自慢話の男~/笑)。
で、その30周年を記念して、いままでDVDで出てた映像作品(ライブ等)がブルーレイBOXでリリースされたり、また、ライブアルバム「GIGS」の完全版がリリースされたりしまして、まあ、私も買ったんですが・・・





ツイッターのフォロワーさんなんかはすでにGETしてる人いるのに、オレんとこにはまだ届いてねぇぞ~(笑)。



まあ、発送予定が「12/25以降」なんで、もうちょっと待つべきですね(笑)。フラゲも、それはそれでうれしいですが。

そういや、ヒムロックが昨年年末に行った「SPECIAL GIGS THE BORDERLESS FROM BOφWY TO HIMURO」がブルーレイで出るそうですね。
明日、12/25から発売開始のようです。
明日すぐに買えるかはわからんけど、もちろん、購入予定です(笑)。

P.S.

本文中に「FANTASTIC STORY」というタイトルを記載しましたが、どうやら、初音ミクの楽曲にも同じタイトルの曲があるようですね(笑)。
初音さんのほうも、氷室さんが書いた歌詞のように退廃的かつ耽美的だったりするのかな? (笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PRINCESS PRINCESS THE REBIRTH BEST ~再会~

2012-07-08 00:24:32 | 音楽
まあ、東日本大震災復興等支援のために、2012年の1年間限定で復活したプリプリのベスト盤の話なんですが・・・聴いてると、段々ツイッターだけではもったいなくなってきたんで、急遽(笑)。

まずDVDのほう。





「世界で一番熱い夏」をフルコーラスで聴いたの、すっげー久しぶり! (笑)



いつ以来だ? (笑)
プリプリの曲は(ってか、このころのミュージシャン、バンドの曲全体にいえることですが)、歌詞の世界観が頭の中でイメージとして広がることが多いですよね。この曲はとくにそう。「Diamonds」のほうが売れたんだろうけど、こっちのほうが好きだもん(笑)。
それと、岸谷(奥居)さんは相変わらず(笑)。
MC最後の曲紹介、「Diamonds!」って叫んだトコは、





仕草も喋り方も、「奥居香のまま」でした(笑)。



ギターの中山さんも相変わらずカッコいい! 岸谷さん同様、見た目的にもそれほど昔と変わってない気がします。
「Diamonds」のギターソロんトコで、岸谷さんと中山さんが、互いに対面に立ってクルッとターン(岸谷さんは両腕を真横に広げながら)するトコ、岸谷さんはかわいいし、中山さんはカッコいい!
他のメンバーも、まあ、富田さんは太りすぎな気もするけど(笑)、ドラミングはパワフルなままだったし、今野さんも渡辺さんも体型はちゃんと維持してました(今野さんなんて、たしか完全に家庭に入っちゃってんのに)。

で、CDのほう。
最初はライブ盤(DVDに収録されてるライブ音源の完全版的なもの)かと思ってたんですが、全曲、昔のスタジオ盤でした(笑)。
それはそうと、やっぱプリプリの曲は、どれも歌詞がかわいいやねぇ(笑)。
いや、もちろん、曲もいいけどさ、ベスト盤だと大抵は奥居香作曲作品ばっかで、ヴォーカリスト作曲作品って、メロディアスなのはいいけど、ほかのパートがあんまり目立たないっていうか・・・
まあ、





「19 GROWING UP」のイントロや、あるいは「GET CRAZY!」のような例外もありますけどね(前者は今野さんのキーボードが、後者は中山さんのギターが光るアレンジ/笑)。



とくに、「19 GROWING UP」のイントロは、それだけで爆笑! いや、これはバカにしてるんではなくて、そのインパクトの懐かしさにね。
で、まあ、歌詞のほうに話を戻すと、マジで萌える! (笑)
いや、ホントにね、





これから萌えマンガや萌えライトノベル書こうとしてる奴は、是非プリプリの歌詞を参考にすべきだよ(笑)。



まず「ムーンライトストーリー」。これは歌詞が悲しかったなぁ。

♪あなたの寝顔ずっと見てたら、涙が溢れてきた~

♪どんな夢~ あなたは見てるの~ 永遠の子供みたいに

♪きっと昔もふたりは恋に堕ち、何かに引き裂かれて
♪長い年月越えて 再び出会えてここにいる そんな気がするの なぜか

まあ、この曲が入ってる「LOVERS」ってアルバムは、全体的に物悲しい印象があったアルバムでしたけどね。直前のシングルが「Diamonds」とか「世界で一番暑い夏」とかで、そのイメージで買ったら、それらの曲は収録されず、1曲目からこの「ムーンライトストーリー」(笑)。
まあ、それはそうと、なんか「最後に鬱入っちゃう萌え作品」とかでありそうでしょ? (笑)
で、こっちは正統派というか王道というか、ちょっとコミカル風味だけど微笑ましい萌え――





「恋に落ちたら」!


これ、ホント大好きだった! (笑)
この歌詞の世界観、マジでかわいいと思うよ。

♪ダーリン、ちょっと、それはないでしょ~、3度目よ~
♪前から約束してたのに~
♪愛し合うー、となーりにぃ、あなただけの世界があるのもわかるけど~

♪少しだけ損ね、女の子がー、恋に落ちたら~ だけどあなたに出会えたから~ 私幸せ~

♪怒るだけ損ね、女の子がー、恋に落ちたら~ 最後にはあなたの腕の中~ ねむーっている~

♪許したらダメよ~ 許さなきゃダメよ~
♪騙されちゃダメよ~ 信じなきゃダメよ~


いやね、ホント、歌詞全部紹介できないのが残念なくらい! クソ~、JASRACめ~(ウチなんて知られもしてねぇだろうけど、念のためね/笑)。
ですんで、「恋に落ちたら プリンセスプリンセス 歌詞」とかでググってみてください。どっかに歌詞全部載ってると思いますんで、読んでみてください。
ってか、YOU TUBEとかでライブ映像や音源があったら、ぜひ視聴してみてください。
まさに、




ニヤリング&ローリング!



もう、普通の感性持ってれば、男女問わず悶えられますって! (笑)
ってか、マジで「ムーンライトストーリー」や「恋に落ちたら」の歌詞の世界を参考にしたラブコメとかあったら、オレぜってー信者になるって! (笑)

で、「GO AWAY BOY」! これも大好きだったなぁ~。
これは中山さんが作詞作曲なせいか、いくらかロック色が強いというかギターサウンド寄りな曲調です。ってか、シンプルなギターサウンドっていうべきかな?

そんなわけで、大満足な2枚組アルバムです。
しばらくは、通勤の友はこのアルバムになるかと(笑)。
まあ、「MY WILL」が入ってないのはちょっと残念だけど、久しぶりにいいベスト盤でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする