介護サービスほっと通信

「暖か介護でほっと一息」をモットーにしています。日々の仕事の中から感じたことなどを発信していきたいと思います。

ようやく今年度の研修が終了しました。

2006年03月24日 10時29分15秒 | 雑感
22日の研修で今年度の全ての対外的な研修活動が終了しました。

一昨年もかなり研修が多く、出かけていく機会は確かにお年よりは多かった。でも今年の研修のほうが精神的にはタフなものでした。

特に12月以降は予防給付関連での研修、伝達研修・伝達権フォロー研修、事業所向けの二次アセスメント関係研修と短期間に同じ内容を県内各地で繰り返してきました。

これがかなりきつかったな~と感じています。体力的にというよりも精神的に、という感じが強いです。新しいシステムが稼動する時には誰しもが不安になるもの。その不安を私たちを通じてできるだけ解消していこうとする。でも私たちでも同じように不安はある。しかもルールがいまだ全て明確になっていない中で、私たちも手探りであったり、あちこちでいろいろな情報を集めてきている。そんなつぎはぎだらけのわずかばかりの情報を基に研修をしている。だから自分の言葉に自信が持てないし最悪の状態に陥らないようにするためには、という観点から話をしていくより他に方法がない状態でした。

そうすると中には人の話を拡大解釈したり、前後の脈絡を考えずに一面のみを切り出して勝手な解釈をする事も出てきます。「予防ではヘルパーが使えなくなる」と私が話した、ということがまことしやかに流されていたようです。私は「ヘルパーは最後の手段。前段でセルフケアやインフォーマルサポートを検討。それが使えない場合にのみ可能」ということを行ってきましたが、そこがすっ飛んで間違った情報のみが先走ってしまっていたようです(直接言われたことはないのですが、そのような情報があるって人づてに教えてもらいました)。

さて、このようなご時勢の中、情報は与えられるものである等考えはとても危険なものです。「情報を制するものは世界を制する」ことになり、自分で様々なアンテナを張っていち早く正確な情報を入手すること、それによって必要な準備を整えていくことが今一番求められている事になると思います。

確かに国から示される様々な情報などはとてもわかりづらいものです。だからといって自分で確認せずに「誰かに聞けば言いや」というのではいつまでたってもわかりづらいものをわかるようにはなれないのです。自分で情報を集める、自分で情報を分析する。そのためにはどうすればいいか…。

今はインターネットというとても役立つ武器があります。私も1日に何度も確認のためにあちこちのサイトをネットサーフィンして情報を集めています。

役立つサイトはたくさんあります。例えば愛知県のHPはいち早く今回の改訂のQ&Aをアップしてくれています。しかも誰もが確認することができるものです。これらを参考にして「自分で確認をする」その上で判らないことを尋ねる、という修正を習得して言ってほしいと思います。

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