まず審査資料の読み込みには従来のルールや感覚を持ち込まないようにしたこともあって、今までの読解時間よりもかなり時間がかかった。
一次判定結果と状態がマッチしていればともかく、変更の必要性を感じた場合には「変更指標」である特記事項や主治医意見書の情報を見つけなければいけないので、それを探しながらの読み込みだから従来の1.5倍程度の時間がかかった。それでも審査するためには情報が少ないという感じが否めないので、調査員もなれてくるともっと情報量が増えることを考えると、審査会までの準備に費やす時間はもっと必要となるであろうと予測する。
審査については初めての審査ということもあって、審査委員も戸惑いが隠せない。どうしても長年審査委員に従事してきたいいんは従来の感覚から抜け出せない状況にある。それでも全員が真剣に資料をした読みし、意見を出し合いながら親権に審査をしてきた。
審査時間は従来の倍以上の時間がかかった。これはなれないということと同時に、状態と一次判定のミスマッチをどうやって解消することができるかの「指標探し」に手間がかかったということだ。
これかのことから、審査判定にいたるまでの審査委員の労力は今までの何倍も増えたということになる。忠是も「なれ」に従って手間は軽減されてくることが予測される。
このように真剣に準備をし、審査をして判定した直後に事務局から「経過措置で従来の認定結果にしてほしいと希望されています」という一言が出るとガクッとなる。これまでの準備と議論はいったいなんだったんだ?という思いにしかならない。
中でも重度判定されたにもかかわらず「従来通りで」だったりすると本当にひつよな支援を受けられているのだろうか?という気持ちになってしまう。
この経過措置、「当分の間」は続けられる。しかし次回改正までってことはありえないので、一時期のものである。ということは「たまたま」経過措置期間中に更新の場合には状態と認定結果が一致しないケースが生まれ、そうでなければ厳しい認定という矛盾が生じてくることとなるが、国はそれに対しては「仕方ない」という姿勢だ。
認定によっては使えないサービスがあったりするし費用負担も異なってくる。利用者にとっては重要なものなのに、こんなことでよいのだろうか。
それと本日の審査の中での出来事。
完全に寝たきり状態で経管栄養をしている要介護5の利用者さん。主治医も状態の改善の見込みはないと判断している。この人の一次判定は要介護4と出た。同じような状態で食事を全介助の人は要介護7くらいの時間が算出されている。
要介護4の人は即効で全員一致で5に変更したけど、これも調査項目の変更、判断基準の変更、一次判定ロジックの変更の賜物である。重度者の軽度認定への誘導の結果となるのかもしれない。今後も注意していく必要があると感じたしだいだ。
一次判定結果と状態がマッチしていればともかく、変更の必要性を感じた場合には「変更指標」である特記事項や主治医意見書の情報を見つけなければいけないので、それを探しながらの読み込みだから従来の1.5倍程度の時間がかかった。それでも審査するためには情報が少ないという感じが否めないので、調査員もなれてくるともっと情報量が増えることを考えると、審査会までの準備に費やす時間はもっと必要となるであろうと予測する。
審査については初めての審査ということもあって、審査委員も戸惑いが隠せない。どうしても長年審査委員に従事してきたいいんは従来の感覚から抜け出せない状況にある。それでも全員が真剣に資料をした読みし、意見を出し合いながら親権に審査をしてきた。
審査時間は従来の倍以上の時間がかかった。これはなれないということと同時に、状態と一次判定のミスマッチをどうやって解消することができるかの「指標探し」に手間がかかったということだ。
これかのことから、審査判定にいたるまでの審査委員の労力は今までの何倍も増えたということになる。忠是も「なれ」に従って手間は軽減されてくることが予測される。
このように真剣に準備をし、審査をして判定した直後に事務局から「経過措置で従来の認定結果にしてほしいと希望されています」という一言が出るとガクッとなる。これまでの準備と議論はいったいなんだったんだ?という思いにしかならない。
中でも重度判定されたにもかかわらず「従来通りで」だったりすると本当にひつよな支援を受けられているのだろうか?という気持ちになってしまう。
この経過措置、「当分の間」は続けられる。しかし次回改正までってことはありえないので、一時期のものである。ということは「たまたま」経過措置期間中に更新の場合には状態と認定結果が一致しないケースが生まれ、そうでなければ厳しい認定という矛盾が生じてくることとなるが、国はそれに対しては「仕方ない」という姿勢だ。
認定によっては使えないサービスがあったりするし費用負担も異なってくる。利用者にとっては重要なものなのに、こんなことでよいのだろうか。
それと本日の審査の中での出来事。
完全に寝たきり状態で経管栄養をしている要介護5の利用者さん。主治医も状態の改善の見込みはないと判断している。この人の一次判定は要介護4と出た。同じような状態で食事を全介助の人は要介護7くらいの時間が算出されている。
要介護4の人は即効で全員一致で5に変更したけど、これも調査項目の変更、判断基準の変更、一次判定ロジックの変更の賜物である。重度者の軽度認定への誘導の結果となるのかもしれない。今後も注意していく必要があると感じたしだいだ。
「この1次判定はおかしい、といってもそれはこれまでの経験からの判断で、ロジックが変わってしまったのだからこれはこれでいいのではないか、もし、今まで審査の経験のない審査委員ならどう判断するのだろうと」疑問を投げかけながら新判定を行ないました。
2000年に戻ったとして、今の新資料で判定しろと言われたら、何を基準に1次判定がおかしいと判断するのかと質問したでしょう。
話は変わりますが、長野に行きそびれた名古屋の研修で兼任ケアマネさんのお知り合いに会いました。豊科の診療所でデイに勤務されながら某NPOの役員をされている方です。
長野の話はゆっくりお聞きすることができなかったのですが、兼任ケアマネさんにお会いになったら「よろしくお伝えいただきたい」とお願いしています。
さて審査会。
戸惑いともどかしさにあふれていました。
本当にこれでよいのかを自問しながらでしたが。他の委員さんたちも同様であったことを考えると、新旧入り混じった判定だったのかもしれないと反省しているところです。
でも難しいです。ロジックまで変更する必要があったのでしょうか?
報酬を上げたから認定で操作をして、って考えても見たけど、報酬アップのほうが後からだったので、報酬を上げなくても認定操作するつもりでいたんではないかと勘ぐってしまったほどです。
まだこれからも審査が続きます。間違えないようにがんばっていきたいと思っています。