もう「見直し？」

ところが…こんな通知が出てきたしこんな報道が、３月１７日になって行われている。

介護保険最新情報によれば「調査表情の文言の修正」で基本的な考え方は何も変わっていないと読める。
しかし報道によれば評価基準を改めていくと理解可能になる。

どっちでもかまわないのだけれど、なぜ今頃になって「変更する」と言い出すんだ？

新しい認定調査や認定審査が「モデル事業」として行われていた当初から問題がありすぎる、厚労省が想定しているようにはならないって何度も何度も多くの人たちや機関が声を上げてきていた。それを今までずっと無視して、「自分たちは正しい」って言い通してきたではないか。

だから通知も出されて調査員研修や審査員研修が行われ、テキストに基づいて理解を促進し、個人的にも適切な調査・審査が行われるようにしてきた。

それを真っ向から覆すような、そんな対応をなぜ３月１７日になって行うのか！行うのであればもっと早く行えば４月１日には余裕で間に合う、間に合わせることができたはず。ここまで引っ張ったことに対する理解がまったくできない。

厚労省では多くの方からの意見で修正をしたといっている。

たぶんにパブコメで否定的な意見ばっかりが寄せられたんだろうと思う。
であればそんな仕組みを採用した責任があるはず。
であればパブコメの締め切りは昨日今日ではない。もっともっと早く「修正」すべきである。

今日時点で変更を求められて、保険者は調査票の印刷などの準備が間に合うのか？
調査員は正しい調査基準・判断基準で調査ができるか！
審査委員は正しい審査判定基準で判定ができるか！

これで４月１日新成分から「適切な調査・適切な審査判定」を求めることをやめるべきだ。５月１日新成分からにするなどの方策を考えるべきだ！

本当に情けない連中だ。現場のことは何一つ考えられないようだ。
こんな連中に制度設計されて全うに仕事することを求められる現場が一番あおりを食らうわけだ。

だれがこの事態の責任を取るのか。責任者が出てきて謝罪と協力のお願いをすべきだ。