相変わらず蒸し暑い朝、九州地方では線状降水帯が発生、被害が出ている。今後も大雨が降るようで、土砂災害も予想されている、皆様どうぞお大事に。
さて、昨日4日、福島第一原発に溜まり続ける処理水を基準値を下回る濃度に薄めて海に方針をめぐり、岸田首相はIAEA（国際原子力機関）のグロッシ事務局長と面会し、安全性に関する報告書を受け取った。
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岸田首相 福島第一原発処理水の放出方針めぐり IAEAから報告書
IAEAの報告書の主なポイント
- 日本政府と東電の放出計画は、国際的な安全基準に合致している
- 人や環境への放射線の影響は無視できるほど小さい
- 近隣諸国の国民の被曝線量も無視できる程度
- 放出設備は、基準を超える処理水の流出を避けるための設計と安全管理が適用されている
- 東電は放射性物質を正確•精密に測定する能力を持つ
（読売新聞2023/7/5より）
さらにグロッシ事務局長は、記者会見で「処理水の放出計画は国際的な基準に合致している。海洋放出は中国や韓国、米国、フランスなど多くの国が行っている。我々は報告書の内容に強い自信を持っている」と語った。
これで処理水は国際的な安全基準に合致していることになり、いよいよ海への放出段階になった。
これには、早速、韓国、中国が反応し、否定的なコメントをしているが、中国なんてこの5から6倍の濃度のトリチユウムを放出しているのに、全く厚顔無恥の連中である。だから未だにノーベル賞の受賞者がいないのだ、技術は全部とは言わないが、ほとんどがパクリなので。
一方、国内でも野党第一党立憲民主党の泉代表は「全国の漁連も処理水に反対の立場の中、なし崩し的に放出するのは謝りだ。国民への説明をもっと丁寧にやらなければならず、被災地に寄り添って考えていくべきだと引き続き訴えてていきたい」と述べたそうだ。
何言ってんだか、IAEAのお墨付きが出たのに、評論家みたいなことを言って、じゃあどうすれば良いのか、具体的なことは言わないで、被災地に寄り添ってなんておこがましい。いつもの綺麗事、結局、自民党の手柄になることには全て反対、残念な人たちである。
お墨付きが出た以上、あまり時間をかけずにさっさと放出したほうが良い。中国、韓国そして立憲民主党が反対することは、逆にある意味正しいことなので粛々と前に進めるのが正解だろう。
今日も良い一日を•••