破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
宜しくお願いいたします

続 火の玉のお話^^;

2020年07月28日 20時36分44秒 | 近況
皆さん今晩わー 今夜も昨日に続いて火の玉のお話を書こうかと思います
蒸し暑い夏の夜はこんなblogでも見て涼しくなって下さいねえ^^

あ~っとぉ 其の前に一言・・ 東北地方やその他昨日今日と大雨で被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます
どうかお力落としとは思いますが復興頑張って下さいねぇ 遠い熊本県から応援しております。がんばれぇぇぇ^-^/

それでは、火の玉のお話を~ 此は今から40年近く前のことです 私は親戚の叔父さんと従妹の女子大生と三人で
カーバイトランプを二個持って天草の栖本という所へ夜灯し(よとぼし)という漁に行きました 鉾(ほこ・・やすとも言う)で
潮の引いた海岸を火を灯しながらカニやたこや魚を突いて漁をするんだけど 
私達三人は冷たい海の中へ腰くらいまで海水に浸かりながら獲物を探しておりましたが その日は何故か一匹も獲物の姿も見えず
おかしいなぁ?なんでだろうと思いながらも諦めずに下を向いて獲物を探し続けていました
私が頸が痛くなったので「ふーっ」と言って上を向いたら夜空には雲一つ無くて綺麗な星が沢山キラキラと光っておりました
その時です 叔父が うわー流れ星の大きいのが流れよる 急いで願い事を言うぞぉ と言ったので三人はそれぞれ願い事を
急いでつぶやきました。閉じていた瞼を開けたときには未だ流れ星はゆっくりと流れていました
わーっ。三つに増えとるねぇ あと一回願い事を言うぞぉと言ってまた目を閉じて願い事をつぶやきました
つぶやき終わって目を開けて見たら左の山の端の所でゆっくりと動いている流れ星を確認したんだけどぉ
うわ~ 親切な流れ星ばいねえ まーだユックリ流れよらすぞおと言ってまた願い事をつぶやきました。

3回目の願い事終わって目を開けた、その時です その流れ星三個が何だか一瞬「ハッ」と驚いたような感じに見えて
何だか違和感を感じました。 そしててユラユラとこちらの方へ向かっているように見えました 
まさかそんなことが有る物かと流れ星を見ていたのですが
今度は凄いスピードで私達三人の方へ向かって飛んできたのです その時炎の尾みたいな物が見えたので叔父さんが
「うわーっ、あら火の玉ぞぉ」と言ったので私達は一目散で海の中を走って岸まで行きました。海岸の崖を登り県道に出て
停めていた車の所まで無我夢中で走りました 途中、一度だけ気になって後ろを振り向いたのですが その時にはかなり近くまで
火の玉が近づいているのが分りました。怖くて涙が自然と流れていたのを今でも覚えています
急いで車の鍵を開けて三人同時に団子状態になって飛び乗りました。
顔をしたにして目を閉じてブルブルと震えていましたが 最初に叔父さんがそろ~っと顔を上げたら何も見えなかったので
私と従妹の女の子もゆっくりと顔を上げてあたりを見ました
私が叔父さんに「もう、道具は捨てといていいけん このまま早く帰ろう」と言ってビュンビュン車を飛ばして帰りました。

気がついたら私の足は岩に付着した蛎殻みたいな物であちこちと切り傷が出来ていました
でも、そんなことよりもいつまでも心臓がパクパクと音を立ててパニクっていたので痛さなど微塵も感じませんでしたよー
いやぁ、火の玉って思いもよらぬときに見ちゃうと凄い恐怖ですよー もう絶対に見たくないですなぁ・・

と言うところで今夜はこの辺でぇ 失礼しますねえ 皆様 明日も良い日になりますようにぃ おやすみなさーいzzz