どんな時間が経とうがこれはやりきりますよ。
たとえどれだけ需要がなかろうとも(笑)
第6話「謎のステップ・アップ」(原作:単行本3巻 第15話「謎のステップ・アップ」&単行本第2巻 第2話「謎の写真」)
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:若林信 演出:江島泰男 作画監督:高橋瑞香
さて今までは多少の前後はあれど、比較的原作の時系列通り進んでたアニメ『謎の彼女X』ですが、このエピソードは完全に別のエピソードを1話としてまとめています。しかも原作の時系列的には順番が逆。
でもこれが自然に見えるし、このあたりで早川を1回出すってのが中々良い構成でしたね、今思うと。
椿が買い物しようとしてた所に丘が声をかけるとこからスタート。吉谷彩子さんはこのエピソードを原作で読んだ時に、椿くんに近寄ってきたりして丘さんは悪い奴なのかもしれないとちょっと思ったとの事(『謎の彼女X』DVD&Blu-ray第3巻オーディオコメンタリーより)
でまあ、椿と丘の2人でアイスを食べながらお話。上野の事を公平くんと下の名前で呼んでるという事に椿が食いつく。卜部を下の名前で呼んだ事なんかないなあと。
ところで原作で上野の名前が公平って判明したのこの話ですよね。大体このエピソードが収録されてる単行本第3巻での登場人物紹介にはまだ「上野」って苗字だけだし。以後の単行本では「上野公平」とフルネームで紹介。
その後、卜部と公園で2人の時に寝てる卜部に勇気を出して「美琴」と話しかけてみる椿。
気付き(?)、卜部は返事をするが、結局起きてる卜部には「美琴」と言えない椿くんであった。
ここの卜部は普段無愛想なだけに可愛いですね。
しかしなんだ、このどうでもいい話(笑)
でも面白いから不思議なんだよなあ。今回はここまで変態性もないし、本当に謎な魅力の作品である。
そして相変わらず夢を見る椿であるが、満面笑の卜部の写真を撮るといったモノ。
まあ夢でしかありえませんね、これ。
ここでアイキャッチ。
いやー、もはや普通に見えるわ、これ(笑)
俺がおかしくなってるのかどうかも既にわからん。
で、夢で見た事を現実にと卜部に写真を撮らせてくれと頼む椿。意外とあっさり承諾する卜部だけど、「ニッコリ笑って」という要望は断固拒否!なんでだ!(笑)
「写真を撮るために笑顔を作るなんて無意味だわ」
うーむ、まあ卜部の中では辻褄があってるのであろう。観てる側としては今更たいした事にも感じないしw
結局写真は撮らせてもらえず、後日。
待ち合わせ場所に来た椿くん。
そして、
きたあああああああああ!!!!!!!!
早川愛香ですよ!
前回出た時は椿くんの片思いの相手として写真でのみ。しかも写真破られる存在。
もう5話も前だよ!(原作じゃ卜部と出会ってすぐのエピソードですが)
でもこのあたりにしたってのは1クール放送でのエピソード割り振りの全体的な構成を考えたという渡辺歩監督の判断(ロフトプラスワン最終回イベントでの監督発言より)の素晴らしさに感心しますね。
つまりこれが後のエピソードへのフリな訳ですよ。
お茶でもと片思いしてたかつての憧れの女の子から誘われるが、きちんと断わる椿。
えらいなあ(笑)
そしてあらためて卜部を探すと橋の脇でしゃがんで待ってた。可愛いぞ、この卜部。
吉谷彩子さんは講談社で行われたDVD&Blu-ray購入者招待イベントでも、このお話のオーディオコメンタリーでもこのシーンが好きと語ってらっしゃいます。
自分に似てるかもという理由だそうです。
ストレートなヤキモチを表に出さないのは卜部らしいですけどね。
「楽しそうに喋ってたから邪魔しちゃ悪いと思って」
まあー、そりゃいくら本人が取り繕ってるつもりでも好きな女の子の前じゃ楽しそうな顔が見えてしまうわなー。
でも誘いを断ってるのは偉い。
帰り道で椿くんが卜部に「もし早川と一緒に行ってたら」という疑問を投げかける。
しかしコメンタリー聴くとこのシーン女性声優陣に不評だ!(笑)
でもその後の椿くんのセリフは大好評!(笑)
まあ素直すぎるんだろうなあ椿くんは。
にしても、よだれ万能だなあ。
で、卜部も嬉しかった様で笑顔がもれる。
そこですかさず、その笑顔を撮りたいと椿くん。
直後の卜部はこんな顔ですよ(笑)
結局撮らせてあげることにするもアッカンベーという。
そして椿くんはその写真をずっと大事にすると宣言。
卜部の口からよだれが・・・。
嬉しい事があると大量のよだれが口からもれるという、原作じゃとっくに忘れられた設定をここで入れるアレンジの巧さが素晴らしいですよね、この作品は!
そして2人でまた帰り道を歩き、「放課後の約束」のイントロが被ってそのままエンディング。
いい最終回だった!(違
放送話数的には約半分で、リアルタイム時ではこの放送後に私は東大でのイベントに出かけていくのでした。
アニメ関係のイベントに出かけるなんて本当に久々でした。
この回の次回予告で「ミッコン」という呼び方が出るのですが、不思議となんか1部で定着してますね。
本編で一切出ないっつーのに。
繰り返しになりますが、話としてはかなり初期の早川との再開を中盤のエピソード、しかも後半Bパートに持ってきてる構成がこの後のいいフリにもなってるし、また「ステップ・アップ」というサブタイトルにも合っている内容。原作では前半のエピソードのみのサブタイトルなんですが。
それにしても単に名前の呼び方でドキドキするさまを見せられてるだけなのに、面白いってのは何なのか。
イチャイチャしてるカップルを見てるだけって気もするのに爽やかな気分で全く嫌な気分がしないのは何なのか。
面白いから深い事は気にせず観るのが正しいと思いつつも、この作品の妙な魅力にずっととりつかれたまま最期まで付き合う事になるのです。
そういや、まだこの時点でもエンディングにショートカットになった早川がいる事を気付かなかった人もいるかな・・・?
たとえどれだけ需要がなかろうとも(笑)
第6話「謎のステップ・アップ」(原作:単行本3巻 第15話「謎のステップ・アップ」&単行本第2巻 第2話「謎の写真」)
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:若林信 演出:江島泰男 作画監督:高橋瑞香
さて今までは多少の前後はあれど、比較的原作の時系列通り進んでたアニメ『謎の彼女X』ですが、このエピソードは完全に別のエピソードを1話としてまとめています。しかも原作の時系列的には順番が逆。
でもこれが自然に見えるし、このあたりで早川を1回出すってのが中々良い構成でしたね、今思うと。
椿が買い物しようとしてた所に丘が声をかけるとこからスタート。吉谷彩子さんはこのエピソードを原作で読んだ時に、椿くんに近寄ってきたりして丘さんは悪い奴なのかもしれないとちょっと思ったとの事(『謎の彼女X』DVD&Blu-ray第3巻オーディオコメンタリーより)
でまあ、椿と丘の2人でアイスを食べながらお話。上野の事を公平くんと下の名前で呼んでるという事に椿が食いつく。卜部を下の名前で呼んだ事なんかないなあと。
ところで原作で上野の名前が公平って判明したのこの話ですよね。大体このエピソードが収録されてる単行本第3巻での登場人物紹介にはまだ「上野」って苗字だけだし。以後の単行本では「上野公平」とフルネームで紹介。
その後、卜部と公園で2人の時に寝てる卜部に勇気を出して「美琴」と話しかけてみる椿。
気付き(?)、卜部は返事をするが、結局起きてる卜部には「美琴」と言えない椿くんであった。
ここの卜部は普段無愛想なだけに可愛いですね。
しかしなんだ、このどうでもいい話(笑)
でも面白いから不思議なんだよなあ。今回はここまで変態性もないし、本当に謎な魅力の作品である。
そして相変わらず夢を見る椿であるが、満面笑の卜部の写真を撮るといったモノ。
まあ夢でしかありえませんね、これ。
ここでアイキャッチ。
いやー、もはや普通に見えるわ、これ(笑)
俺がおかしくなってるのかどうかも既にわからん。
で、夢で見た事を現実にと卜部に写真を撮らせてくれと頼む椿。意外とあっさり承諾する卜部だけど、「ニッコリ笑って」という要望は断固拒否!なんでだ!(笑)
「写真を撮るために笑顔を作るなんて無意味だわ」
うーむ、まあ卜部の中では辻褄があってるのであろう。観てる側としては今更たいした事にも感じないしw
結局写真は撮らせてもらえず、後日。
待ち合わせ場所に来た椿くん。
そして、
きたあああああああああ!!!!!!!!
早川愛香ですよ!
前回出た時は椿くんの片思いの相手として写真でのみ。しかも写真破られる存在。
もう5話も前だよ!(原作じゃ卜部と出会ってすぐのエピソードですが)
でもこのあたりにしたってのは1クール放送でのエピソード割り振りの全体的な構成を考えたという渡辺歩監督の判断(ロフトプラスワン最終回イベントでの監督発言より)の素晴らしさに感心しますね。
つまりこれが後のエピソードへのフリな訳ですよ。
お茶でもと片思いしてたかつての憧れの女の子から誘われるが、きちんと断わる椿。
えらいなあ(笑)
そしてあらためて卜部を探すと橋の脇でしゃがんで待ってた。可愛いぞ、この卜部。
吉谷彩子さんは講談社で行われたDVD&Blu-ray購入者招待イベントでも、このお話のオーディオコメンタリーでもこのシーンが好きと語ってらっしゃいます。
自分に似てるかもという理由だそうです。
ストレートなヤキモチを表に出さないのは卜部らしいですけどね。
「楽しそうに喋ってたから邪魔しちゃ悪いと思って」
まあー、そりゃいくら本人が取り繕ってるつもりでも好きな女の子の前じゃ楽しそうな顔が見えてしまうわなー。
でも誘いを断ってるのは偉い。
帰り道で椿くんが卜部に「もし早川と一緒に行ってたら」という疑問を投げかける。
しかしコメンタリー聴くとこのシーン女性声優陣に不評だ!(笑)
でもその後の椿くんのセリフは大好評!(笑)
まあ素直すぎるんだろうなあ椿くんは。
にしても、よだれ万能だなあ。
で、卜部も嬉しかった様で笑顔がもれる。
そこですかさず、その笑顔を撮りたいと椿くん。
直後の卜部はこんな顔ですよ(笑)
結局撮らせてあげることにするもアッカンベーという。
そして椿くんはその写真をずっと大事にすると宣言。
卜部の口からよだれが・・・。
嬉しい事があると大量のよだれが口からもれるという、原作じゃとっくに忘れられた設定をここで入れるアレンジの巧さが素晴らしいですよね、この作品は!
そして2人でまた帰り道を歩き、「放課後の約束」のイントロが被ってそのままエンディング。
いい最終回だった!(違
放送話数的には約半分で、リアルタイム時ではこの放送後に私は東大でのイベントに出かけていくのでした。
アニメ関係のイベントに出かけるなんて本当に久々でした。
この回の次回予告で「ミッコン」という呼び方が出るのですが、不思議となんか1部で定着してますね。
本編で一切出ないっつーのに。
繰り返しになりますが、話としてはかなり初期の早川との再開を中盤のエピソード、しかも後半Bパートに持ってきてる構成がこの後のいいフリにもなってるし、また「ステップ・アップ」というサブタイトルにも合っている内容。原作では前半のエピソードのみのサブタイトルなんですが。
それにしても単に名前の呼び方でドキドキするさまを見せられてるだけなのに、面白いってのは何なのか。
イチャイチャしてるカップルを見てるだけって気もするのに爽やかな気分で全く嫌な気分がしないのは何なのか。
面白いから深い事は気にせず観るのが正しいと思いつつも、この作品の妙な魅力にずっととりつかれたまま最期まで付き合う事になるのです。
そういや、まだこの時点でもエンディングにショートカットになった早川がいる事を気付かなかった人もいるかな・・・?