Constellate blog版

写真と日々の雑感。kadotani yuseiのサブギャラリー。

Bridgeという作品。

2009-05-31 00:51:38 | 写真展
明日が写真展の最終日。
今まで不在だったけど、さすがに最終日には在廊します。

Bridgeとタイトルをつけたこれらの作品は、この10年間のうちの前半、2000年以降の数年間に撮った写真で構成してます。
そのころは千葉の市川、江戸川のそばに住んでいて、そこで撮っていた写真になります。
川のそば、橋があるのでBridgeなんですが、橋渡しの時期という意味でもあります。
ここ数年で、年齢のせいですかね、心境の変化があったんですが、そこにいたる直前のころの写真です。
自分を省みて、このころの写真はまだ若い頃のものの見方が残っているような気がします。
でも今はこういう撮りかたというか、被写体の選び方とか切り取り方はしないかなとも思うんですね。
まあ身についたものなので、絵的には同じようになりますけど、被写体に向かうときの気分が変わっている気がします。
もうちょっと対象に素直に向き合うようになってきているような。

ともあれ、今回展示の意味合いとしては、区切りをつけたということですかね。
これで、今まで撮りためた作品はほぼまとめてしまったし、これからは新作ばかりになるだろうし。
次のテーマを考えますか。

春を待つ日々。

2009-05-27 23:27:06 | 写真展
これは展示作品です。
半年ほど前に撮った写真です。
冬、冬を撮った写真です。
関東地方の冬ですね。雪があるわけじゃない。
乾燥した冬。
このところ、冬の季節に魅力を感じるようになってきました。
混じりけの無い魅力ですかね。
これはもうちょっと撮って行きたいとは思ってます。
自分の写真は割りと光強めでコントラストが高い傾向があるようです。
光線状態としては低い位置からの順光が好きだったりします。
子供のころからの刷り込みですかね。
懐かしさを覚えるのは順光。
理由はなんとなく分かるんですよね。
放課後の時間の光。
その光が強くなるのが冬なんですね。

Talesという作品。

2009-05-26 00:49:28 | 写真展
今回は3作品、8点を展示しています。
加えて、3作品ごとに1冊のブックを置いてます。

Talesとタイトル付けした作品。
1点のみ展示。
2年ぐらい前に撮り集めてた写真です。
渚にて、人の跡を探して拾い撮り。
やがて消え入る人の跡。
カメラは二眼レフを選びました。
二眼レフは、というかスクエアフォーマットは、被写体と向かい合う感覚が強くなりますね。
通り過ぎていくというより、留まってたたずんで向かい合う感じ。

明日から写真展。

2009-05-25 01:23:47 | 写真展
明日から一週間、デザインフェスタギャラリーでグループ展を開催します。
自分の作品に触れておきます。
まず、L判の用紙にプリントしたカードを100枚、名刺代わりに用意しました。
100枚すべて違う写真を使っています。
名刺代わりなのでTakeFreeです。
とはいえこれも作品で、20Years,100Photographs とタイトルをつけてます。
20年間の100枚の写真。写真を撮り始めてから実際には20数年なんですが、20年目にデジタル一眼レフを導入した、その前までの写真で構成しました。
なので、使ってる写真はすべてフィルムで撮ったものになります。
お気に入りばかりを選んだわけじゃなくて、なるべくしまいこんでたものを使うようにはしましたが、結果的にはいつものようなセレクトになっています。
ともあれ、これは今までの総まとめ的な作品として制作しました。