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提案★日本の裁判所も法廷に国旗を掲げなさい!

2013年11月19日 12時39分10秒 | Weblog



先日、野暮用で法廷見学に行きました(←あのー、まだ刑事被告人としてではありません、為念)。
そこで、ふと覚えた違和感。私の専門のアメリカでの裁判と比べて何かが足りないのです。
そう、国旗がないのですよね。法廷に。これどういうこと?


あのー、三権分立にせよ権力の分立にせよ(←ちなみに、アメリカの連邦憲法上は、アメリカ合衆国の政体は「立法・司法・行政」の三権分立ではなく「立法・司法・執行」の権力分立であり、欧州大陸流の「行政権」の過半は実はアメリカ合衆国の場合、議会に配分されているのですけどね。いずれにせよ、その憲法体系がどの政体を採用しているにせよ)、「司法権」は立派な国家権力の一斑であり、当然、その権威と権限は総体としての国家に発するもの。このことは「天賦人権」なるものが土台成立不可能な経緯を鑑みれば自明のことでしょう。


つまり、日本の場合にも、司法の場、すなわち、法廷には国旗、日の丸が掲げられているべきである。而して、法廷に国旗、日の丸が掲げられていない現在の事態は政治的のみならず憲法論的にも<不備>であり<不細工>な事柄である。と、そう私は感じました。


よって、私は次の如く提案したい、



б(≧◇≦)ノ ・・・日本の裁判所も法廷に国旗を掲げなさい!




尚、上述の「理路」に関しては下記拙稿を
ご参照いただければ嬉しいです。




・瓦解する天賦人権論-立憲主義の<脱構築>、
 あるいは、<言語ゲーム>としての立憲主義(1)~(9)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0c66f5166d705ebd3348bc5a3b9d3a79



・憲法訴訟を巡る日米の貧困と豊饒☆「忠誠の誓い」合憲判決
 -リベラル派の妄想に常識の鉄槌(1)~(6)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ec85f638d02c32311e83d3bcb3b6e714








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