英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

アイドルグループ残酷物語――AKB48グループの相対的「まともさ」についての覚え書きみたいなもの

2018年05月19日 16時39分42秒 | アイドルグループ論

 

例えば、AKB48グループみたいな常識の許す範囲内で運営しているアイドル運動体もある。ただ、そのAKB48グループでさえ、――例えば、多くのメンバーは給与月額10万円ない! ステージ以外の活動のための衣装代の大部分は自己負担! 加えて、恋愛禁止だけでなく(^^)、バイトも厳禁(><)/ という涙も出ないほどの厚待遇(?)で、――メンバーの不満やら世間からの批判もないことはない(★)、正直。

ならば、ましていわんや、

ほんと、①アイドルの玉子やヒヨコちゃんに薔薇色の夢を吹き込んで求人、而して、無給の上にほとんど「7 days a week」のイベント活動を課しながら、②そのアイドル事務所を脱退する場合には、彼女達を売り出すための広告宣伝費などほとんど投下していないくせに、それまでのレッスン費用だけはきっちり請求。更に、③他事務所に移ってのアイドル活動を脱退後3年間は禁止するとかいう、――当該契約書の文面にかかわらず労働基準法違反、または、シンプルな民法上の不法行為と裁判所も認定するだろう悪質なタイプの――トンデモなアイドル事務所もあるらしい。それ、所謂「従軍慰安婦」なるものを捏造して、日本の国益を棄損しながら、いまは、第三者を装い知らんぷりの朝日新聞に匹敵する日本社会の恥、鴨です。

そんな明らかな違法な契約や違法な状態をビジネススキームに常態として織り込んだ、似非アイドル事務所やそれに随伴する有象無象の芸能メディア。それらのトンデモな組織体がそんな日本の恥が、日本が世界に誇るPop カルチャーをその最前線で担っているかと思うと背筋が寒くなります

そう、それ、朝日新聞が諸外国から「日本の世論」を伝えるメディアと思われていた頃の15年ばかり前までの――AKB48グループが誕生する前夜くらいまでの――日本を巡る情報流通の状況のそら恐ろしさとパラレル、鴨。

ということで、総選挙。総選挙2018――あっ、安倍総理が野党とマスメディアを懲らしめるために初夏にも断行されるかもしれない「衆議院の解散総選挙」の方ではなくて、――AKB48グループ総選挙。いよいよですね。わくわく、鴨。箱推しグループの他に(besides)、重点応援メンバーも絞り込み(#安田桃寧を世界中から愛されるアイドルに)。こちらファン側もいよいよ臨戦態勢モードです。

 

▼AKB48選抜総選挙――珠理奈の戴冠間違いない、鴨。

 https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-12377244267.html

▼AKB48―組閣発表・・・「AKB」は終わった、<AKB>が始まる。ドキドキ❗

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/4aa0194a44ba2069c649cfee99e1a526

▼これ地元との一体感、鴨。・・・やっぱ、SKE48は強いわ!:須田亜香里#愛知トヨタ#困っています

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/1a564429cdc2e617846b5f5663d07f02

▼惨敗必至のNMB。でも、前向のメンバーもいる➡”NMB48teamNの本郷柚巴です。選抜総選挙”

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f04d0ddf6d2931fec3717932667793a9

 

・・・乃木坂さんや欅坂さんとちがって、

・・・「美少女」でなくてもいいんだよ❗

 

★註:AKB48グループ、アイドル残酷物語?

KABU自身は、個別AKB48グループは、(1)歌も下手でダンスも素人、また、――メンバーさんがみんながみんな、HKT48の美形のぼっけもん宮脇咲良さんやNMB48の難波のお茶目な美貌の令嬢、白間美瑠さんのような方々ばかりではないのですから――容姿端麗とは必ずしも言えず、なにより、スタイルはプロのモデルさんとは比べるべくもない、ごく普通の女の子達に、(2)それなりのコストをかけて「アイドル」になるためのレッスンを施しディサプリン(discipline)を体得させる、かつ、(3)膨大なランニングコストに耐えながら莫大な広告宣伝コストを投下、もって、(4)アイドルとして世に出るチャンス、なにより、「アイドル」を含め将来のそうなっていたい自分を見つける機会と運と方法論を個々のメンバーに提供する運動体と考えます。

>アイドルはチョコレートである必要はまったくない

>アイドルとは美味しいビスケットのことなのだから

(#安田桃寧を世界中から愛されるアイドルに)

ならば、10万円が高いかどうかは一概に言えないけれど――また、職人さんのお弟子さん修行過程、あるいは、歌舞伎俳優の玉子さんや大相撲の幕下以下の若者、更には、宝塚歌劇団の若手の皆さんと単純に比べることはできませんけれども――その契約は、契約書の文面に書かれた契約類型にかかわらず雇用契約類似のなにがしかの役務提供契約であると裁判所に認定されたとしても、それが労働法規に違反するものとは言い切れないのではないか。と、そう考えています。

実際、アメリカでもtopクラスのMBAを卒業後、例えば、アカウンティングファームに就職する才色兼備の(多分?)彼や彼女のペイはインベストメントバンクやコンサルティングファームに入った同期MBA卒業生に比べて――初任給だけですけれど、初任給は――、一般的には激安。なぜか。はい、その職種では、ファームのリクルート担当者の言い分はその本音は、「何で将来、当アカウンティングファームの競争相手(コンペティター)になるかもしれない人物に、将来の顧客を紹介しつつ専門家としてのトレーニングを提供しつつ、そいでもって、とりあえずはまだまだアカウンティングの専門家としては半人前の人物に、何で高給払わなならんねん! こっちが研修費と所場代もらいたいくらいやちゅーねん!」という傾向もなきにしもあらずですから。尚、参考記事(⬇)参照。

・AKB48の給料が安すぎると話題!薄給と格差の理由を考えてみた!

握手券バーストでオリコンTOP10をほぼ独占、写真集ガチャで同じ商品を何冊も買わせ、パチンコ台は2台で1000億以上の売り上げ、グッズは売れるわ人は集まるわで、さぞかし儲かってるのかと思いきや、8割のメンバーが月給10万円らしい。・・・

http://kisha-poppou.com/akb48-salary/

 

 

★資料

アイドル未成年者に契約トラブル多発
2018年11月9日(金) 16:38配信 

地域イベントを中心に活動する「ご当地アイドル」らと芸能事務所との契約をめぐるトラブルが相次いでいる問題に絡み、厚生労働省が、雇用関係を結ばずに「フリーランス」として働く人を保護するルールの整備を検討していることが9日、分かった。ご当地アイドルやライブハウスを中心に活動する「地下アイドル」は、全国に2千組近くいるとされ、大半はまだ幼さの残る少女たち。事務所との契約をめぐるトラブルで自ら命を絶つケースもある。法に守られるべき未成年がなぜこのようなトラブルに巻き込まれるのか。(吉國在、浜川太一)産経新聞

 「夢をかなえたい女の子たちは、事務所の要求が理不尽でも『売れるまでは』と我慢を強いられる」。アイドルの労働問題に詳しい深井剛志弁護士は、パワハラやセクハラが起きやすい背景に、立場が強い事務所との力関係が存在すると指摘する。

 子供の労働をめぐっては、法律で深夜勤務や長時間労働、就学時間内の勤務の禁止などを定めている。だが、ご当地アイドルらの契約の場合、法律の適用外だという。

 深井弁護士によると、アイドル側の多くは事務所にマネジメントを委託し、事務所側がアイドルに仕事を委託するという「専属マネジメント契約」を結んでおり、法的には「業務委託契約」などに分類される。同契約は雇用関係にあると見なされず、形式的には未成年であっても法律に基づく身分保証が受けられない。

 そのため契約には、報酬規定がなかったり、本人の意思で休めなかったりと、アイドル側に不利な規約が盛り込まれる事例も少なくないという。

 業務委託契約を結ぶ場合でも、未成年との契約には親権者の同意が必要だ。ただ、親も業界の慣行を知らず、事務所側に言われるままに契約を結ぶ事例が目立つという。

 親が介在しにくい業界の特殊な事情もある。アイドル生命にかかわるスキャンダルを防ぐため、事務所が私生活も含めて徹底的に管理。アイドル評論家の西幸男氏は「芸能活動に関して口外を禁じるルールを設けるなどしており、親の適切な関与が阻まれる状況も生じやすい」と指摘する。 

 未成年がトラブルに追い込まれる状況に対し、深井弁護士は「未成年へのなんらかの保護規定が必要だ。若者が大人に食い物にされる状況は許し難い」と訴えた。


https://news.yahoo.co.jp/pickup/6302832



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。