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ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:王禅寺-白山編

2009年01月18日 15時56分08秒 | 徒然日記

再々掲:ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」シリーズ記事の目次ですよ

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2b680910fc0d58497ba6e371f165236b



新百合ヶ丘エリアを小田急線沿線でも人気のお洒落な街に変えたのはなんと言っても、昭和40年代後半から50年代前半にかけての住宅地の造成とそこに移り住んでこられた新しい新百合ヶ丘市民の人口だと思います。而して、その新興住宅地の代表が「王禅寺地区」と「白山グリーンタウン」と呼ばれる「白山地区」。

今回はこれらの地域を散策します。大体、1時間30分のウォーキングコース。前回までの記事(特に、前回の「新百合ヶ丘-百合ヶ丘編」)と併せて一読いただければ分かりやすいと思います。また、記事末尾の地図画像を適宜参照してください。


・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/26b2cfb48e6e33977e1da0c914f18cd1

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:古沢越え-栗平&片平探訪編
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c23e85175caca3b18cc79a3e740ff6a8

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:新百合ヶ丘-百合ヶ丘編
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/9703b71782fe4ce580c8101c1009364a






新百合ヶ丘駅南口の駅前ロータリーからスタート。サティー&VIVRE横のコナミスポーツジムの横を麻生スポーツセンター方面に向かいます。下の画像はその道筋とKABUも時々汗を流しているフットサル場の様子。















麻生スポーツセンター。バレーボール・新体操・バスケットから剣道・柔道といろんな団体が利用できる総合スポーツ施設です。選挙の時には麻生区の「開票場」になって、投票用紙が候補者ごとに積み重ねられるのが外からも覗けます。選挙速報より早く正確に結果が分かる(KABU&寛子さんを含め)この近隣に住む麻生区民には有難い施設でもあります(?)







麻生スポーツセンターから歩くこと15分少々、本日のメーンイベント「白山地区」に到着、むじなが池公園の木々の隙間から見た白山の分譲住宅群。下はその「むじなが池」。白山地区は30年くらい前までは一面の雑木林と丘の谷間の田圃だったとか。小川が流れ鮒釣りができたとその頃、白山地区より一足先に造成された「王禅寺地区」に転居してこられた飲み仲間から聞きました。










と、これは王禅寺地区の一角。王禅寺地区と白山地区と道路一本隔てて隣接しています。正直、どこと言って面白みのない画像だと思いますが、要は、このような建売住宅の風景が(もちろん公園や学校等々の施設もあるにせよ)、大体、東西1キロ×南北2キロにわたって広がる住宅街。しかも、50年前はほぼ100%、30年前でもまだ2~3割は雑木林広がる武蔵野の丘陵地帯だった。首都圏では珍しい話ではありませんが、考えれば凄い変化だと思います。

東京オリンピックの翌年(1965年)に王禅寺西地区に転居された(王禅寺転入者としてはかなり早期に属する飲み友達の長老)から聞いた話しでは、当時、王禅寺の地価は坪36,000円。それが現在は約630,000円! もっとも、1965年当時は上場企業の部課長クラスの月収が30,000円前後だったと言いますから当時もそう物凄く安かったわけではないと思いますが、その土地をディベロッパーが地権者の農家から購入した金額が坪当たり360円と聞けば、時空を越えて王禅寺の土地、ひいては新百合エリアの土地の価値高騰と開発の激しさを実感してしまいます。

・王禅寺地区の地価(1平方メートル!)
 http://chika.m47.jp/datat-16314.html









上はその開発著しい王禅寺地区にたたずむ江戸時代初期にはもうあった溜池「籠口の池」とその説明書き。「籠口の池は、下麻生村の耕地をうるおす溜池であった。この池には二代将軍秀忠の夫人お江与の方が亡くなった後に、白蛇に化身し、闇夜に水を飲みに来たという伝説がある」らしいです。

下はそんな由来のある池を過ぎた所で見かけた自民党のポスター。頑張れ麻生総理! 山内、渡辺元行革相とつるんで麻生総理に弓引いたりすんなよ!











新百合エリアを代表する神社の一つ。琴平神社の鳥居。晴天に朱の色彩が豪華で清々しく映えていました。と、その琴平神社の本殿が一昨年放火されたとか。そんな罰当たりなことをするのはおそらく「朝日新聞の購読者」でしょうかね。












琴平神社から次の目的地「王禅寺ふるさと公園」に行く途中の小粋なレストラン。何々、「本日のパスタソース ベーコン キャベツのぺぺロンチーノ・・・。ランチ1,050」と。今度一度寄りますかね。と、下はその「王禅寺ふるさと公園」です。

・料理工房 一夢庵
 http://r.tabelog.com/kanagawa/A1405/A140508/14011494/













王禅寺地区が武蔵野の丘陵地帯を造成してできた動かぬ証拠(笑)の「貯水池」。要は、大雨の際に造成地の上に<浮かぶ宅地>を地盤の変化から守るためにはこのような施設による地下水の制御が必要ということ。

下は王禅寺地区・白山地区の<現在>を残酷なほど現しているこれまた動かぬ証拠。要は、40年から30年前にこのエリアに移り住んだ新・新百合ヶ丘市民の年齢層は概略ほぼ同じで、当時のその働き盛り子育て盛りのメンバーが現在では老齢化して、麻生区の中でも局地的集中豪雨ならぬ局地的少子化がこのエリアでは起こっているということです。

つまり、道路標識に見える「王禅寺小学校」は、王禅寺小学校と隣の白山小学校が統合されることにより来春から「王禅寺中央小学校」になることが決まっています。










王禅寺小学校から徒歩10分弱。その白山小学校の柵に掲げてあった「閉校→統廃合」に向けたスローガンと閉校式までのカウントダウン表示(2009年1月17日撮影)。白山グリーンタウンの人々の白山小学校を思う熱い気持ちが伝わってきますよね。

・白山小学校統廃合の背景
 http://www.city.kawasaki.jp/88/88kikaku/home/tekiseikibo/hakusyonew6.pdf







そんな感傷に浸りながら歩くことこれまた10分弱。新百合ヶ丘の中心街が見えてきました。迎えてくれる建物は「芸術の街-新百合ヶ丘」の新造原子力空母「昭和音楽大学」。新百合ヶ丘駅南口のロータリーにほぼ隣接しています。下は、その昭和音楽大学でちょうど見かけた「センター試験会場」の看板。










新百合に到着です。少しお腹も空いたので食事にしましょう。ということで、TOPの画像は実は新百合の誇るレストラン「麻生ガーデン」です。最高のシェフの料理をリーズナブルな価格で堪能できるんですよ。下の画像は麻生ガーデンのガーデン(庭)、画像の奥に映っているのは「麻生スポーツセンター」です。

・麻生ガーデン
 http://www.asao-garden.jp/






【地図画像URL】
地図(URL)の上の画像は本日散策した王禅寺地区(と一部、その北隣の東百合丘地区)の遠景です。画像に映っている風景が50年前というか30年前というかにはほぼ武蔵野の雑木林や田畑だったと想像できますか。そう、良くも悪くもそれが我が街「新百合ヶ丘」なんです。




 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap4a.jpg




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1 コメント

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2009-04-06 07:50:48
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