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ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:五月台~栗平~平尾~古沢編(下)

2009年07月13日 12時16分13秒 | 徒然日記


後編は麻生区と稲城市の県境の土手と里山をたどり新百合ヶ丘に向かいます。新百合ヶ丘駅近隣の様子も幾らか紹介できればと思っています。まずは、県境の土手に上る階段の画像から、先を急ぎましょう♪

再々になりますが、<過去記事>と<地図画像>と<参照ルート>のURL(↓)を記しておきます。適宜参照していただければ分かりやすいと思います。


【過去記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:古沢越え-栗平&片平探訪編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56383444.html

【地図画像】
・五月台~栗平~平尾~古沢

 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap10a.jpg

【多摩線沿線の散歩道】
・小田急沿線自然ふれあい歩道:栗平駅~五月台駅コース編
 http://www.odakyu.jp/walk/18/5.html










この階段は絵心のある人なら油絵でも描きたくなるオーラーを発していると思いませんか。私の大好きな「階段」(?)です。下の画像は、県境の土手(尾根伝い)の道と、その尾根道から見た稲城市平尾団地の風景。














尾根道を一旦麻生区側に降りるチェックポイント「五力田見晴らし公園」です。ちなみに、尾根道を直進してもこれから向かう「十三塚」にはアプローチできるのですが、途中で民家の軒裏を通ることになり、お互いに気分があんまり晴れやかにはなれない。よって、必ず「五力田見晴らし公園」で一旦麻生区側に降りるようにしましょう。必ず良いことがありますから♪

はい、その良いこととはこれです。大体、朝の7時から7時半くらいには「商品」のセットアップが完了する無人自家製野菜販売コーナー。五力田・古沢に幾つもあります。ただ、人気のトマトはすぐに売り切れますので、ご注意ください。





と、そんな無人の販売コーナーが成り立つこの人情豊かな地域で見かけた某政党のポスター。




б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持! 麻生総理頑張れ!
б(≧◇≦)ノ ・・・山内、麻生総理を絶対裏切んなよなぁー!









人情溢れる(間違っても「友愛」などのバター臭いものではない!)地域で見かけた、地域活動のポスターと「迷子捜してます」のポスター。





なになに、「脳を鍛える健康教室」「猿に注意」「美化パトロール」「片平いこいの家おしゃべり会」「あさお体験ウォーク」と。良いじゃないですか。で、「子育てサロンはとぽっぽ」。この最後のは名称が拙いっしょ! 幾らなんでも「はとぽっぽ」は拙いですよ。と、そう心の中で呟いたことをもちろん誰にも言いませんでしたけどね(笑) それにしても「ホクちゃん」早く無事にお家に帰れればいいなと思わずにはいられませんでした。











と、ホクちゃんのことを気にしつつ散策も第4コーナーを廻ります。五力田・古沢の麻生区側から再度、東京都稲城市の平尾団地方面へ。上の画像はその里山越えの道中と、平尾団地の最南端(要は、先ほどの県境の尾根道の先端部分)にある「十三塚」です。

案内板によると、「十三塚とは、文字通り土を盛った13の塚を一列に配置する人工の構造物であり、その起源は定かではないが中世の民間信仰によるものと考えられている。十三塚は全国で発見されているが東京都ではここだけである。貞亨3年(1686年)の古文書によれば、約三百年前にこの辺りは平尾村と片平村・古沢村の三村の共有地であったが、この十三塚が決め手となり三村の境界が定められた」とのこと。













十三塚から一気に古沢の里山を通って新百合ヶ丘方面(津久井道方面)に下ります。上の画像はその里山の尾根から新百合ヶ丘駅前のビル群を臨んだものと津久井道方面に降りてきた所。三番目は、今降りてきたその里山を津久井道から振り返って撮影したもの。山の端に沿って流れる小川は麻生川の源流。

ちなみに、津久井道は、世田谷の三軒茶屋から登戸を経由して、生田・柿生・鶴川に向かい、鶴川からは(調布-黒川-鶴川-町田を結ぶ「鶴川街道」とは異なり)相模原市の淵野辺、そして、橋本から津久井地方に至りそこから甲州街道に合流するという街道だったということです。

ただ、三輪修三『東海道川崎宿とその周辺』(文献出版・1995年)等を見ても、津久井道は、全体として見た場合、「江戸-津久井」を結ぶ一本の街道というよりも、多摩川の登戸の渡しを中継点とした複数の道のネットワークと考えた方が妥当だ(要は、道はつながっているからこそ「道」であり、つながっていないのなら「広場」や「袋小路」と言う! 而して、津久井道はもちろん、「江戸-津久井」の間つながっているけれど、三軒茶屋やその先の江戸城赤坂御門から津久井地方までを通して頻繁に人が往来したわけでも物資が運ばれたわけでもない)という説が現在では有力です。そして、昔の麻生区の人々にとって、この街道が大きな意味を持ってきたのは、黒川村の炭と柿生村の柿が「大消費地=江戸」でも抜群の人気を誇るブランド商品になった江戸中期以降であり、しかも、当時の新百合ヶ丘住民(?)にとって津久井道は、あくまでも江戸と新百合を結ぶ「江戸道」や「新百合道」でしかなく「津久井道」なるものではなかった、と。うにゅ、正に、ウォーキングは温故知新ですよね。







と、難しげなことを考えて麻生川をふと見たら、鴨マニアの全国の皆さん! な、な、ななんと、片平川だけでなく麻生川にも(多分、渡りをしない「留鳥」のカルガモ?)鴨さんがいましたよぉー! 




お食事中の鴨さんを見たら俄然お腹が空いてきました。そこで時々行く、今時珍しい「ラーメン屋&定食屋」さんに寄りました。なんか20年前の田舎のドライブインのようですが、このベーコンエッグ定食で680円。しかも、なかなか美味。なんかここでも昭和の香がして落ち着きました。ちなみに、ここ「一番」さんの定休日は火曜日です。





次の画像は、野趣溢れる武蔵野の風情の地点からわずか200メートルしか離れていない。新百合ヶ丘駅近辺の風景です。定食屋さんを出た所から撮りました。尚、津久井道の道路標識に隠れているのが、芸術の街・新百合の戦闘空母、川崎市アートセンターです。








さて、最後に腹ごなししながら新百合ヶ丘駅に向かいます。下の画像は、津久井道から新百合ヶ丘駅に向かう街中の遊歩道。その入り口と途中と出口です。出口の画像に写っているのは、麻生区民が愛する「麻生高校」の生徒達。これまた柔和で良い感じ♪ で、ここから新百合ヶ丘北口まではもう150メートル。







・麻生高校
 http://www.asao-h.pen-kanagawa.ed.jp/

・神奈川県高校偏差値(公立)
 http://furo.fc2web.com/study-rank2.html



ということで、今回のウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」はここまでです。
お疲れさまでした。

ヽ(^o^)丿







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