英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

【再掲】カップヌードルとナショナリズム

2021年10月06日 16時53分38秒 | 日々感じたこととか

⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう?

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e

 

このエントリーは過去記事の「新装版」です。なんと、2005年3月5日午後1時13分の記事。そう、16年前の記事、そう、<2011年3月11日午後2時46分>からさえも遡ること6年前のもの。

・ナショナリズムの祝祭としてのオリンピック
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/996393535306da1e98ca58ca37c31e17 

・「偏狭なるナショナリズム」なるものの唯一可能な批判根拠
http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11146780998.html

・日本語&英語版「ポリティカルコンパス」紹介

 -あなたの政治と経済の思想傾向を自己診断―

 

所謂「多様性」なるものの価値や素晴らしさというもの。それを保守派も必ずしも否定はしないでしょう。わが国も、古来、数多の「帰化人」の方々を<新しい仲間>として受け入れてきたし、日本の文化伝統なるものの多くは彼等とのコラボレーションの果実であることを否定するような向きは「保守」などではなく、単なる、「無知」なのだと思いますから。

しかし、「多様性」なるものを具現する道のりやスタイルは、リベラル派がしばしばそう口にするように、別に、すべての国が「その市民社会を<地球市民的>なる無国籍の色合いに染める」ものばかりではないのではなかろうか。個々の国家が、各々、独自の文化と伝統を競いあうことによって、世界の総体としては百花繚乱・千紫万紅の<コラージュ>状況を現出する道のりもありはしないか。而して、保守主義に親和性のある「多様性」は間違いなく後者のスタイルであろうと思います。

畢竟、いずれにせよ、リベラル派が主張するような「多様性」だけが<多様性>ではないことは明らかでしょう。

 

イギリス英語の入門書紹介――役に立つのにお洒落で楽しい「イギリス英語」の招待状のようなもの

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2387050ede4ca0a2947e1c5783157128

 

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろう、東北!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろう、福島!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろう、台湾!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろう、英国!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろう、日本!

 

б(≧◇≦)ノ ・・・破廉恥どころか風評被害をまき散らす

コロナくん検査カルト脱原発カルトは恥を知れ!
まあ、死んでも無理だろうけど(笑)←笑い事ちゃうちゅーねん!

(ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。

б(≧◇≦)ノ ・・・而して、保守派の皆さん、共に闘わん!

連帯を求めて孤立を恐れず

力及ばずして倒れることを辞さないが

力を尽くさずして挫けることを拒否する❗

連帯を求めて孤立を怖れず、万国の保守派よ、
団結せよ! 共に闘わん!

 

Conservatives of the world, unite!

Together we stand!

 







カップヌードル
2005/3/5(土) 午後 1:13-【書庫:日々雑感】

今日、久し振りにカップヌードルを食べた。寛子ちゃんは出張で週末は京都に行っているし、二日酔いだし、朝食は抜きで、昼食にカップヌードルを食べた。美味しかった。

今、猛烈に忙しい。仕事がである。そんな時に限って、大学や大学院時代の後輩や前の会社の同僚、はたまた、日頃交流のあるネット世界の同志達から「新宿で飲もう」「京都から今度の日曜日K先生が上京されるのだが集まらないか」等々のお誘いやら強迫が舞い込む。

嬉しい限りだ。頭と身体と胃袋と肝臓は生きている内に使わなきゃね。今日も、来週の社内プレゼン用の資料を作成し、知人から頼まれた翻訳のための下読みをした。翻訳していると落ち着く。そう編物と一緒だ。精神を集中しながらぼーっとできる、とでも言おうかね。翻訳は好きだね。それにしてもカップヌードルは美味しい。何時食べてもそう思う。


私は、大学生の頃、フェミニズムを語る人々が自然食やベジタリアンの運動にかなり強い相関関係をもって引き付けられることに奇異な感じを受けていた。また、そのような人々の多くが遅れて来た/裏切られたマルキストであるらしいことにはなお更疑問を感じていた。マルクス主義はそのオドロオドロしくも厳しい用語や論理展開のスタイルを剥ぎ取った時、それはどう見ても、近代合理主義の鬼子であり(否、嫡出子でさえあると思う)、その合理主義的な世界観とフロイト流のフェミニズムおよびエコロジー思想が、矛盾はしないまでも親和性がそう高いとは思えなかったからである。

あの頃のKABUは若かった。今よりも遥かに未熟だった。

なーに、簡単なことだ。基本的にはマルクス主義の世界観を維持した上で足りない部分(マルクス主義で説明のつかない現象に、)フロイトやエコロジーを膏薬のように貼っているだけのことなのだ。こっちが、真面目に体系的整合性とか考えてあげるのは「深読み」というもの、寧ろ、「余計なお世話」というものだ。最近、歳とって世間擦したせいかそう考えるようになった。要は、論理的にではなく知識社会学的に、左翼思想を持つ人々とフェミニズムおよびエコロジーの思想に好感を持つ人々が、日本の1970年代から90年代にかけて、重なっていただけのことである。【今般の福島第一原子力発電所の事故で、この「野合」は2011年現在でも続いていることが確認できたの、鴨】

・読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧-あるいは、マルクスの可能性の残余
 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11139986000.html

 ・完全攻略夫婦別姓論要綱-マルクス主義フェミニズムの構造と射程
 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11139315810.html

 

そんなこと考えながらカップヌードルを食べた。それにしても、カップ麺といえばカップヌードルである。そして、ラーメンと言えばカップヌードルでしょう。これには思い出がある。2つエピソードを紹介しよう。

大学時代の彼女んちが、それはもうエリート左翼の家庭で、お母様が<自然食>と<男女同権>にうるさい方だった。その家庭では、合成着色料とか添加物とかはサリンよりもトリカブトよりも<悪>とされていたくらいの、それはそれは<御健全>かつ<ハイソ>なお家。

そんな家庭で、大学時代の私の彼女が中学生の反抗期に何をしたか?

彼女はお小遣いでカップヌードルを買ってきて、お母様と妹さんの見ている前で食べたとか。彼女の妹さんはその事件(その家庭では「カップヌードルの乱」と呼ばれているらしい。)から7年後に、「人生で最大のショックを受けた光景だった」と私に対して仰った。げに、左翼上流階級のやることはわからんです(笑)。


ちなみに、KABUの故郷、福岡県大牟田市のラーメンは、いまでいう、「長崎ちゃんぽん」だった(リンガーハットのそれと考えて頂いて大きな間違いはない)。私は、大学進学のために京都に出たのだが、「都会では「ラーメン」が<支那そば>で、<ラーメン>を「ちゃんぽん」というのか」と最初思ったくらいだ。

いままでの人生で一番美味しいと思ったラーメンはカップヌードルである。中学3年生の時に(確か、「卒業旅行」で行った京都府は天橋立のドライブインもどきの雑貨屋さんで)、うまれて初めて食べた日清カップヌードル。

長期出張で廻っていたアメリカの中西部の奥地(どこや!)で毎日毎日、オートミルとハンバーガーとサニーサイドエッグまたはスクランブル・・・、で暮らしていて、ふと立寄ったオリエンタルフーズの店で入手したこれまた日清カップヌードル。

当時【今でも?】、東洋人自体珍しかったウィスコンシンのハズレの街に立寄ったその時は、モーテルに入るなりすぐ食べた。美味かった。本当に美味しかった。ご存知の方も多いと思うけれど、日本のメーカーさんの日本製のカップ麺であってもアメリカで販売されているものは――所謂「味の素」があんまり入っていない等々――かなり味は日本でいただいているそれとは違うのだけれど、心底美味しかった。あの瞬間から、私は真正の民族主義者になったのだと思う。そう胃袋で痛感した。

カップヌードルはエコロジー思想に対する激しいアンチであり、エコロジー思想という羊の皮を被ったマルクス主義の狼に対する強烈な批判を内在している。蓋し、それらが解体し空洞化せんとするナショナリズムへの攻撃に対してカップヌードルは堅固な防波堤でありそれらの害毒に対する強力な解毒作用を持っているのではないか。とかなんとか考えて今日の昼食も終わった。







◆元記事KABUコメント抜粋
海外、特に、アメリカで販売しているカップヌードルはグルタミン酸ナトリューム(←味の素)が抜いてあり、なんか気の抜けたビールのような味ですよね。けれど、2週間以上日本を離れていると、それさえも日本を感じてしまう。産卵のために遡上する鮭はその匂いや味を頼りに自分が産まれた川を見つけると言いますが、鮭さんの気持ちがよくわかるというものです。

2008/9/20(土) 午後 1:28


日本のコンビニで売っている最近の「高級カップ麺」(笑)、大体、350円前後ですが、正直、下手なラーメン屋さんのラーメンより美味いです。聞くところによると、ブランドを維持するためにそれこそ水面下では凄まじい資金と担当者の方々の情熱が注がれているとのこと。だからこそのブランド。それこそブランドというものでしょうね。

変わらないために変わる。『鏡の国のアリス』の中で、確か赤の女王様がアリスに「止まっているためには最低でも二倍のスピードで走らなければならない」(←何の2倍なの?)と諭していましたが、ブランドの維持というのはその愚直な実行ではなかろうか。そう私は考えています。

2008/9/20(土) 午後 1:33

 

木花咲耶姫

ほしのあきさんの<無罪>確定-あんだけ可愛いんだから当然なのです

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/78478ca7d4aebc00f057beebd43f17a4
  

◆【おまけ:関連記事】
・英文読解 one パラ道場:健康的で塩分少なめの製品開発を狙う日清食品
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/74f4427e01d068755ffa3723b62a7bef

 

 

アリスの白の女王に匹敵するくらい?

48グループで歴代もっとも賢い

NMB48の安田桃寧さん、鴨。右端❤

ファースト写真集「もう一度、会いたい理由。」楽しみ❗

 

"お供族210831(安田桃寧)SPゲスト" を YouTube で見る
https://youtu.be/pM5pgvDr78I

"お供族211005(安田桃寧)" を YouTube で見る
https://youtu.be/ErU4prbjOQ8


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。