伯母子岳に登るのは4年ぶり。紅葉を狙ってTさんを誘って出かけたのですが、うーん、1週間遅かったかな。梢には葉っぱが少なく、地面に茶色に枯れた葉っぱが降り積もっています。でも単に遅かっただけなら、落ちている葉っぱは未だ綺麗なはず…。どうやら今年はキチンと紅葉しないままに葉を落としたようです。先週末の台風の影響かもしれません。
まあ、でも残念なことには違い有りません。気を取り直して伯母子岳を目指します。紅葉は残念だったけれども、そんなに寒くもなく風もない穏やかな天候です。ハイキング日和ですね。日頃の運動不足を後悔する場面もありましたが、2時間15分ほどで山頂に到着。お弁当を取った後、持参したコンロで、コーヒーを沸かします。山頂で飲むコーヒーは贅沢な気分を味わえて大好きです。紅葉が少ないとは言ったものの、そこここに色づいた木々はあるので、写真写りはまあまあかな。若干レタッチしているので見た目よりも仕上がりは綺麗です。
職場のSくんが「東のウナギを食べたことがない」というので、よしおごってあげる、ということで、串本まで食べに行ってきました。ちなみに「東のウナギ」とは地元では超有名なうなぎ屋さんです。残念ながら古座の本店は今年の春に閉店になったようで、串本の支店の方に行きました。本店と違って残念なのは換気扇が良いせいか、調理場でウナギを焼く煙が流れてこないので、「さあ、これから食べるぞ!」という気分が薄れることぐらいかな。でも味は本店と同じ。柔らかくて、香ばしくて、食べるたびに幸せな気分になります。
で、帰りに古座川町三尾川の光泉寺にある大銀杏の写真を撮りに寄りました。あいにくの小雨模様でしたが、輝くような黄色が見事でした。もうちょっとで散り始める丁度良い時期かもしれません。中辺路の福定の銀杏が有名ですが、こちらも本当に綺麗ですね。
この土曜と日曜は、関西文化の日で、美術館博物館はタダ。という言葉に乗せられて、千里の万博記念公園まで足を伸ばしました。公園駅の改札を抜けると、目の前にエキスポランドが見えるのですが、…。ちょうどクレーンで大観覧車を解体中でした。あんな事故があったこともあるので止むを得ないと言えますが、残念な、複雑な気持ちになります。
気を取り直して、今日は無料、の公園にゲートから入ります。実は、今回、民族学博物館のカナダイヌイットの特別展が第1の目標だったのですが、開館前に着いたので、日本庭園とバラ園を先に見ることにしました。日本庭園は紅葉の最盛期に少し早かったのですが、バラ園は綺麗でした。アップで撮るとバラは不思議な世界を見せてくれますね。
特別展に限らず、民族学博物館は私のお気に入りです。ひっくり返したおもちゃ箱、という形容がぴったりなぐらいに、世界中のありとあらゆる物が、3m進むごとに目の前に現れます。ミュージアムショップもお勧め。変なものが格安の値段でおいてある。博物館のスタッフが出張したついでに、自分の趣味で仕入れてくるんじゃないかな。ここに来るとたいてい何かしら買ってしまいます。で、今回は、カナダ製の黒熊のぬいぐるみでした。
2つめの目的は、今年は満足に見られなかった紅葉の写真を撮ること。公園全体では、来週ぐらいが見ごろかな、という感じですが、ソラードと呼ばれる空中回廊の周辺はちょうど見ごろでした。今回の写真も殆どが回廊の上から撮ったものです。紅葉ってやっぱりいいですね。
伯母子岳の登山口!へは、毎年のように写真を撮りに出かけていますが、寒いやら体調不調やら言い訳をして、結局登らないことが続いたのだけれど、今年はどういうわけか一念奮起、頂上まで行ってきました。とはいえ、片道2時間、頂上では中高年の団体さんと出会ったように、誰でも行ける登山とは名ばかりのハイキングコースですが…。
前日までの雨が上がって、快晴とは言えないけど時々青空も見えるまずまずの天候でした。目的の紅葉のほうは、うーん、1~2週間早かったかなぁ。ただ、護摩壇山周辺の紅葉は足が速く、最盛期を過ぎるとあっという間に散ってしまう、気難しいところがあります。来週はほかの用事が入っているので今回はよしとしましょう。
さて写真ですが、始めは紅葉した木を撮っていたのですが、途中から、落ち葉を撮ることに専念し始めました。同じ種類の葉っぱでも色や模様が様々で、こっちの方が面白い! いっぱい撮ったので、一部を紹介します。