いやー。紅葉が見頃だというので見に行ったら、車が大渋滞。ただでさえ対向が困難な狭い道なのに大勢が詰めかけたものだから、見に来た車と帰る車で大変な状態になっていました。今年は特に多いようですね。見頃という点ではベストタイミングだったようですが。
護摩壇山周辺の紅葉で一番綺麗なのは伯母子岳登山口付近だと思う。スカイライン沿いには、植樹した紅葉を除いては、黄葉はしても紅葉する樹木は少なく、少し奈良県側まで入る必要がある。もっとも、時期を逢わせるのが難しい。少し早くて緑が残っていたり、あるいは散ってしまっていたり、なかなかベストなタイミングで出会えることは少ない。実は先週出かけるつもりだったが所用で行けずに、今日、写真を撮りに行くことになった。
心配していたが、タイミング的には丁度良かったらしい。道ばたにはそれほど落ち葉は積もっておらず、でも一方ですごく鮮やかとは言えない。雨の降り方や気温の下がり方で、年ごとに、微妙に紅葉の色合いが変ってくるのかな…。また来年に期待します。
光泉寺の子授けイチョウを見に行ってきました。昨年は微妙に時期がずれていたのですが今年はどうでしょう。車で細い道を抜けて最後のカーブを曲がると…、鮮やかな黄色の大きな姿が目に飛び込んできました。おおー、いいかも!! 駐車場に車を止めて、はやる気持ちを抑えて階段を上ります。今年はジャストタイミング。地面は落葉が既に絨毯のようになっていますが、見上げる樹上には瑞々しい黄色の葉がびっしりと広がり輝いています。おそらくもう2・3日すればその殆どが落葉してしまいそうな濃密な黄色の洪水。
カメラを持った人も多く、撮影ポイントを求めてあちこちと歩いています。お寺の境内ですので裏手は墓地になっていて、実は、そこが最高の撮影ポイントだったりします。すみません。少し遠慮しながらもお邪魔させて頂きます。斜面に段々畑のように建ち並ぶお墓はどれも綺麗に掃除されていて、住民の方達に大切にされているのが分かります。そこからイチョウの木を見ると眼下に農村風景が一緒に目に入ってきます。いいなぁ。こういうのを日本の原風景って言うのでしょうね。