長くなり始めた
この夜に夜景を見降ろし
昏い空に雷神が踊っている
私が眠るための部屋に潜り込むと
空想の風が吹いていて
己の寝息を聴き続けて
部屋に吹く霊風は高山を想わせて
この身を委ねて滑空する
光る繭玉を作って
悲しい空想から吐き出す
影絵の物語のように淡い
通過するモンスターのイメージと
決着をつけて やり過ごすと
明るい森が開けて
爽やかな空気に小鳥はさえずる
朝日の村にたどりついている
みんな風の人
風のファンタジー
鬼ごっこをしている子供たちに
体育を教えている女教師に
ラテン語のイディオムを暗唱して
髭のおじいさんの膝で眠る
猫のような子供
この寝間で
二つの世界に
生きているって
言ってやるさ
世界 世界は
太陽のように
美しく輝いている
あちら側
こちら側
光 満ちて
この夜に夜景を見降ろし
昏い空に雷神が踊っている
私が眠るための部屋に潜り込むと
空想の風が吹いていて
己の寝息を聴き続けて
部屋に吹く霊風は高山を想わせて
この身を委ねて滑空する
光る繭玉を作って
悲しい空想から吐き出す
影絵の物語のように淡い
通過するモンスターのイメージと
決着をつけて やり過ごすと
明るい森が開けて
爽やかな空気に小鳥はさえずる
朝日の村にたどりついている
みんな風の人
風のファンタジー
鬼ごっこをしている子供たちに
体育を教えている女教師に
ラテン語のイディオムを暗唱して
髭のおじいさんの膝で眠る
猫のような子供
この寝間で
二つの世界に
生きているって
言ってやるさ
世界 世界は
太陽のように
美しく輝いている
あちら側
こちら側
光 満ちて