昼と夜がその領分を
真二つに分けあっている
卵割の細胞のような日
秋分を過ぎて
太陽が天空の高度を下げる
夜は無限の広さを増して
シュールな絵に描かれた
都市は新たな目標に向かって
鉄骨が組みたてられ
高層ビルの30階で
芒を活けて
月見の君は
明日の行動を
夢幻の月光に語り
押し黙ったまま
私にメモを渡す
「時代魂」「世界魂」「音楽魂」
「幻想に熱狂のイメージで塗りこむ」音楽
「イメージが増殖して没我・窒息」
「その戦線を切り開いて未来から遊撃する」
「太陽を食べる」
「汝自身を知れ」
照明を落とした部屋で
ランプ一つ
月明かりに照らされた
白い紙を読み上げると
都市の夜景のまたたきが
よりいっそう
輝いた
真二つに分けあっている
卵割の細胞のような日
秋分を過ぎて
太陽が天空の高度を下げる
夜は無限の広さを増して
シュールな絵に描かれた
都市は新たな目標に向かって
鉄骨が組みたてられ
高層ビルの30階で
芒を活けて
月見の君は
明日の行動を
夢幻の月光に語り
押し黙ったまま
私にメモを渡す
「時代魂」「世界魂」「音楽魂」
「幻想に熱狂のイメージで塗りこむ」音楽
「イメージが増殖して没我・窒息」
「その戦線を切り開いて未来から遊撃する」
「太陽を食べる」
「汝自身を知れ」
照明を落とした部屋で
ランプ一つ
月明かりに照らされた
白い紙を読み上げると
都市の夜景のまたたきが
よりいっそう
輝いた