ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

首里 オキナワ 王はいない

2007-05-18 22:57:54 | Weblog
静かな 書物は
木陰のある庭で 聞かれ
活字の中
歴史記述は
動線を 激しくあるいは静謐に 交差し

折々の姿 活字に染まる
すばやく 歌留多をきる

その手に宿る重さは
木漏れ日に消え

南中の書物は
透明なサンシンの音

首里 オキナワ 非在の確認

光の海は
深まるほど 輝く 陽光

建物の影は濃い
空洞の王の姿の欠片の

かつて 在ったはずの龍の
息づかい

線画でなぞりあげる 歴史

首里 竜宮(オキナワ) 王はいない 
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母たちの国

2007-05-18 19:27:12 | Weblog
鈍い 実直な たゆたう
深紅の古びた 出血のような太陽

陰華の花
その厚い 花弁
暖かな 風に 涙 こぼす

原生の森
分け入る 先の広野

極楽鳥の お導き
しっとりとした 大気
鈍器の太陽を崇め

母たち
鈍い光を泳ぐ

光海に広がり あるいは まとまり
光のくぼみに 留まり
歓喜の震えを帯びつつ

母たち
法悦のなか

子を抱き
むせび 
涙 ながす
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『師匠』

2007-05-18 08:01:42 | Weblog
地球の半分を勢力下に置いてしまった
巨大なハリケーン

天空を翔る
黒龍の赤々と輝く画竜点睛

歴史の営みのという織物に
鮮やかに織り出された
謎を問う図柄

潜在的な電圧を保ったままの日常に
毎朝 毎朝とどく 
『聖教』は郡集する 
紫雲の仏・菩薩に捧げられ
朝日を斜めに浴びたご本尊の前に供養され
それぞれに読み込まれる
人類の運命における『池田現象』『人間革命』

学会のまわりあわせは
天から授かったものか
我らが師匠の奥底の一念が呼び起こしたものか

流れ去る過去 到来する未来 その接点 
『今』というゼロ点は無限にこの宇宙空間に開かれ
心の在りかと重なる それが奥底ならば
それぞれの人 人のミゾオチに 
それぞれの奥底即宇宙

しかし 我が師は 
生来の心根の優しさと勤勉さで
奥底を汲みつくし
この全宇宙と一体になられた

ひとたび 彼がペンを握れば
考えられるだけの宇宙の端々に届いてしまう
生きとしいける 生命が打ち震え歓喜する

この銀河 この太陽系 
この地球を半分飲み込む
ハリケーンを確かに私たちは目撃しているのだ

池田大作という師匠のなかに
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あれが『変態飛行』・・・

2007-05-18 08:00:34 | Weblog
あれが『変態飛行』・・・

ミサイルの頭に

だらしないコンドームみたいな

パンティストッキング被せて・・・
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