さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

杉王神社~東の里~竜王~寒風越 周回トレッキング

2010年12月24日 | トレッキング 阿讃の山
 久しぶりにトレッキングに出かける時間ができた。冬型の気圧配置で、風が強いが天気は心配ない。最近お気に入りの琴南方面、浅木原から竜王山に登るルートを歩く予定で出かけた。
 10:05に、川奥の杉王神社に着く。ここの杉は、香川県最大の大きさを誇る。2年ぶりに見るが何度見てもとにかく大きい。


一本だけ立っているのでよけいに大きく見える

 ここから車道(県道)を3.5km歩き、地図を見ると浅木原の集落から登山道に入ることになる。途中の道沿いで、「東の里」の看板が目に入る。「東の里」は10年ぐらい前に来たことがあるので思い出した。

 標高700mを越える辺りで、浅木原の集落に入り、10:41「東の里」に着く。


食堂や骨董品を置いている店がある

「東の里」を越えたところに、「竜王山」の木板製の表示がある。それに従い、刈り払いされた竹やぶの中に続く登山道へ入る(最初、登山道入り口が分からず迷った)。しばらく行くと、真新しい「登山道」の表示が吊るされているのを見つけ、安心して登っていく。


急登だが歩きやすい コナラの落ち葉が積もっている

 20分ぐらいで稜線に出る。先日断念した、雨島峠からの竜王山縦走ルートに出たようだ。分岐標識は古く腐食しているが、何とか残っているという感じだ。竜王山頂方面に進路をとる。(雨島峠方面にもテープがたくさんつけられており、少しのぞきに行こうと思ったが、時間があれば帰りに行くことにした)。


分岐標識 この辺りで標高は900m近い 11:03

 このあと、整備された登山道が続く。真新しい「登山道」のプレートが、時々吊るされている。誰がつけてくれたのだろう・・・


雲の間から陽が差し、明るくなってきた


なんと登山道の真ん中にタヌキの「溜糞」が・・・

標高1000mを越えたと思ったら、10分も歩かないうちに、阿讃縦走路に出てきた。足元には霜柱が残っている。かなり寒い。

 
11:18、阿波竜王山頂に着く。風が強く寒いが、明るく展望は良い。


展望台横の温度計はマイナス2度を指している。


1059m 高度計は20mの誤差が生じている

 思っていたより早くついたので、竜王峠まで行くことにする。この先を歩くのは、去年の4月に、大川山から阿波竜王までを縦走したとき以来になる。一度歩いているので、安心してどんどん歩いていく。
少し行ったところで、昨年はなかった道路が造られ始めていた。


森林管理事務所関係の工事らしい 和泉層の露頭が見える

 赤いコーンの左に上りの縦走路が続き、少し登ると雨島峠から竜王への縦走路が見えていた。かなりアップダウンがありそうだ。


先日断念した982mピークがきれいに見える


車道歩きの時に下から見えていた鉄塔を越える 2つ並んでいるので目立つ

 竜王峠を、11:49に通過する。ここまで車道が通っているが、とても静かだ。


 まだまだ時間があるので、寒風峠まで行くことにし、寒風から横畑集落を通り、川奥へ降りることにする(ここに設置されている看板の地図を見ると下山道がある)。竜王峠から、すぐに竜王三角点に着く。


一等三角点 竜王 1012.9m 11:51 

 このあと寒風峠には、11:59に着く。三頭峠まで(あと2400m)行くことも、少し頭をよぎったが、今日は我慢してここまでとする。標高は、約860m。




寒風峠の地蔵 天保年間に横畑の人により安置されている 

 ここから横畑へ下りる下山道は、比較的整備されている。標識も200mおきに新しいものが設置されている。


下山道 コナラの落ち葉が降り積もっていた 一部狭いところもある

 2箇所ほど小さな沢を越え、11:24に横畑集落に下りてきた。振り返ると、稜線で見た2つ鉄塔が並んだところが見えている。標高で400mほど下りてきている。


 
 横畑集落の家々。どの家の軒下にも薪が積まれている。畑や家の周囲の冬支度が終わっているようだ。


先日、島ケ峰方面から見えていた家だ


家々の前に広がる畑はかなり急斜面 そば畑のようだ


向かいには、先日歩いた島ケ峰の下に広がる川東の集落方面 

このあと車道を30分ほど歩き、12:50に杉王神社に着いた。2時間45分のミニ周回となったが、年末の忙しい時期に気持ち良いトレッキングができた。 
 


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