戸石から見える雨島峠から東へ続く送電線鉄塔群
午後から晴れ間も出ると期待し、午後から先週と同じ雨島峠から竜王山へ歩くことにした。車で1時間近く走り、「林道 塩江-琴南線」の戸石まで行く。ここで、既に標高は500mに近い。
12:33 「町道 切山線」の急坂を歩いて上がっていく
12:40 民家を見て上がっていく
フユノハナワラビ 雨に濡れきれいだ
12:45 竹林横の登山道 赤ペンキとテープが付けられている
12:54 もうすぐ雨島峠 歩きやすい登山道
13:01 先週に引き続き訪れた雨島峠の地蔵
この辺りで標高730m、戸石からは30分かからなかった。誰もいない雨島峠を過ぎ、竜王山方面へ急ぐ。
雨島峠に群生するアキノキリンソウ
雨島峠から少し進むと分岐がある
この分岐、先週、竜王方面から歩いてきた時は、左側から来た。今日は右へ行く。右側は、尾根を巻くトラバース道になっていて、一本道なので迷うことはない。但し、何カ所か登山道が狭くなり、滑りやすくなっているところがある。滑り落ちると、かなり下まで落ちる。注意は必要だ。
13:09 このような登山道が続く
濡れた登山道を歩いていると足跡がある。こんな道を雨の日に歩いていると思ったら、キノコ取りの2人組が帰ってきた。キノコは採れていないようだ。
アオテンナンショウの実が赤くなっている この時期目立つ
20分ほど歩いて、2つ目の尾根とトラバース道の分岐(標高860m)に来る。今日は、先週時間の関係で諦めた尾根へ進む。982mの三角点ピークがある。去年の12月、ピーク近くまで行き、道が分からず竜王山への縦走を諦めた。今日はどうか・・・やはり同じだった。藪こぎを10分ぐらいして、びっしょりになり引き返した。三角点も見つからなかった。
982mピーク手前の藪入り口 誰か踏み込んだ跡はある
13:58、先ほどの分岐まで戻り、先週と同じくトラバース道で竜王山方面へ行くことにした。濡れて滑りやすい登山道を歩く。この先も、今日歩いている足跡がある。所々に足を滑らせた跡がある。
14:15 木々が刈り込まれた縦走路
14:29 この分岐に着く。
ここの分岐、琴南の川奥、笠形山、塩江貝の股の東浅木原、竜王山へ行く分岐になっている。先々週は、東浅木原から上がり、竜王山へ上がった。先週は、東浅木原から上がり、笠形山の手前の雨島峠までを往復した。
この分岐の場所、よく見ると、東浅木原へ下りる入り口に木の枝を数本積み、通せんぼしている。川奥へ下りる方も、木を数本下に並べストップをかけている。先週はなかったのにどうしたのだろう。
本当は竜王山へ行きたかったが、時間を考え引き返すことに・・・
帰り道で少しガスが晴れ始めた。
14:42 竜王山が何とか見えた
14:47 982mピーク方面も何とか・・・
帰り道でよく見ると、先週から更に木があちこちで切られたり、枝打ちがされている。木はのこぎりで、何本も切られている。枝打ちは、鎌か何かでけっこう乱暴にされている。ミツバツツジやオンツツジなどかなりの枝が刈られ、縦走路に落ちていた。今日歩いた登山者がしたのだろうか?
分岐手前の切られた木 今日の切り跡
14:51 トラバース道に入る
15:05 2つ目の尾根とトラバース道の分岐に着き、帰りは先週と同じ尾根道をとる。
15:18 927mピークに着く テープ類が集中しているのでここだろう
この辺りでガスがひどくなる。雨島峠へと尾根を下りるが、先週なかった青色のタフロープの印(きれいに結んでいる)を見て、それについて下りていくがどうもおかしい。先週は通らなかったような下山道だ。地図とコンパスで確かめると、840.9mの三角点を通る登山道があるようだ。ひょっとしたら、これか・・・これだとしたら、下山後の車道歩きが2時間近くになる。引き返し、先ほどの927mピークに戻り、雨島への下山道を探すが、ガスがひどく分からない。ここで遭難してもいけないので、更に尾根とトラバース道の分岐まで引き返した。
15:43、最初の分岐まで戻り、トラバース道で雨島峠へ帰る。少し薄暗くなった道を滑らないように急いで歩く。16:07、雨島峠に戻り、
戸石への下り始めの道
16:26 車をとめている戸石に着いた。雨島からの下山は速かった。
今日は、3時間51分、22400歩のトレッキングだった。迷ったため、長くなった。もう少し短くしないと・・・家に帰り着くと暗くなっている。
今日も、あちこちで花が終盤のタンナトリカブトを見た。アサマリンドウやセンブリは、雨のせいか閉じたままだ。そんな中、先週気がつかなかった、アケボノソウが1株だけあった。
アケボノソウ
ついでに1ヶ所で見たキバナアキギリ
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