戸石～雨島峠～竜王山 トレッキング

　天気予報で快晴の休日、午前中だけと思い、いつもの雨島から竜王方面へと歩きに行くことにした。朝の出発は早い、家族が寝ている中、6時過ぎには家を出た。今朝は冷え込み、肌寒い。戸石水ケ本の気温は5度。



6:46　新緑の尾根を見あげ歩き出す

　先週見ていた、切山集落のモウソウチク林の整備が更に進んでいる。かなり大がかりにするようだ。


伐採されたモウソウチク林の横で筍が・・・


雨島峠の手前の尾根　緑が深くなった　7:06


7:18　雨島峠の地蔵を通過

　地蔵の前では、ゼンマイやイチヤクソウが大きくなっている。


7:19　雨島峠から竜王への道も緑が濃くなってきた

　今回もトラバース道を選ぶ。あちこちで顔を出している、ギンリョウソウを見ながら歩く。


蕾をつけ始めたフタリシズカ　あちこちで見る


7:32　植物でにぎわう谷部分を通るトラバース道

　昨日あたり、だれか歩いているようだ。足跡や、草を踏んだ跡が見える。ふきも摘んでいる。


7:49　尾根道分岐を通過する

7:51　訪れるたびに緑が濃くなる　トラバース道


アオテンナンショウが次々に芽生えてくる


ユキザサに日がさし美しい


8:05　次の尾根分岐の石仏前を通る


8:06　ここから尾根につながる道も緑が濃くなっている


8:09　こぶから982m三角点ピークと枯れ松

　今日は竜王方面もよく見えている。稜線分岐の辺りや、阿波竜王の展望台も見えている。気持ちのいいトレッキングだ。


8:13　こぶからの下り道も新緑

　昨年秋に、トレランの大会の関係で刈り込まれた尾根道。草木が成長する夏場には、藪になり通りにくくなりそうだ。いつまでこの道を歩けるだろうか。

　ツツドリやアオゲラ、オオルリなどの鳴き声をすぐ近くに聞きながら歩いていく。

　そういえば、まだホトトギスの鳴き声を聞いていない。　


初めて撮ったアオゲラ　ドラミングのすごい音


8:24　川奥との分岐を通過する


8:35　稜線分岐の地蔵を通過する

　
ここにもよく見るとあちこちにクロフネサイシン


8:40　阿波竜王展望台に着く　今日も一番乗り

　予想通り、今日は最高の展望・・・行動食を食べながらしばらく過ごす。


982m三角点ピーク？と雨島尾根方面


大滝山　城ケ丸もよく見える


展望台の下には蕾のオンツツジとホオノキ

　少し休憩し、引き返すことにした。8:57　川奥との分岐まではあっという間に下り、この後、今日はあちこちと寄り道をしながら帰った。


　谷へ下りたり、逆に上がったり、今まで通ったことのない道へ入ったりする。


982m三角点尾根をこの角度から見る　藪化しつつある林道から　


もう少しで咲きそうなキンランもあった


982m三角点尾根の南東側にある谷と思われる


9:37　谷から上を見上げ新緑に見とれる


幹回り３ｍを越える？大きなモミもあった


　トラバース道分岐から、今日は927m標高点を通る尾根道へ上がる。ここにも、足の踏み場も無いぐらいのギンリョウソウが見える。今年はおもて年だというのか。


10:31　ギンリョウソウの群生


チゴユリも見える　ちょうど花は見頃

　大きくなったヤブレガサ、ナルコユリ、花が終わったヒゴスミレなどを見ながら尾根を緩やかに上っていく。


10:37　ヤブレガサ　成長するのが早い

　927ｍ標高点を通過し、840.9m　水ケ本三角点のある尾根と分かれ、


10:50　雨島峠へ尾根を下りていく　ここは分かりやすい尾根道

　この後、久しぶりに登山者に出会う。このルートで登山者に会うのは、3回目ぐらいだろうか。綾川町の方で、雨島集落から上がってこられたという。時々このルートを歩かれているそうだ。


10:55　ウリハダカエデの青々とした葉を見上げる　美しい

　11:02　雨島峠に下り、106号鉄塔まで行ってみた。


11:04　またまたこの「環水平アーク」が出ていた

　鉄塔に邪魔されずに写真を撮ろうと107号まで行くと、早くも薄くなり消えかけていた。


11:11　鉄塔から、先日縦走した島の峰


島の峰　三峰をズーム


106号鉄塔下でウラジロノキの花が咲いていた

　雨島峠の地蔵まで戻り、戸石へ下る。



ハナイカダにちょうど陽がさす

　戸石の辺りからだろうか、ハルゼミの鳴き声が聞こえてくる。今年初めてのハルゼミだ。


11:29 尾根の途中にある見頃のオンツツジ


水ケ本の林道のあちこちにコウゾリナの黄色い花

　11:54　戸石　水ケ本の車に戻った。５時間10分、約19000歩のトレッキングだった。