さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

貝の股川~鷹山958m標高点~阿波竜王~雨島尾根~東浅木原周回 トレッキング

2012年05月19日 | トレッキング 阿讃の山
 今日も快晴の休日だ。歩きに行くために、早朝から外回りの用事を1時間あまりして出かけた。今日は、貝の股川上流の沢から、鷹山958m標高点へ上がり、その後阿波竜王、雨島尾根と周回し、東浅木原集落へ下りるルートを考えた。

 新緑の内場ダムを見ながら車を走らせ、貝の股で右折する。10分ほど走った空き地に駐車する。駐車地点の標高は約510m。


8:45 竜王の山々を見ながら歩き出す 眩しいぐらいの好天


8:53 新緑の作業用林道を緩やかに上っていく

 
8:55 アワブキの青々とした葉 この時期よく目につく


新緑のフサザクラの葉の色合いも美しい


振り返ると、水ケ本三角点東に続く鉄塔群が見える


8:58 今年も水量が多い滝 イワタバコも大きくなっている


9:09 林道が終わり藪に突入する(大袈裟)

 この時期、足下にテンニンソウやフキがよく茂っている。この後は木々も茂り、夏場は本当に藪になる。ここから、貝の股上流の沢に合流する。



9:12 竜王への登山道の表示まで上る

 竜王への登山道へは、ここで沢を渡り、右に上がる。かなり急な斜面を上るので注意が必要だ。今日は、この表示を過ぎたところから左上に上がる予定。昨秋に竜王へ上っているときに、上の方からチェーンソーの音がしていたので、林業の方が通って登り、道がしっかりしているはずだ。


9:13 ここから上る すぐに分かる登山道口


9:17 スギの植林地を七曲がりに上る


9:21 標高770m 木漏れ日が美しい


9:25 大きなモミの木 標高は800m


9:36 見上げるとかなりの急斜面に植林されている

 
9:41 最近伐採された明るい場所に出る 標高910m

 ここから、雨島尾根、982m三角点から西に延びる尾根、それより南に続く竜王への尾根がよく見えた。すばらしい展望、良い眺めだ・・・



9:41 雨島尾根 982m三角点尾根


982mから竜王へと続く、いつも歩いているこぶが続く尾根 奥には大川山

 ここから少し上ると、頂上部の尾根に出たようだ。


9:49 頂上部(958m標高点近く)の尾根に出る

 地図を見ると、南北方向にしばらく平坦地が続いているようだ。窪地には、ユキザサ、ギンリョウソウ、チゴユリ、ヤブレガサなどが見える。しばらく進み、下がり始めたので引き返すことにした。ここが次の940mのピークのようだ。頭上にはオンツツジの鮮やかな赤が映える。


9:53 シャクナゲが数本あるが花は見えない


10:02 窪地の両側に狭い尾根部分が南へ続く


10:05 西に竜王稜線分岐から雨島方面への尾根が見え始めた


見上げると緑豊かな自然林


10:06 はっきりした道を竜王方面へと向かう


10:09 予想通りの場所で竜王登山道と合流


10:14 登山道沿いのチゴユリの群生


ヤブレガサではない ニシノヤマタイミンガサ?


10:20 稜線分岐の地蔵を通過し


10:24 阿波竜王展望台に着く 剣山系方面もよく見える好展望

 展望台の温度計は17度を指し暖かい。しばらく展望を楽しみ、引き返す。


10:35 再び稜線分岐を地蔵を撮る 光のかげんでいい感じだ

 右に、先ほど上ってきた尾根を木々の間に見ながら下り、


10:42 川奥・東浅木原分岐

 まんのう町、川奥の上にも浅木原集落がある。高松市塩江町上西の奥にも浅木原集落がある。そこで、東側にある塩江町上西の浅木原を東浅木原といっているのだろう。

 この表示で、東浅木原方面に進むと、今日の登り始めの貝の股川上流の沢に下りるのだが、かなりの急斜面を下りることになる。雨の後などは特に注意が必要だ。

 ここからは、いつもの笠形山方面への縦走路へ入る。いつのペースでどんどん歩く。


 
10:56 最後のこぶ(930m)の上から、982m三角点方面


11:01 尾根道分岐にある石仏

 ここで、先週見た蕾のキンランの写真を撮ろうと少し寄り道すると、無くなっていた。誰が??? 自然の中でこそ映える野草の美しさなのだが・・・どうして持ち帰ろうとするのだろうか。

 気を取り直して引き返し、トラバース道に入り、ペースを上げて歩く。


先週のアオテンナンショウ3兄弟 今週も・・・

 11:16 次のトラバース分岐を通過し、


11:32 新緑のトラバース道を行く このルートの魅力一つ

 右上の尾根からは、ハルゼミの鳴き声が響いている。先週は、戸石の里の方からだったが・・・上に上がってきたようだ。


本当の?フタリシズカ・・・


花芽が大きく膨らんだヒメウワバミソウ


11:38 さらに賑やかになったトラバース道

 今日もここに、食べ頃のスカンポがあったので囓りながら歩く。フキもそろそろ食べ頃だ。


あちこち寄り道をしながら 11:53 雨島峠の地蔵前に着く

 すぐに引き返し、戻りは927m標高点のある尾根へ上がる。


オオバノトンボソウ?とギンリョウソウ


12:16 尾根分岐(左 水ケ本三角点尾根 右927m標高点)を直進し巻き道へ


12:23 尾根の上でオンツツジが満開を迎えた

 12:29 トラバース分岐まで下り、今日2回目のトラバース道へ


12:35 イイギリが葉を広げ始めた


ハナイカダ 花が咲いた

 イイギリの谷を過ぎ、12:38 しばらく進んだところ(標高910m)から、2週間前に下りた浅木原の集落へ下山する。

 今日は、一気に下り、13:00 標高630mの無住の民家まで下る。



13:02 民家の上から 奥 竜王 左 鷹山958m標高点尾根 

 この後は、町道をどんどん下り、13:16 車に戻る。4時間30分、約20000歩のトレッキングだった。今日歩いたルートも、なかなかおもしろい。季節を変えてまた歩きたいルートだ。
 
 帰り道の車の中からは、マルバウツギやコガクウツギの花が目につき始めた。季節は春から初夏に変わっている。でも今日も、ホトトギスの鳴き声を聞くことはなかった。まだなのかなあ。










 



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