この夜、納戸の扉に身体を向けて熟睡中のぴーちゃんを起こさぬように
世話係Aは読みかけの本を持って階下の寝室へ・・・。
やがて周囲の住宅も寝静まった深夜、本を閉じてうとうとしていると
突然「ドンドドン♪」と何かを叩く大きな音が2階から鳴り響いて一瞬どきり。
そして、そういえばと思い当たる。
夢の中でぴーちゃんが猫キックをしているのであろう
そのキックが扉にうまくヒットして、狭い納戸が大きなドラム状態になったもよう。
ちなみに、階段で眠っていて夢キック音が響くときには
けっこうな確率で、その後に、バサバサッという階段落ち音あり。