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たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

FGO 2部 6章 後編 24節までクリア

2021-07-21 02:14:00 | Fate
面白い

面白いけど、これ実は起承転結でいうと承が終わったあたりでこれから転が始まるという段階

6章前編の時に流れたリークが正しければ38節まであるはずだけど、8月4日に開放されるシナリオの残りはそれくらいの量はあっておかしくはない



今回のシナリオは非常に難解です

説いている内容はシンプルだけど、多くの二部6章独自の世界観が生み出す設定や
妖精歴、女王歴の過去と未来の出来事の把握
そして登場人物の多くがアルトリアを筆頭にほぼ全ての妖精が本音と建前を分けて話しているので
どれが嘘でどれが本心かを場面ごとに見抜いていかないとシナリオの真髄にたどり着けない


かくいう自分もシナリオの本質を4割くらいしか理解出来ていない
奈須きのこさんは考察すること前提にして三分割を狙ったのだと後から気づきます

これはシナリオを咀嚼する必要がある

シナリオが読者を選ぶという近年ではまれな作りだけど
その「古き良きオタク共に向けた作り手のオナニー」のなんと心地良い事か

全容を把握するためにもう一周二週くらいしてみようかな



24節終了時点でいまだに多くの謎が明かされていません
その最たるはケルヌンノスであり、25節のタイトル「おしまい」は物語のおわりを示すものではなく
終わりの始まりを意味するタイトルかと

名無しの森で出会った妖精。翅の氏族?も終盤に絡んでくるんだろうし


何より、主要登場人物たちの物語がぺぺさん以外はまだ未消化なので
少なくともそれらが展開されるはず

妖精騎士3人の物語はまだ完結していないし、もっと言えばモルガンはラストあたりにスポットで復活してカルデアと強力してケルヌンノスと戦う未来はもう視えている

24節ラストでトリスタンがこれみよがしにケルヌンノスと同化するような演出で穴に落ちていったので同化もしくは吸収は確定か

ムリアンやベリルの音沙汰も不明だし、実は3部作でした。てへぺろ
が濃厚かな

奈須きのこさんは、起承転結で、いう転から物語を一気に動かしにいくシナリオ作りが多い
今回もその例に漏れないはず


さぁ、舞台は整えた
これからちゃぶ台をひっくり返して空中でトリプルアクセルさせるぞ!みたいな感じだと思います


以下、シーン毎に感想








EXTRA CCCのアレンジがかかるのが良い
というかFGOはBGMが良い

ここで牙の氏族を根絶やしにしたことが25節以降の妖精国の致命傷になる
ケルヌンノスの復活と共にモースが暴れまくって
1部7章でのティアマトとラフムなような脅威になるんだろうけど、妖精側にとっての対抗策がなくなってしまった
円卓軍が活躍するんだろうけども

ムリアンはBB顔だから裏がありそうに見えるけど、動機が一族の復讐というシンプルなものだから黒幕には思えない










ウッドワスの忠誠心に泣ける

おそらく妖精国においての随一の良心

ボガートだったりバーゲストだったり、立派な志を持つ者は牙の氏族に多いと感じる
下級の一般氏族は野生に支配されたただのチンピラだけど、氏族長クラスだと野生を理性で押さえ込もうとするからギャップで立派に見える
でも結局は理性で押さえつけられずに暴走するところまでがセットだから
その葛藤をシナリオで描く分感動的なものになる








モルガンとトリスタンの不器用さにも泣ける


結局、いつもの奈須きのこさんシナリオで
あらゆる物事が反転して、今まで悪だと思ってきた奴が実は…っていう十八番にやられる

ステレオタイプではあるものの、最近のアニメや漫画では珍しくなっているような

というか、どいつもこいつも不器用な生き方すぎて
それでも健気に頑張るから
そういうところにやられてしまう


バーバンシーは典型的なメスガキわからせキャラに見せかけて、実は真逆だったのが…

いくら生まれ変わっても「わからせ」られて生きて、死んでいく事しかできなかったバーバンシー
ただ1人、本心から自分を慕ってくれていた妖精を幸せにしてあげたかった

その為には生き方自体を変えてやるしかなく、バーバンシーが幸せになる可能性がある未来を作れるなら
例え自分が悪と噂されようと構わない。としたモルガン


モルガンが不憫すぎてならない


ウッドワスとモルガンと妖精トリスタンがイベントシナリオとかで幸せになってほしいところ

モルガン「ロンディニウムなぞウッドワス一人で十分」
            「ウッドワスには戦わせるな。ウッドワスが戦うと終わってしまう」

モルガンのウッドワスへの信頼が明らかになったあとだとこの言葉の意味も違ってくる


奈須きのこ作品はシナリオやセリフに含みがあるものや、読み手によって解釈が違ったり、むしろ読み手に解釈を委ねる場合もある

「ウッドワスが戦うと『終わる』」というのは
再びウッドワスに血を浴びさせて野生に戻らせると、今まで培ってきた理性がくずれさってしまう
彼の決意を終わらせたくないからこそ、彼には戦わせたくない。

という風に自分は解釈しています

牙の氏族はレストランが名物というのも
好戦的だから肉食を好み、美食の道を極める

という意図ではなく
礼儀のない我らがマナーを身につける為。というウッドワスの指示のもとだったり
ウッドワス自身が菜食主義だったり


モルガンがウッドワスの事を信頼していて、毛並みをモフモフしていることもあったみたい

玉座に座りながら無惨様よろしくなパワハラ会議をしつつも、ウッドワスを隣に侍らせて真顔でモフモフしているファンアートが生まれそう




そういえば、パーシヴァルの物語もまだ完結していない
パーシヴァルにとっては親殺し、姉殺しの試練があるだろうけどウッドワスとのシナリオは完結したものの
ランスロットとの決着がまだ


ランスロット自身もオーロラへの愛と呪いの呪縛がパーシヴァルの口から語られるけども、まだ雨に打たれているシーンが深いところまで描かれていない



妖精たちのシナリオを見るに、まず思うのが
「人間らしい」という点
愛と憎しみは表裏一体であったり、本音と建前や嘘が蔓延るあたり

ダヴィンチの言うように、汎人類史が思い描く人類にとっての「妖精」というイメージの存在はアルトリアとモルガンしかいないレベル


妖精国に生きる多くの妖精たちの美しさや醜さは「人間」に通じる部分
存在の在り方や基本的な思考回路が人間とは異なる部分はあれど
彼らは人間にしか見えない





モルガンが玉座に固執していたくだりや、存在税として貯めていた魔力は何のために?という点


二つ考えられる
ケルヌンノス対策に用意していた12の砲門(ロンゴミニアドではない兵装?)の起動に必要なもの?
と若干思いますが

本命はやはり以下


モルガンは妖精歴の終了時点、妖精が全滅した際に空想樹の魔力を枯らし尽くすまで利用することによって
カルデアの英霊召喚システムを応用して妖精たちを蘇生させた

今回の大厄災でも妖精の滅びは必定
だから妖精が全滅したあとでも、最後にモルガン自身とブリテンの大地さえあればいい。と言っていた真意は
大厄災で全ての妖精が滅んだ後に、女王歴元年で行った事と同じことをしようとしてたんだろうなと

数千年にわたり貯蔵した魔力をソースにした、妖精たちの蘇生というか再召喚


こういったところからもモルガンの情の厚さが窺い知れる

なんだかんだ言いつつもモルガンは妖精たちを捨てられない
その甘さが死を招く結果になれど



モルガンと青王の在り方は実に似ている

「王は人の心がわからない」

人々の笑顔を守るために、自身を殺して王として在ったモルガンと青王

青王の周囲には我が王大好きマンな円卓の騎士勢やヴェディヴィエールがいたので
愛が憎しみに転じて争いに発展し、最後には失意の終わりに向かったけども
青王には円卓の騎士という理解者がいたのがまだ救いだった



だけどモルガンにはそういった理解者が1人もいなかったのが辛い
考えようによっては、トリスタンやウッドワス。ハベトロットやキャストリアが
モルガンの理解者だったとも取れるけど

モルガンは数千年の孤独の中を歩いてきた

そりゃコミュニケーション下手にもなるか、という



これ、もう少しモルガンが部下に配慮してフォローしていたらウッドワスはモルガンに一切の疑問を抱かない忠臣だっただろうし
トリスタンも母からの愛に疑問を持たなかったはず


もう少しいい方向に向かっただろうに

擦り切れてしまったモルガンはその配慮を怠ってしまった
それが敗因か


でも、十中八九モルガンは25節以降にも登場します

登場するためのギミックはどういうものかはわかりませんが
カルデアの技術から解析したレイシフトの応用で、今度は過去ではなく未来に自分を飛ばしていたとか
死の直前に過去にレイシフトさせたとか

でも過去や未来にレイシフトとなると、ベリルがメールとアカウントの例を出していたように
レイシフト先への受け皿が必要になる


個人的には、その受け皿はキャストリアになるのだとは思います




(モルガンとは左右対象で描かれる)


本編ではいまだにキャストリアの三臨は登場していない

この姿こそがキャストリアとモルガンの意識が複合して、真の王になった姿だと予想します


何せ、背後にあるキャストリアの兵装はモルガンのものと同一のもの



三臨の宝具演出の舞台はキャメロットであるので
25節以降のケルヌンノス戦でキャメロットを舞台にした篭城戦でこの姿に至るんだろうなと

キャストリア三臨の宝具セリフ「最後の竜は我が胸に」や後半 CMからも
ラストはアルビオンと青王とも複合して、超スーパーキャストリアゴッド3みたいな感じになると予想




・ベリルが言っている「グラビティお嬢様」について

モルガンではなく、トリスタンでもない
となれば、候補としてはオーロラが怪しいけども

それ以上にだいぶ前から提唱しているティターニア説を推す


ティターニア自体はかなり伏線が貼られているので登場自体はするはず
それがどういった意味を持つのか

ひとえに、オベロンに裏があるのかないのか。が分かれ目になる


個人的には、オベロン自身は善い存在なんだろうけど
それと関係をもつティターニアは悪であるのではないか


というのも





ミスリードでない限り後期OPのコレが怪しすぎて、オベロンは実は…っていう予想しかもう出来ない


奈須きのこさんだから「悪役に見せかけて、実は純粋にいい奴」っていうフェイントをしてきそうだけど
素直に上の画像のイメージを読み解いた場合

湖面に映る姿がティターニアであり、本体
湖上に浮かぶオベロンはまやかしのような存在

と受け取ってしまう



これ、オベロンの第三スキルは実はティターニアと存在を入れ替えるスキルであり
オベロン状態だと人権サポートよりのスキル性能だけど
ティターニアに変貌すると超攻撃型人権鯖に変わる

とかな可能性もある


妖精ランスロットが第三スキルでアルビオンに変身する能力があるが
オベロン→ティターニアの前振りだと思います




ウッドワスがロンディニウムに攻め入る決戦前夜
ベリルが謎の内通者とやりとりしてましたが、その候補はオーロラかティターニアか


個人的にはティターニアだったんだろうとは思います




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