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たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

無職転生 2話 感想

2021-01-19 01:17:00 | 日記
面白い


明らかに同じクールのアニメ群と比較してクオリティが頭二つ飛び抜けている

題材は異色なのに、そのシナリオ展開は王道
ダメ人間が生まれ変わり、一からやり直す成長物語

ルーデウスは変化。変わることを恐れていた
それはエヴァのシンジのように、変化よりも停滞を望む

嬉しいことはない
新しいこともない

そのかわりに、辛いこと。傷つく事もない


転生前のトラウマから、変化を恐れていたルーデウス

そんな彼がロキシーとの触れ合いを通して、自ら変わろうとする気概を見せた


いつも世界を斜に構えて、傍観していたルーデウスではあるが
二話にして初めて能動的に、自ら奮い立って変化したシーンが二つある

一つは彗星級魔術?の行使の際に、「これでロキシーとの日常も最後だ。だからこそ、全力をもってロキシーに応えよう」と本気を出したシーン

二つ目は、ロキシーとの別れの際に、知らず走り出し声を大にして叫んで「ありがとう」と言ったシーン



たぶん原作小説だと彗星級魔術の行使の際に葛藤があったんじゃないかと


例えば、あれは卒業試験であったので
もしルーデウスは彗星級魔術をろくに真似できず、卒業するに至る実力が無いとロキシーに示せば
もう少しロキシーと生活できるんじゃないかと


そういった葛藤はおそらく一瞬頭を過ぎったんでしょうが、前へ進む勇気を与えてくれたロキシーの想いに応えるために
全力で応えた


そういった、ダメ人間が人として成長していく過程というのを丁寧に描いており
また、魔術行使の際の作画や演出
背景の描きなどが明らかに高水準であり、今後の展開に期待できる


ある程度えちえちなアニメなのもなかなか良い、、、


というかロキシーが冒頭に(禁則事項です)をしていて非常にえちえち


禁則事項です!ってすごく懐かしい、、、




一つ真剣に考察を


中世のころ、夫婦の営みはまさしくこのアニメのように

我が子の存在やメイドとかお構いなしに繰り広げられていて、むしろそういった文化だったのかなぁ?と


なにせ、このアニメの主人公の家は広く個室も多いが
低階級層の人々の家なんて個室なんて無かったろうし

となれば父親、母親のギシアンも我が子が寝静まったのを見計らって隣で開始して

子どもは子どもで「ああ、またやってるよ」みたいに思っていたのかなぁ、と


日本の古文化なら想像しやすいので例えますが、石器時代から江戸時代に至る頃まで
低階級層の一般家屋はおよそ個室と呼ばれるモノなどはなく
扉を開けたら今で言うところのリビングダイニングキッチンがごちゃ混ぜになった広間があるだけ、と言った感じ


そんな中、夫婦は我が子の目をかいくぐってお楽しみをする事は不可能に近い



子は暗黙の了解として、親の情事を見てみぬふりをしていたんだろうな
と予想しています


たぶん、古文化に傾倒している学者とかはこのあたりのしきたりも深く把握していそうだけど
実際はどうなんだろう




主人公は転生前は絵に書いたようなキモオタ童貞ヒキニートというモンスターではあります
あまり過激にトラウマを描かずにソフトにボカして描写したのは、視聴者に配慮してのものだろうか


もっと気持ち悪く、救いなく描こうとすればいくらでも出来たはず

あんまりめちゃくちゃにやりすぎると、視聴者に切られると判断して柔らかく描いたのだろうか


というのも、この作品のファンはリアルヒキニートも多いはず

そういったファンの需要を満たすための受け口にもなっているのではないだろうか


俗に言うエロゲとこの作品の親和性について


ちなみにブログ主もエロゲはやったことがあります

fate。あやかしびと。dies iraeなどの厨二作品が始まりであり

そこからいわゆる抜きゲーと呼ばれるようなえちえちなゲームや純愛ゲームと呼ばれる作品まで
だいたい10〜20本くらい?



真面目に考察します

エロゲについて


エロゲをプレイするのは、なんというか世間一般からは忌避されるような行為です

今は若干、空気感は緩和されているように感じますが


もし仮にエロゲをプレイしている事が家族、友達、ご近所さんに知られてしまったら


社会的に死にます


黒歴史



そういった、背徳感も「いけないことをしている」という感情が相まって秘事的な快楽が助長されるのも確か




三次元のアダルトDVDを所持していることがバレるのと、エロゲを所持していることがバレるのは

そこにある違いとはいったいなんなんだろうな、とたまに考えます


アダルトDVD所持も世間一般の価値観から判断すると、責められるような内容ではありますが

男なら仕方ないよな、という暗黙の了解があるのではないか?



性がゲシュタルト崩壊していく



男だけがエロの権化なのではない

女ももちろんエロい



例えば、今まで一度もオナニーをしたことがない人間はいるだろうか?

いやいない


いや、中にはいるだろう

しかしそういった人間は、性的欲求に
人間の本能になんらかのエラーが生じていると言っても過言かもしれないし、過言ではないかもしれない



人間は欲望の権化であるために
男は女にエロいことをしたいと考える生き物であるし
女も同様にエロいことをしたいと考える


性に対する願望の濃度と比率で言えば、圧倒的に男の方が性に狂っているのは確かであるが



その本能の一種の発露であるエロゲ


これがなぜ忌避されがちか


それはその発露の仕方が問題なのではないか



エロゲは面白い事に、大半が「学生モノ」である


主人公はヤレヤレ系
悪友ポジの親友が近くにいて
あとは主人公にベタ惚れなヒロインで埋め尽くしてハーレムを作る


その願望の具現の仕方が、有り体で言えば「気持ち悪い」のだろう

その願望は、恵まれない現実の裏返しの発露だからだ



ようは、学生時代
楽しくなかった

特に仲の良い親友なんて呼べる友達はいなかったし、女子と話したこともないし

ただなんとなく学生生活を過ごして気づいたら社会人になっていた



そういった、後悔と「あの時、ああしておけば良かった」
その具現がエロゲなんじゃないか、と


非リア充が願った奇跡

その構図は無職転生にも通じるところがある


手にする事が叶わなかった願いを、創作の世界に見出す
逃避する


そういった要素が強く出るからこそ
エロゲは社会的に忌避されるのだろう



アダルトDVDはさまざまな趣旨趣向の変態ものも確かに存在する


擬似リョナ系、スカトロ系、熟女好き

果てはビニールを貼り付けたピチピチフェチ

マジックミラーで罰ゲームetc.


しかしそういったアブノーマルなモノを除いて


大半のAVに通じるモノは


純粋に若くて綺麗なおねいさんとえちえちな事がしたい、という人間本来が持つはずの欲望が発露した

シンプルな願いの具現である



人が本来持つモノ、として社会からは暗黙の了解として認められなくもないだろう



だけど、エロゲはいわば非リアの勲章のようなモノ


だからこそ忌避されがちになるのでは?



語弊がないように書きますが、ブログ主は別にエロゲを否定しているわけではありません

エロゲを作っている人を馬鹿にしたいわけでもありません

自分もエロゲをやりますし
えちえちなモノも好きです



その前提のもとに、なぜエロゲは気持ち悪くて忌避されるのか?
を自問自答しています



エロゲの大半は学生生活が舞台


これは、無職転生と同様にプレイヤーに対して「やり直したい」というノスタルジーを助長しているため


非リアにとって、学生生活とは実はファンタジーです


ちなみにブログ主もどちらかといえば非リア充

胸を張ってリア充だ!とは言えません



「知らないからこそ、魅力的に描ける」という事もあります

願望を創作に発現させる際に、夢想するには
時として「知っている」事は足かせになります


知らないからこそ、こうであればいい。と思い、描くからこそ煌びやかなモノが出来上がる


現実との乖離に苦しまず、幻想の中に夢を見いだせる

無垢であるがゆえの幻想もある



ああ、久しぶりに自分でももう何が言いたいかわからなくなってきたのでここらで脱線は終了します



何が言いたいかというと、無職転生は面白い!ということです

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