謎の海底空間がついにお披露目
役割としては、高天原に通じる特異点同様に通路としての役割でしかないからサラッと流されるのみのカット
しかし、このシーンがあるなしで視聴者への設定の伝わり方も違ったはず
アニメのビジュアルだけだと、神婚空間が黄泉の国だという設定が初見ではわからなかった人も多かったのでは?
海底シーンがあることによって、日本神話で海底といえば?
というところから黄泉平坂〜黄泉の国も連想が容易だったかもしれない
大満開の章は完全版として、長尺で描かれてキャラの心理描写の補完もばっちり
東郷さんの補完が1番しっくりきました
国を思い戦う少女から、友達のために国を捨てる思いに至る変遷が
第二次世界大戦時の日本そのものかもしれない
富国強兵!欲しがりません勝つまでは!からの目覚めである
東郷さんは自己犠牲ならそれも良しとした
しかし大切な友達の犠牲は認めることが出来なかった
二期最終回の時も思いましたが、なんなら2期放送前から二期はこういう風に締めるだろうと予想してましたが
やはり、東郷さんの
大切な友達>世界の描写は新劇エヴァの破である
勇気のバトンpvのころからこの展開は予想できていました
バトンpvでノイズが走る友奈のシーンを見た瞬間に、二期では友奈が自己犠牲で世界を救おうとする
しかし東郷さんが「そんなんアカン!」と友奈ちゃんをしばきに行くお話になるのだろうと
友奈「私が消えても、代わりはいるから…」
友奈因子ズ「代わりはいるから…」
東郷さん「違う!友奈ちゃんは友奈ちゃんしかいない!だから今、助ける!!」
シナリオの構図はまさにそれ
しかも、エヴァファンが本当に観たかった破のその先までキチンと描いている
エヴァはシンでシリーズ全体として持ち直しましたが、Qは迷走していたと思います
ファンが見たかったのは破の嘘予告
渚司令やら得体の知れないチルドレンたちの話
ゆゆゆはそういった、ファンがきちんと見たいものを描ききった上で力技で天の神撃破まで描いてくれた
そういえば、樹がそのにぼをワイヤーで救って危なそうな戦域から離脱していたけど
樹ちゃんはイケメン過ぎる
これはもう部長の貫禄
風パイセンにもモノローグが用意されていて、勇者部全員の深掘りがされていた
そして描かれる大花冠のシーン
正直に言うと、絵がついた上でBGMを聴いても二期の花冠の方が好きだったりします
花冠は局所的なシーンの感動を描いたモノ
大花冠は、これまでのシリーズ全てを内包した一つの答えへと導くために用意されたBGM
シリーズのテーマの重みはあれど、シーンとしての感動の最大瞬間風速は二期勇者の章の花冠シーンの方が上かと
牛鬼って…。のシーンで牛鬼が友奈の目には高奈に見えるシーンがあるかと思いきや牛鬼のままではありました
しかし、この描かれ方はもう。牛鬼=高奈で確定したといって間違いはないだろう
黄泉の国に現れた英霊に声が付くと思っていたけど、それは無かった模様
東郷さんの口パクも音声が入ると思いきや、それもなかった
口パクは「それが…私の願い」かな?
銀の英霊の姿を見た際は「銀」と
直前の友奈の幽体離脱〜が喋っているのは「東郷さん!」だったり「助けて!」かな?
11話冒頭で園子様が銀の加勢に気付いて「ハッ…」となるのが良かった…
そういえば冒頭の大赦のゼーレ会議
「勇者たちに委ねる」と最高責任者らしき者が言ったあとに、ほかの大赦仮面が「また謀反するのでは!?」とビクッとなってるのが面白い
よほど風パイセンや園子様や東郷さんの反乱が怖かったと見える
そして、最高責任者らしき人は声優的にやはり園子様パパ?
作中で稲になってるシーンもあるし
やはり
園子様「お父様でおうどん作るんよ〜」と泣きながらうどんをつく(ry
大満開直前シーン
牛鬼の優しい光に包まれた先に、友奈が目にした高奈の姿
やはり、牛鬼≒高奈…
西暦の終わりから神世紀301年まで
少女たちは世界を守る為に、自らを犠牲にして存続させてきた
「仕方ないこと」として無理やり納得してきた
だけど、最後の最後には
世界なんかどうでもいい。大切な友達のいない世界なんていらない
と自身のエゴを重視して、その選択こそがむしろ「人間としての正しさ」であった
という選択が非常にいい
何も、今までの犠牲が無駄だったというわけではない
これまでの犠牲は、最後の最後に人間としてのエゴを貫き通す為の道を開くためのものだったのだと
仮に、西暦の時代
奉火祭を行わなかった場合、人類は滅んでいただろう
若葉たち西暦の勇者が戦わなかった場合も、やはり滅んでいただろう
芽吹の言う、全ては今に繋がっていた
これまでの努力は決して無駄なモノではなかったのだ
というくめゆのテーマが結実した瞬間でもあった
くめゆの作品テーマが大満開の章に直接つながる為に
三期はくめゆパートの扱いと描き方が非常に上手だったように思える
芽吹は勇者馬鹿の刹那・F・セイエイみたいな感じであり、最終的には衛宮士郎みたいだなと個人的に感じた
この選択は、決して間違いなんかじゃないんだから
と頑なに変えない自身の在り方で困難を打倒する描き方がまさに
さて、大満開の章は残すところ最終話のみ
いつまでも続く喜び
ヘリクリサムという花の花言葉らしい
勇者部の物語はこれにて完結を見せるのか
私たちの「これから」はいつまでも続いていく。と大団円エンド
来週は地平線の向こうへ、のギミックがついに解放される?
正直な話、勇者であるシリーズの勇者部の物語が完結をみせそうで少し不安だったりもする
もう少し、友奈たちを見ていたいんだけど
アニメでは、はいこれで終わり!末長く幸せに!という形になりそうで
勇者部を見たければ、ゆゆゆいをやってね!
という
勇者であるシリーズとしては、もう10周年企画までは見えているラインであり
10周年に合わせてなんらかの映像化作品があるだろうけど
いや、しかしニコ生の意味深なカウントダウンも何か怪しい…
カウントダウンゼロになった時に新企画がスタートする?
個人的には、三期は連続or分割2クールだと予想していたので
その情報解禁?
まったく新しいなにかが始まりそうな予感もする
とりあえず、勇者部は不滅ということで復興ギャグアニメとしてもう1クールやってくれてもえうんですよ?
カーニバル勇者イズムとかグランド勇者カーニバルみたいに
…今気づきましたが、、、
大満開の章の未使用BGMが結構な数がないだろうか…
来週に使われるのか
それとも?
大満開の章の11話までの総括感想としては、くめゆが見れて満足
のわゆが見れて大満足
完全版大満開シーンも見れてよかったですが
大満開シーンの感動は、二期での初見時には及ばなかった感じに
二期はシーン自体に比重を置いて感動へと結びつける
三期はそのシーンをシリーズ全体の総括として置くことにより、シリーズの総決算として描いている
テーマとして深いのは三期の描き方だけど
直接的に感情に訴えかけてくる描き方は二期の方だった
やはり既知か未知か。というのも大きい
三期は二期の大満開のシーンを結論として知っているために、それありきで捉えてしまう
物事の感動はやはり「はじめて」が1番心に響く
繰り返し、リフレインにより感動のレベルを深めることはできても
初見のインパクトはやはりある
大満開の章は、満足のいくものだったけども
やはりこの、既知と未知の感動の差はあったりする
ゲームで例えると、ディレクターズカット版やインターナショナル版。アペンドディスク同梱の完全版を楽しむ感覚
例えば、ファイナルファンタジーX
これのインターナショナル版のラストのちょっとしたセリフの改変はかなり好き
日本版だとティーダが消える直前にユウナが「ありがとう」と言ってティーダが消える
しかし、海外版だとその言葉は「I love you」へと変更されている
これまでの積み重ねの上で、アメリカの文化的にこれは「thank you」で締めちゃダメでしょ!
ということで変えたらしい
かの改変ポイントはかなり好きだった
三期での涙を流したポイントは、4話Bパートのぎんみもシーン
銀を出してくるのはズルい…