たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

芙蓉友奈は勇者でない 最終話 感想

2020-12-28 01:41:00 | 勇者であるシリーズ 外典
若葉様アアアアアアアアアア!!!!




まさかの若葉様が



若葉様が登場!!



その前にゆゆゆいに花本さんと安芸真鈴さんが追加アアアアアアアアアアア!!



やったねぐんちゃん!私の勇者様対私のぐんちゃんの修羅場が見れるよ!



情報量が久しぶりに多くて若干混乱


29日の生放送の目玉として花本さんと安芸真鈴さんがドドンと紹介されるんでしょう


ゆゆゆいでの立ち絵、というかアニメ用に書き下ろされた2人のビジュアルを見て
やはり「のわゆアニメ化はある」と確信


いや、まだ妄想に留めておこう



ああ、これで花本さんがやっとぐんちゃんに会える



だけどおそらく召喚時期は丸亀城決戦あたりだろう

つまり、まだ誰も西暦勇者が欠けていない状態からの召喚

安芸真鈴も花本さんも勇者の死を乗り越えて覚悟完了してからは価値観がパラダイムシフトしたり
ある種の信念を持つようになるからもはや別人と言って過言はない



ぐんちゃんの死を乗り越えて覚悟完了した状態の花本さんにぐんちゃんと出会って欲しかったけど
さすがにそれはシリアスすぎて重たくなりすぎる


まだ「私の勇者様///」と偶像崇拝して「私なんて郡様には不釣り合い、、、」みたいに引っ込み思案になってるころの花本さんだろう



そんなカチンコチンな花本さんをゆゆゆい時空で柔らかくなったぐんちゃんが優しく迎えいれる、という感じだろう


花本さん「私の勇者様」に間違いなく、「私のぐんちゃん」という笑顔で牽制してくる姿が想像できる高奈

ゆゆゆい時空の高奈は「なんてね」に見られるように小悪魔通り越して、腹黒い怖さもあるから

これは修羅場るでぇ






そして満を辞して登場する若葉様40歳



まさか若葉様とひなたが登場するとはおもいませんでした





ヘリコプターから垂直落下して日本刀を壁に突き刺して静止して、その上に仁王立ちするという
まるで少年漫画のキャラの登場シーンみたいな感じで登場する若葉様


某シンフォギアの護国の鬼みたいなビジュアルイメージ





でしたが、直後に挿絵も有り

年齢詐欺な美しい若葉様(40代)が


ひなた(40代)が「若葉ちゃん」と呼ぶのはなんだか淫靡な響きがする


若葉様とひなたは社会を統治する者として厳格な存在感を露わにする
圧倒的な超越者感が

若葉様は勇者パワーがまだあるのかはわかりませんが、もはや人間を辞めているし

ひなたはその精神がもはや人間を超越している

だけどこの2人は心の奥底に「人の心」を保ったまま世界を守るために人である事を捨てた超人のような描写


大赦の監視網は思いの外強力な模様で「行方不明者」が少なくはない模様

四国全体の存続にとって「不要」と見なされた者は容赦無く排除する若葉様とひなた

だけど心を捨てた訳ではない

大義を成す為に身を犠牲にする

言うなれば世界の歯車と化した2人



ふゆゆは3〜4話は中だるみしましたが、5話で一気に盛り返した感じです



リリ奈と柚奈の感想に移ります


大赦、そして若葉様とひなたはリリ奈には生まれた時から監視をつけて状況をつぶさに観察していた模様

このことからも、リリ奈は因子持ちであり
柚奈は「偶然」逆手を打ったからこそ友奈と名づけられたことが予測出来る



最終的に壁の外に出る事を果たした2人


そして2人の物語はどこへ向かうのか


これは以前から予想していた、2人はお互いが共に過ごす時間に価値を見つける事に意義を見出す事により
互いが持っていたコンプレックスを解消する。という結果に落ち着いた


柚奈は壁登りをきっかけにこれまでの焦燥感や無力感を拭い去り、自分という存在の意義を新たに見つけ出すためのパラダイムシフトを果たす

壁登りをドラマチックに描き、価値観の変遷を描いたのは秀逸である


要は、あの瞬間に柚奈は「自分という存在はリリ奈の願いを叶える為に。リリ奈を笑顔にする為にある」と至った


一方のリリ奈は今回の話において、価値観が変わるようなことは無かったように見える

リリ奈にとっても、壁の外の真実を知る
というのは結果がどうであれ、一つの目標ではあったが
いうなれば自分の気持ちに整理をつけるための儀式であった

そうしないことには一歩も前に進めなかった
雁字搦めにあっていた


だけど壁の外に出るという目標を果たす事により、精神的なしがらみから解放された、という状況



ふゆゆにおいて、リリ奈の存在により大きく変えられたのは柚奈である


最終的に、リリ奈は柚奈と。柚奈はリリ奈と共に過ごす事に価値を見出すようになり

一つの新しい百合が生まれることになったのである
めでたしめでたし

な話なのであるが、

今回の話が、時代の過渡期であるがために起こりえた話であるというのが面白い


もう50年先だったのであれば
四国の人々は自らが籠の中の鳥であることに疑問すら抱かずに幸せに暮らすのである



話は脱線しますが、この世界のあり方が
FGOの剪定事象として見捨てられた行き止まりの人類史として非常にマッチする


要は四国はディストピアじみた楽園であり
平和のモラトリアムなわけである

人民への道徳教育は行き届き、四国民は限られた箱庭の中で仮初めの幸せを享受する


FGOを知らない人は何を言ってるかはわからないと思いますが、

舞台背景はゲッテルデメルング(終末戦争)が起きて滅びゆく世界
そこを暮らす人々の在り方はシンの国の人民の幸福の在り方

なんです



考えてみれば、ディストピアに生きる四国民は本当に幸せだったのであろうか、と


やけに神樹様教育が行き届き、大赦に近い身分であるほどに「神樹様と一つになる事は素晴らしい事」だの「神樹の為に身を尽くせるのは有意義」だと盲信する


そんな、歪な価値観にメスを切り込んだのが


二期最終回で友奈達が叫んだ「人として生きたいんだ」という願い


人の定義
それは「より幸福で、より良いモノへと至るための『自由』を願う心なのではないか」


ともすれば、神世紀に生きる人類とは人に非らず


以前、一期のころの感想で以下のように書きました



勇者という言葉は人に置き換えても成り立つ



勇者は根性


人は根性



人の願いの具現としての勇者




与えられた幸せを、至上の幸福であると定義して自ら思考する事を放棄して

神婚に至ろうとした者たちは果たして「人」と呼べたのか

旧世紀にいた人類

困難に抗い自由を掴もうとした勇者こそが旧世紀の人と同一の存在たりうるという見方もできます


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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-12-28 21:07:47
花本さん大丈夫かな?
名誉犬吠埼家な群ちゃん、小学生組にお姉さんしてる群ちゃん、シズクなんかの影ある組を気遣う年長郡ちゃん
原作だとギスギス気味な同期と雨の日ゲームを楽しむ仲良し郡ちゃん
身体の傷を気にせずに水着やコスプレを楽しむ素顔のキラキラ郡ちゃん
自分の知らない郡ちゃん見せつけられて悔しさでのたうち回らないだろうか

あと巫女で実装されたら郡千景にセットの場合バフ内容が強化されるとか尖った性能だったら良いなと願ってます
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Unknown (たきゆ)
2020-12-28 22:18:44
人間的に成長した郡様を目の当たりにして「私の勇者様」の神性度が更にアップするのではないかと

巫女としてのアビリティは郡千景のみに対する強めのバフは普通にきそう


どの時期から召喚されるか、ですね
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Unknown (Unknown)
2020-12-29 04:51:41
リリ柚が世界の敵にならず、睦まじい凸凹カップルで終えてホッとした所

最終話にわかひなの登場はある程度予想出来ていたけど、若葉が原作→2年後(うひみ)→30年後(ふゆゆ)と歳を重ねるごとに凛々しさを増してくBUNBUN絵が凄い
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Unknown (たきゆ)
2020-12-30 10:17:00
年齢詐欺の若葉様

ヒロイン?女性主人公が老いる姿を描くのは美少女作品のご法度なんでしょうが、さすがに40代は異常すぎるような
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Unknown (Unknown)
2020-12-31 13:29:41
大赦は進撃の壁の王(王政)感が強いな
百年目を気に記憶を改竄ってわけじゃないが真実を隠し別の事を真実として教え込ませたところとか、都合の悪いものを消したりとか
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Unknown (Unknown)
2020-12-31 13:39:13
若葉は神樹様の加護があるんじゃないかな
これの大分後赤奈と蓮華の師匠やってるくらい若々しいというかそれだけ動けるんだし若い状態で保たれてるのかも
ひなたの姿がかかれない辺りひなたは年相応でGT孫夫妻みたいなことになってるかも
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