スマイル(^o^)

『笑顔に勝る化粧なし』 
『笑う門には福来る』の言葉があるように
 笑顔で暮らしましょっ♪(#^^#)

※:10年

2006年02月10日 23時24分25秒 | Daily life
月日の流れは本当に速い。
でも、速いと感じられるのは、幸せがほんの少し多いからなのかもしれない。

10年前の今日、北海道の日本海側にある『豊浜トンネル崩落事故』が起きた。

あの日、息子が通っていた幼稚園の年長クラスの卒園記念キャンプの日でした。(当時息子は年少さんだった)
そう、豊浜トンネルがある地域にあった私設のキャンプ場に向かっていたのです。
園を出て間もなく、『雪崩が起きて通行止め』(第一報はそうだったらしい)の連絡が入ったので引き返し、近くの幼稚園でのお泊まり会に変更したと、聞いたのが先だったか? あの悲惨なニュースを聞いたのが先だったのか? 記憶は薄くなってしまっている。
ただ、その後もトンネルを通らなければならい園の活動のたびに、保護者の同意を求められた記憶はある。

ここ数日、新聞に特集記事が連載されていました。
私は直接の当事者ではない。犠牲になった方の中に親戚や友達が巻き込まれた訳でもない。だけど、そこに載っている残された家族の方々の声は、10年経った今でも、時間は過ぎ去っている訳ではなく・・・
私も毎日新聞にボタボタとシミを作り、何度も鼻をかんだ。

今日の新聞に「最初からもっと内陸に造っていれば悲劇は起きなかったのではないか。そのことが悔やまれる」と書かれていた。 
確かに、10年前に起きた悲惨な事故による尊い20名の命によって、国を動かし、トンネルの安全点検や安全なトンネルへの改修が進みました。

複雑な海岸線沿い、強風で波が高くなると道路まで波が上がってくる程で、冬は通行止めになることもあった。
でも、その道路から見る「海に沈む太陽」が観光のパンフレットに使われていたことだってあったのに・・・
路から直ぐ下が海なので、夏場は釣りをする人、キャンプの人で賑わっていたのに・・・・
今は『危険!!進入禁止』の看板が太い鎖にぶら下がっている。

出口が見えないくらい長いトンネルになって、確かに安全かもしれない。
確かに、人命が尊いのも、第一なのも承知です。
でも・・・・「最初から~」と言う文字で片付くものでもないと思うのです。

対策が必要とされるトンネル100数箇所のうちの約40%以上がある、とされていた地域の中の数箇所のトンネルの先に、私の実家がある。





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