Å：消せない番号

もう６月。
あっと言う間。コレはもう‘口ぐせ’のようになってしまってるけど、時間の流れが速すぎる。

でも、そう思えるのは、ある程度‘幸せ指数’が多い時なのかもしれない・・・

過ぎ去ってみれば、本当に早いんだけど、その渦中にいる時は‘時薬’があることさえも忘れる・・・・

悪いことは重なるもんだ！　と、よく耳にするし、人にもそう言ってた。安易に。
だけど、実際に自分の身に降りかかってくると、どこが底なのか？！下を向くと真っ暗で見えないのがおっかないから、目線だけは上を向いているつもりでも、やっぱり、足は付かなくて・・・・

もがいてしまう。

一旦底に着かないと蹴り上がってくることも出来ない！なんて思いながら、実際には辛いもので・・・・

やっぱり悪いことの連鎖のパワーはかなりなものだと痛感した先月。
ただ、色んなことが次々に起こりながら、その反対側で、必ず良いこともあって、トータルでは救われているんだと思うことが出来たのは、本当に有り難かったけど・・・・

とても仲良しの友の死。

弱い方向に向いていた私は完全にKOされてしまった。
彼女は、去年の１１月‘胃の全摘手術’をした。
その時もショックだったけど、快方に向かうと信じていた・・・・

が、開いてみたら想像以上に最悪だったのだと、後にお母さん(友の)が教えてくれた。
亡くなって一週間経った日に、お悔やみの電話を入れると
『会いたがっていたよ・・・』
といわれ、二人で泣いた。
彼女の遺骨に受話器を当ててくれて、話をした。
「辛かったね。痛みからは解放されたね。今までありがとね。でも、サヨナラは言わないょ」って。

偶然にも彼女の誕生日が納骨の日だと聞いたので、彼女がまだ自宅にいる間に、会いに行って来ようと思っている。

こうして、掛けることがない、でも消すことが出来ない番号が、又一つ増えた。


６月になって、月(ツキ)が変わって、上昇し始めているような感じがする。
友に、多くの人に見守られ、支えて頂きながら、やっぱり上(前）だけを向いて行こうと思う


５月１７日～３１日までの
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