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『アガサ・クリスティー 検察側の証人』 2016年イギリス

2022年04月03日 16時30分00秒 | ■映画・ドラマ
   "The Witness for the Prosecution"


先日、NHK BSプレミアムで放映(再放送)していた『アガサ・クリスティー 検察側の証人』を観ました。

-----story-------------
<前編>
ミステリーの女王、「アガサ・クリスティー」の名作をドラマ化した話題作。
裕福な婦人が何者かに撲殺される。
容疑者の青年「レナード」は妻がアリバイを証明できると訴えるが…。

夫と死別し、独りで裕福な生活をしていた年配の女性「エミリー・フレンチ」が自宅で撲殺された。
すぐに、その家に出入りしていた青年「レナード・ヴォール」が容疑者として逮捕される。
無実を訴える「レナード」の依頼を受けた弁護士「ジョン・メイヒュー」は、「レナード」から、犯行時間には自宅で妻「ロメイン」と一緒にいたと聞かされる。
アリバイが認められれば裁判で無罪を勝ち取れると確信した「メイヒュー」は、「ロメイン」に会いにいく。

<後編>
ミステリーの女王、「アガサ・クリスティー」の名作をドラマ化した話題作。
唯一のアリバイ証人である妻に裏切られた青年「レナード」
弁護士「メイヒュー」は裁判で勝てるのか?

裕福な「フレンチ夫人」を殺害した容疑で裁判にかけられた青年「レナード」
当初、「レナード」のアリバイを裏付けるために弁護側の証人として出廷するはずだった内縁の妻「ロメイン」は、逆に「レナード」の犯行を決定づける証人として検察側に寝返る。
窮地に追い込まれた「レナード」に勝ち目はあるのか? 
弁護士「ジョン・メイヒュー」は、「レナード」の無実を証明することに執念を燃やしていたが…。
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『検察側の証人』は、ミステリ作家「アガサ・クリスティ」の短編小説の中でも印象的で大好きな作品… もちろん、大好きな映画監督「ビリー・ワイルダー」がメガホンを持った『情婦』も何度か観ています、、、


詳細はネタバレになるので割愛しますが『情婦』は原作にない衝撃的などんでん返しが隠されていたのが印象的な作品でした… 2016年(平成28年)にドラマ化された本作品は、どんな結末が用意してあるのか!? 観るのを愉しみにしていた作品です。


1923年のイギリス・ロンドン、弁護士「ジョン・メイヒュー」が、殺人の容疑者の男性「レナード」の依頼を引き受ける… 被害者は裕福な年配の女性「フレンチ夫人」、、、


「フレンチ夫人」に気に入られていた「レナード」は、遺言で彼女の遺産を受け取ることになっており、金目当の犯行とされた… 無実を訴える「レナード」は、妻「ロメイン」が犯行時刻のアリバイを証明できると言う。


「メイヒュー」「ロメイン」に会い行くが…。


原作に比較的忠実な展開でしたねー 何が真実なのかわからないように混乱させておいて、唐突に真相が判明するシーンは鳥肌が立ちました… わかっちゃいるけど、えっ と思わせるような演出に感心しましたね、、、


「ジョン・メイヒュー」が海に消え、「レナード」は次は自分かも予感させられる結末の見せ方も余韻があって良かったです… 楽しめました。


「アガサ・クリスティ」のベスト3を挙げるとしたら『検察側の証人』は外せませんね… 残りの2作品は『そして誰もいなくなった』『アクロイド殺し』かな、、、

久しぶりに「アガサ・クリスティ」を読みたくなりました。


-----staff/cast-------------
監督:ジュリアン・ジャロルド
製作:コリン・ラッテン
原作:アガサ・クリスティー
脚本:サラ・フェルプス
出演:
 トビー・ジョーンズ ジョン・メイヒュー
 キム・キャトラル エミリー・フレンチ
 アンドレア・ライズブロー ロメイン・ハイルガー
 デヴィッド・ヘイグ チャールズ・カーター卿
 モニカ・ドラン ジェネット・マッキンタイアー
 ビリー・ハウル レナード・ヴォール
 ティム・マクマラン
 ヘイレー・カーマイケル アリス・メイヒュー
 ドリアン・ラフ








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