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『刑事モース~オックスフォード事件簿~「Case12 禁断の森」』 2016年イギリス

2020年10月09日 21時08分00秒 | ■映画・ドラマ
   "Endeavour :Prey"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『刑事モース~オックスフォード事件簿~「Case12 禁断の森」』を観ました。

-----story-------------
優れた観察眼と天才的なひらめき、若き刑事「モース」の秀逸な謎解きが展開!
極上の本格ミステリー。
留学生の女性が森を抜ける道で失踪…そこでは過去にも女性が襲われていた。

ブロンドの女子留学生が、夜間学校の帰りに森を抜ける道で失踪する。数年前にも同じ場所で、「サーズデイ」の娘「ジョアン」の同級生だったブロンドの女性が襲われる未解決事件が発生しており、「サーズデイ」は関連を疑う。
同じころ、森に舟遊びに出かけた若い男女のグループの一人が失踪、池から人の片腕が見つかるという事件が発生。
だが、なぜか腕以外は発見されなかった…。
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イギリスの推理作家「コリン・デクスター」が生み出し、「シャーロック・ホームズ」を抑えて“最も好きな探偵”第1位に選ばれたこともある「モース警部」… 彼の若かりし日々を描いたドラマシリーズの通算12話、第3シリーズの第3話にあたる作品です、、、


このシリーズ、ホントに面白い… 毎週、愉しみですね。


1967年6月はじめ、デンマークの留学生「イングリッド・ヒョルト」が行方不明となる… 「サーズデイ警部補」はちょうど4年前に襲われ、昏睡状態となった「サンドラ・ジョーダン」「イングリッド」が同じアップルハースト通りを通っていたことから、つながりを捜査する、、、

同じころ、川に遊びにきていた「リッキー・パーカー」が行方不明となり片腕だけが川岸で発見される、、、

更に、近くの森ホワイトウッズではバードウォッチャーの「モクセム博士」もテントが切り裂かれ、行方不明となり、周辺の民家でも羊や飼い犬が襲われるという事件が発生していた… 近くには貴族「モートメーン家」の屋敷クレヴコ・ホールが建っていた。

川で発見された「リッキー」の遺体の一部から、肉食動物に襲われたことが判明する… 警察と地元住民は山狩りを開始、そのとき、襲われた「ローレンツ博士」の遺体が発見される、、、

瀕死状態だった「ローレンツ博士」はスペイン語で「マニータ」と言い残していた… 「マニータ」「妹」という意味で「ガイ」の妹「ジョージーナ」を指していた。

「ジョージーナ」は元子守りで、「ローレンツ博士」に恋をしていたが、相手にされず、「ローレンツ博士」は子守りの「イングリッド」と付き合っていた… 「ジョージーナ」は過去にベンガルトラに襲われた過去があり、始末されたはずのそのトラがまだ生きていて、「ローレンツ博士」が密かに研究に使っていることを知り、犯行を計画、、、


「ジョージーナ」「ローレンツ博士」の研究所からトラの分泌物を盗み、「ローレンツ博士」のハンカチにかけ、トラに襲わせようとしたが、トラの世話係の「ゴギンズ」がカギをしっかりと閉めず、トラは檻から脱走… 公園の管理人の「ホッジズ」はイングリッドを車でホワイトウッドの森に連れ込み、襲おうとするが、「イングリッド」は逃げ出し、トラの分泌物がついたハンカチを持っていた「イングリッド」はトラに襲われてしまったのだった。

公園の管理人の「ホッジズ」「サンドラ・ジョーダン事件」で証拠があがり、逮捕されるが、激怒した「サーズデイ警部補」が暴力を振るい問題になる… 逃げ出したトラは次々と「リッキー」「モクセム博士」「ローレンツ博士」と次々に人を襲っていた、、、


トラはついに「モートメーン家」の屋敷の迷路に入り込み、迷路の中には「ジュリア」と子どもが… トラを仕留めようとした土地管理人「ジェフ・クレイヴェン」も犠牲に。

「モース」は飛びかかろうとするトラから「ジュリア」と子どもをかばおうとする… 間一髪で「ブライト警視正」がトラを撃ち殺し、「モース」たちは助かる、、、




「ローレンツ博士」を怖がらせて振り向かせたかっただけだという「ジョージーナ」は逮捕される… そして、「モース」は巡査部長になるための申請を出していたというエンディングでした。

いつもは頼りなさそうな「ブライト警視正」が大活躍… しかも、ムッチャカッコ良かったですね、、、


そして、公園の管理人「ホッジズ」の若い女性を狙った犯罪と、「ジョージーナ」「ローレンツ博士」を怖がらせようとした行動、偶然、そのタイミングでトラが逃げ出したこと… これらの要素が組み合わさって起きた事件だけに、真相が複雑でしたが、それだけに愉しめました。

来週も愉しみだなぁ。



-----staff/cast-------------
原案:コリン・デクスター
脚本:ラッセル・ルイス
演出:ローレンス・ゴフ
出演:
 ショーン・エヴァンス(エンデバー・モース)
 ロジャー・アラム(フレッド・サーズデイ)
 アントン・レッサー(レジナルド・ブライト)
 ショーン・リグビー
 ジェームズ・ブラッドショー
 ダコタ・ブルー・リチャーズ








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